スタジオも本編VR化と同じ手順でVR化が可能ですが、IK操作等の一部操作が不可能でした。
スタジオの操作にも対応したVR化MODリリースされました。スタジオもVRでプレイできるようにしましょう。
※公式対応ではありません。MODの導入は自己責任です。
12/31 スタジオ専用MOD用に更新
01/12 ZIPMOD対応版に更新
目次 [表示]
コンセプト
イリュージョンが可能にした全く新しい「ハイクオリティ3Dアニメキャラ」!
キャラメイクを超えた「キャラクターデザインシステム」!30性格の女の子達と過ごす「いちゃらぶ学園ライフ」!
これらがすべて入った最高の「3DキャラメイクH恋愛シミュレーション」それが『 コイカツ! 』です!
あなたが生み出した、理想の3Dアニメキャラクター達とあなただけの学園生活を思う存分楽しんでください!
3DキャラメイクH恋愛シミュレーション 『コイカツ』 コンセプトページ
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前提条件
コイカツとSteamVRのインストール、HMD(Vive等)の設置と各種設定も完了した状態にしておきます。前提条件として、本編VR化(ZIPMOD対応)が済んでる状態のファイル・フォルダ構成とします。
本編VR化(ZIPMOD対応)をしていない方は、本編VR化を行なった上で進めてください。
コイカツのファイルを弄る
VR化するためにコイカツのファイルを弄る必要があります。UABE(Unity Asset Bundle Extractor)というファイルを展開できるソフトを使用します。
UABEをダウンロード
UABEをこちらからダウンロードします。64bitをダウンロードしてzipを解凍してください。
UABEを使用してファイルを展開
解凍したUABEを起動「File → Open」からコイカツのインストールフォルダにある
「CharaStudio_Data / globalgamemanagers」を開いてください。
※ globalgamemanagersはバックアップをオススメします。
「Path ID」が11の「Type」が「Build Settings」となっている行を選択し、「Export Dump」をクリックしてテキストファイルを保存してください。
保存完了後も、UABEはそのまま起動した状態にしてください。
テキストファイルを修正
保存したテキストファイルをメモ帳等で開き、30行目の「0 vector enabledVRDevices」から32行目の「0 int size = 0」までを下記のように変更して保存してください。
変更前
0 vector enabledVRDevices
0 Array Array (0 items)
0 int size = 0

変更後
0 vector enabledVRDevices
0 Array Array (2 items)
0 int size = 2
[0]
1 string data = "OpenVR"
[1]
1 string data = "None"

参考
上記変更で起動できない場合があります、その場合は下記の変更を試してみてください。変更後2
0 Array Array (2 items)
0 int size = 2
[0]
1 string data = "None"
[1]
1 string data = "OpenVR"

UABEでファイルを戻す
UABEの画面へ戻り、先ほど修正して保存したテキストファイルをインポートします。「Import Dump」をクリックし、修正したテキストファイルを選択します。
下の「OK」をクリックすると、変更を保存するか表示されるので、「はい」を選び、globalgamemanagersを保存します。
※ 現在開いているglobalgamemanagersへ上書き保存は出来ません。
保存先は、コイカツのインストールフォルダの「CharaStudio_Data」へ保存をオススメします。一旦適当な別名で保存してください。
デスクトップ等に保存した場合、ファイルが壊れてしまう事があります。
別名で保存したglobalgamemanagersを、コイカツのインストールフォルダにある「CharaStudio_Data / globalgamemanagers」と入れ替えてください。
MODをダウンロード
スタジオ用VR化MODをこちらからダウンロードしてください。ダウンロードしたzipを解凍してください。
出てきた「Koikatu」フォルダの中にある「BepInEx」と「CharaStudio_Data」をコイカツのインストールフォルダへコピーしてください。
ショートカット作成
VRで起動するためにショートカットを作成します。「CharaStudio.exe」の上で右クリックをし、ショートカットの作成をクリックします。
「CharaStudio.exe - ショートカット」というショートカットが作成されます。
作成されたショートカットを右クリックしプロパティを表示し、リンク先の末尾に「 --studiovr」と追加してください。先頭に半角スペースを必ず入れて区切ってください。
起動してみる
SteamVRを起動した状態で、「CharaStudio.exe - ショートカット」を実行してください。SteamVRステータスにCharaStudioと表示されていれば導入成功です。
スタジオのゲーム画面がコントローラーに表示されたのを確認したらソフトを終了してください。
表示されない場合、ここまでの手順で間違えている箇所があります。
操作方法
※以下コントローラーはViveで確認した操作方法です。oculusや他HMDと異なる場合があります。コントローラーの切り換え
メニューボタンを押すことでコントローラーの役割を切り換えることができます。ゲーム画面
ワープ・移動
GripMove
ゲーム画面操作
ゲーム画面がコントローラーに表示されます。ゲーム画面の操作は、非VRの通常モードと同じなので、通常モードをプレイしていればVRでも特に問題ないと思います。
コントローラーの1つをゲーム画面にした状態で、もう1つのコントローラーをゲーム画面へ向けると、コントローラーからレーザーポインターが出てきます。
これがマウスカーソールの役割になり、ゲーム画面へ向けて選びたい項目等にポインターを当てた状態でトリガーを握れば選択できます。
グリップボタンを押すと、ゲーム画面を空間内に固定することができます。
再度押すとコントローラーへ戻ります。
移動方法
コントローラーの移動状態で、ワープとグリップ移動が可能です。ワープ
トラックパッドを撫でると表示されるエリアへトラックパッドを押すと移動できます。
グリップ移動
動きたい方向へコントローラーを出し、グリップを押して引くと進むことができます。
高さや微調整はグリップ移動がオススメです。
視点回転
トラックパッドの左右を押すと、視点を左右へ動かすことができます。
GripMove
- GUIスクリーンは常に宙に浮いています。トリガーを使用してGUIスクリーンを掴み、移動、回転させることができます。- "メニュー"ボタンを 1.5 秒押すと、GUIスクリーンの位置を初期化します。
- IKおよびFKのマーカー(青や赤の球体)をトリガーを使用して掴み、移動、回転させることができます。
- キャラクターやオブジェクトのマーカー(足元の緑の球体)をトリガーを使用して掴み、移動、回転させることができます。
- スケール調整モード(画面左下のScaleボタンから選択)ではスケールのマーカー(緑の球体)をトリガーを使用して掴み、移動させることで、スケールを変更できます。
- ワークスペース(GUI上右側)のツリー選択で、オブジェクトの選択と非選択を行うことができます。
シーン上のキャラクターの選択球(緑球)にコントローラーを合わせた状態でタッチパッドを押すと単一選択することができます。
もしくは
GUI画面上でカーソルをオブジェクトに合わせてタッチパッドを押すと、複数選択を行うことができます。
VR化 ZIPMOD対応
スタジオ専用のVR化MODのおかげで、VRコントローラーでスタジオの操作が可能になりました。キャラの位置調節等は、非VRよりVRで操作した方が感覚が分かりやすく操作しやすいです。
また、ZIPMODにも対応していますので、ZIPMODを使用している人もキャラを読み込めると思います。
スタジオならではのプレイもありますので、スタジオも楽しんでいる方はVR化をオススメします。
こんにちは。丁寧な解説をありがとうございます
大変参考になります
「テキストファイルを修正」の項目なのですが
[0]
1 string data = "None"
[1]
1 string data = "OpenVR"
なのか、あるいは
[0]
1 string data = "OpenVR"
[1]
1 string data = "None"
なのか2通りの書き方になっていますが、どちらが正解でしょうか…?