ネガ

化学辞典 第2版「ネガ」の解説

ネガ
ネガ
negative

被写体明暗が逆転した階調で表現された写真.ネガティブまたは陰画ともいう.写真特性曲線が右上がりになる感光材料はネガ像を与えるが,反転現像法などの方法で逆転してポジ像とすることも場合により可能である.カラー写真のネガは,色彩補色で表現される.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

精選版 日本国語大辞典「ネガ」の解説

ネガ

〘名〙 (「ネガティブ」の略) 写真で、白黒の場合には陰陽が逆、カラーの場合には色相が補色の関係にある原版。陰画。ネガフィルム
※真理の春(1930)〈細田民樹〉手形の手品師「ネガにもなんにもしないで、真黒なまま送るんださうですから」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

カメラマン写真用語辞典「ネガ」の解説

ネガ

 “ネガティブ”の略で、陰画とも言う。被写体の明暗が反転して再現されたフィルムのこと。プリントする段階で反転し、通常の色調・階調の写真にする。モノクロネガとカラーネガがある。 → ポジ

出典 カメラマンWebカメラマン写真用語辞典について 情報

世界大百科事典内のネガの言及

【陰画】より

…ネガティブnegative,略してネガともいう。黒白写真のフィルムで写真を撮影して現像を行うと,被写体の明暗と逆の明暗の画像が得られる。…

※「ネガ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

なはの日

7月8日。沖縄県那覇市の町おこしを考える日として、ラジオ沖縄の番組「那覇が好き」のリスナー有志による「那覇が好き友の会」が制定。日付は「78(なは)」の語呂合わせから。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android