藤田螺子工業株式会社

当社は2020年に６つ目の海外拠点となるFRMX（Fujita Rashi Mexico, S.A. de C.V）を設立し、国内だけでなくグローバルカンパニーとして成長を続けています。当社が考えるグローバルカンパニーとは、ただ海外に拠点を構える「企業の国際化」ではなく、日本の高いレベルの技術を海外へ水平展開する「モノづくりのグローバル化」ができる企業です。この実現を目指して、現地の地域軸・供給軸・製品軸での最適な供給体制の構築と世界市場でのニーズの情報収集と分析を日々行っています。

ねじは皆さんの生活を支えている重要な部品です。身近なもので言うと、自動車，電車，飛行機といった乗り物や家具，家電といった家の中にあるものなど、さまざまな所に使われています。Fujitaは創立から80年間、ねじを幅広く提供する事で縁の下の力持ちとして社会に貢献し続けここまで成長してきました。この成長はねじを必要としてくれるユーザーの皆様や工場周辺の地域のご協力・ご配慮があってこそ。そんな思いから事業だけでなく地域社会への貢献にも力を入れています。2021年には「一般社団法人みつわ」を設立。将来を担う子どもたちのために幼稚園、保育園、子育てサークル・子ども食堂等への支援活動を行っています。

社員の成長が会社を成長させる。だからこそ今後のFujitaを担う社員の育成に力を入れています。大切なのはどのように育成するか。育成方法も環境の変化、人材の多様化に合わせて進化し続けなくてはならないと考えています。当社は3年前から「社員同士が学び合う」育成方法を取り入れ、社内教育の講師は社員が担当。先輩社員は80年の歴史を持つ「ねじづくり」の技術や知識を後輩へ伝え、後輩は別視点からの意見やアイディアを共有。役職・年齢問わず社員同士が学び合う事で新しい価値観や考えを作り上げ、将来のFujitaを育てています。