元TBS記者、発表2時間半前に「安倍晋三元首相がお亡くなりに」 批判に反論「二重三重の確認を取った」

元TBS記者の山口敬之氏、安倍晋三元首相の訃報を公式発表の2時間半前に伝え波紋

記事まとめ

  • 元TBS記者の山口敬之氏が安倍晋三元首相の訃報を公式発表前に伝え、波紋を呼んでいる
  • 「ご家族の知る前にSNSで書くとはけしからん」といった批判が相次いだ
  • 山口氏の説明によると、安倍氏の家族には十分配慮し、事実確認も念入りにしたという

元TBS記者、発表2時間半前に「安倍晋三元首相がお亡くなりに」 批判に反論「二重三重の確認を取った」

安倍晋三元首相(67)の訃報を公式発表前に伝えていた元TBS記者の山口敬之氏が、批判を受けて釈明している。

山口氏は発表の数時間前に、SNSで「お亡くなりになった」と投稿し、波紋が広がっていた。山口氏の説明によると、安倍氏の家族には十分配慮し、事実確認も念入りにしたとしている。

■情報源は「信頼できる情報筋」

安倍氏が2022年7月8日、演説中に銃撃されて死亡した。各報道では心肺停止と伝えられていたが、搬送先の奈良県立医科大附属病院が18時過ぎに会見を開き、失血死で死去したと公表した。死亡時刻は17時3分だった。

安倍氏が死去したとの情報は、数時間前に非公式ながらSNSで広まっていた。山口氏が15時36分、フェイスブックで「救命措置の甲斐なく安倍晋三元首相がお亡くなりになったとの情報が入りました」などと書き込んだためだ。情報源は「信頼できる情報筋」としていた。

投稿はまたたく間に拡散し、驚きをもって受け止められた。信頼できる情報か判断できず、混乱も一部で生じた。

山口氏は病院の会見が終わった19時3分、ふたたびフェイスブックを更新し、発信の経緯を次のように説明した。

「私は今日午後、安倍さんの近親者から『現場の病院から『蘇生は不可能』と連絡を受けた』との一報を受けました。そして20分後同じ人物から、延命措置(輸血)を止め次第死亡の発表をするとの情報が入りました。その後立て続けに、他の複数の情報筋からも『延命措置(輸血)を止め次第死亡の発表をする』『死亡確認のため家族が奈良に向かっている』との情報が入りました。私は独自のルートを使って、ご家族にこの事実が確実に伝わっている事を確認して、さらに安倍さんの他の近親者や関係各位にも確認をした上で、皆さんに報告しました」

山口氏に対しては、「ご家族の知る前にSNSで書くとはけしからん」「情報リテラシーが欠如している」などと批判が寄せられているというが、「ご家族にどのような情報がどのように伝えられたかを事前に確認していますから、『ご家族が知る前に発表した』という批判はあたりません」とした。

■「今後も記者として精進していく所存です」

続けて、「ご家族に情報が伝わり、昭恵さんが奈良に向かった事を確認した後も、さらに十分な時間をとって各方面に二重三重の確認を取った上で公開したのであって、ご家族への配慮や情報リテラシーの面でも問題があったとは思いません」と十分な事実確認をしたと主張する。

「政府が正式に発表するまでは報道すべきではない」との指摘には、次のように説明している。

「NHKの死亡の第一報は『自民党幹部によると、安倍元総理の死亡が確認された』というものでした。総理辞任や要人の死亡情報は、どのように報道するか非常に難しい。私も今回の書き込みについては、悩み抜いた末『確認された情報は出来るだけ早く報道する』というジャーナリズムの基本に立ち返って最終的に判断しました。ご意見はいろいろあるでしょう。皆さんの意見を真摯に受け止めながら、今後も記者として精進していく所存です」

山口氏は「誰よりも政権中枢を取材してきたジャーナリスト」を自称し、安倍氏に近い関係とされる。安倍氏に迫った著書『暗闘』『総理』がある。

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    安倍氏と親しいことを売りにしつつ、その死の報告では功名心に駆られて抜け駆けするという、この人たち特有の情の薄さというのは、さもありなんと言う感じがする。

  • 49

    >46 ℡O BS といっていいかもね

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    「昭恵さんの到着待つべき」

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