小さな頃から他人の顔色ばかり見て来ました。
お母さんは私のせいで怒ってる…悲しんでる…
お父さんは家族に興味が無さそうだ。
ステータスの一部だ。
お兄ちゃんはこんな家族が嫌で遠くに住んでいる。
家族を捨てたんだ。
私は…本当はみんなが大好きだ。
お母さんを笑わせたいし
お父さんに振り向いて欲しいし、
お兄ちゃんに優しくなってもらいたい。
だけど…
これは私のワガママだ。
家族とは温かくて支え合うもの。
そんな理想があるからだ…
私の思い通りの家族にしたいだけ…
私は…そんな理想を自分の家族に向けた。
夫に愛され、子供達に愛され、幸せを味わいたかった。
だけど…
愛され方が分からない。
私なりに愛してみるけど…
自己満足のようにも感じる。
友達を避けて来た。
好きになっても、嫌われる。
捨てられる。
傷つかないように距離を取って来た。
この人はきっと私を好きだ!と思う人にはワガママになって…
結局捨てられた。
私は嫌われる人間なんだと開き直ったりもした。
本当は好かれたいし、大切にされたいのに…
段々と距離感や匙加減が分からなくなった。
私なりに大事にして来た人に捨てられた。
頑張っても無駄だと思った…
私には無理だと思った…
私に価値がないから…
そう思えば楽だった。
ずっと逃げて来た。
自分を理解し、自分を愛する事を。
言葉にしたらむず痒い…
けど…
やっぱり自分を大切に出来ない人は
他人も大事に出来ないのではないかと思う。
毎日毎日考えて…
毎日毎日反省して…
私ってダメだな…って思う。
だけど…
愛されたい。
せっかくこの世に生まれたのだから…
自分はちゃんと自分の頑張りを認めて
愛してあげたいと思った。
誰かに反論されたり、心無い言葉を受け取った時に、
あぁ、私はこんなにも頑張って来たけど…
まだまだ、足りないんだなと思ってました。
だけど、自分の限界を超えて頑張る事は結局自分を壊す事に繋がる…
確かに自分以外の人の言葉は私にとって貴重で、何よりも大切にしたいものだ。
ただ…
全員分の気持ちを受け止める事はおそらく無理だ…
成長のために、耳の痛い言葉、心に刺さって苦しい言葉も聞かなくてはならないと思って来ましたが…
傷つく言葉や、明らかに悪意があったり、無遠慮で無配慮な言葉は、意図的であろうと、なかろうと、嫌だなと思えば受け取らない選択をしてもいいという事が分かり始めた。
自分を守るために。
近くにいる大切な人達のためにも…
自分が自分を傷つけないように。
私がいなくなったら清々する人もいるかもしれないけど…
少なくとも、子供達はまだ私がいなくなったら困るだろう。
だから、精一杯生きなくては!
自らを追い込むのでは無く…
自らを大切にしながら。
私に出来る事があるなら…
私にも価値があるなら…
出来る事から少しずつやってみる。
自信を持てるように。
トレーニングは必須ですね