株式会社ＤＰＧホールディングス（名証セントレックス上場企業　株価コード：3781）

　株式会社ＤＰＧホールディングス（株価コード：3781）は、名古屋証券取引所セントレックス上場企業である。
　㈱ＤＰＧホールディングスという社名は㈱データプレイスが昨年商号変更したもの。この商号変更登記と同時に会社分割としての新・子会社「㈱データプレイス」が設立された。セントレックス上場企業としての㈱ＤＰＧホールディングスの子会社であった㈱データプレイスは先日東京地裁に破産申請をした。
　ＤＰＧホールディングスがデータプレイスを名乗っていた０５～０８年までの間、この会社は買収を繰り返し資金を流出させていった。セントレックス上場日０５年１１月１７日から、データプレイスは、セントレックス市場に集まる投資家の資金を、会社買収という形で外部流出させる役割を果たし続けてきた。
　データプレイスという会社の実態を知らない個人投資家らは、データプレイスがワケは分らぬがＩＴ系らしい企業を買収したりそれにより特別損失を出したりするたび一喜一憂した。そして、買収～損失計上の内容を知る者達はその度に一喜一憂……することなく損することもなかった。
　また２００６年７月５日、データプレイスがアドバックスとの業務・資本提携をし、アドバックスがデータプレイスの第三者割当増資に応じ普通株式５，０００株を引受け、同時に、データプレイスがアフィリエイト・サービス・プロバイダの「クロス・エー株式会社」を株式交換により子会社化し、その際に５億円相当の資金が細川徳生の関連する有限会社グローバルキャピタルに流れたそうである。

インサイダー口座

　アドバックスグループには、儲けをＮＳＲ細川徳生に直接上納する部署（企業）もあれば、細川自身の個人資産を専門に運用する連中もいるそうである。
　当然の事ながら、この細川の個人資産を運用している山田某達には、相場の知識も無ければ投資顧問会社での運用経験も無く、恐らく罫線を引いた事すらないだろう。
　毎月々々、アドバックスを始めとした上場企業からの給料だけでも最低５，０００万円づつ増えていく細川の巨額の資産を「運用しろ」と言われればノルマをこなすのにはそれ相応の大変な事もしなければならないだろう。
　匿名組合とかいったものじゃなく、沢山の人達の借名の証券口座、ネットトレード口座。