ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「しょう」の解説 しょうjiao 道教の祭祀の一つ。『隋書』経籍志 (唐代成立) にすでに現れ,現代にまで続いている重要な儀式。災厄から逃れることを目的とする。人間の寿命を推算し,供物を供え,焼香して,天神を祀り,除厄を願う「上章」という儀式があるが,夜中に祭壇を設けて王星列宿を祀り,酒を注ぎつつ上章を行うのが,しょうの起源である。現行のしょうには幾種類かあるが,大量の酒や干し肉などの供物を伴っている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報