以前紹介した本編VR化MODですが、最近主流のZIPMODには対応していません。
ZIPMOD対応の本編VR化MODがありますので、今更感がありますが紹介したいと思います。
※公式対応ではありません。MODの導入は自己責任です。
目次 [表示]
コンセプト
イリュージョンが可能にした全く新しい「ハイクオリティ3Dアニメキャラ」!
キャラメイクを超えた「キャラクターデザインシステム」!30性格の女の子達と過ごす「いちゃらぶ学園ライフ」!
これらがすべて入った最高の「3DキャラメイクH恋愛シミュレーション」それが『 コイカツ! 』です!
あなたが生み出した、理想の3Dアニメキャラクター達とあなただけの学園生活を思う存分楽しんでください!
3DキャラメイクH恋愛シミュレーション 『コイカツ』 コンセプトページ
![]()
事前に
SteamVRのインストール、HMD(Vive等)の設置と各種設定も完了した状態にしておきます。無料で衣装等が追加される追加データの適用をオススメします。
動作確認は「キャラデザ強化パック & CHARA STUDIO 02/01更新版」で確認しています。
コイカツのファイルを弄る
VR化するためにコイカツのファイルを弄る必要があります。UABE(Unity Asset Bundle Extractor)というファイルを展開できるソフトを使用します。
UABEをダウンロード
UABEをこちらからダウンロードします。64bitをダウンロードしてzipを解凍してください。
UABEを使用してファイルを展開
解凍したUABEを起動「File → Open」からコイカツのインストールフォルダにある
「Koikatu_Data / globalgamemanagers」を開いてください。
※ globalgamemanagersはバックアップをオススメします。
「Path ID」が11の「Type」が「Build Settings」となっている行を選択し、「Export Dump」をクリックしてテキストファイルを保存してください。
保存完了後も、UABEはそのまま起動した状態にしてください。
テキストファイルを修正
保存したテキストファイルをメモ帳等で開き、76行目の「0 vector enabledVRDevices」から78行目の「0 int size = 0」までを下記のように変更して保存してください。
変更前
0 vector enabledVRDevices
0 Array Array (0 items)
0 int size = 0

変更後
0 vector enabledVRDevices
0 Array Array (2 items)
0 int size = 2
[0]
1 string data = "OpenVR"
[1]
1 string data = "None"

参考
上記変更で起動できない場合があります、その場合は下記の変更を試してみてください。変更後2
0 Array Array (2 items)
0 int size = 2
[0]
1 string data = "None"
[1]
1 string data = "OpenVR"

UABEでファイルを戻す
UABEの画面へ戻り、先ほど修正して保存したテキストファイルをインポートします。「Import Dump」をクリックし、修正したテキストファイルを選択します。
下の「OK」をクリックすると、変更を保存するか表示されるので、「はい」を選び、globalgamemanagersを保存します。
ここでは「globalgamemanagers2」という名前で保存します。
※ 現在開いているglobalgamemanagersへ上書き保存は出来ません。
コイカツのインストールフォルダの「Koikatu_Data」に保存をオススメします。一旦適当な別名で保存してください。
デスクトップ等に保存した場合、ファイルが壊れてしまう事があります。
別名で保存した「globalgamemanagers2」を、コイカツのインストールフォルダにある「Koikatu_Data / globalgamemanagers」と入れ替えてください。
MODをダウンロード
BepInExを導入
MODの動作に必要なプラグインBepInExの導入が必要です。すでに導入済みの場合は飛ばしてください。
動作確認は「v4.1.2」で確認しています。v5.0では確認していません。
ダウンロード
この記事では「v4.1.2」を使用します。「BepInEx_x64_v4.1.2.zip」をこちらからダウンロードしてください。
解凍
ダウンロードしたzipを解凍し、コイカツのインストールフォルダへコピーしてください。本編VRMODを導入
本編VRMODを導入します。「KoikatuVR.v0711.zip」をこちらからダウンロードしてください。
解凍
zipを解凍し、コイカツのインストールフォルダへコピーしてください。起動してみる
とりあえず導入が成功しているかの確認も兼ねて1度起動してみます。SteamVRを起動した状態で、「Koikatu.exe」を実行してください。
SteamVRステータスにKoikatuと表示されていれば導入成功です。
ゲームのタイトル画面がコントローラーに表示されたのを確認したらソフトを終了してください。
表示されない場合、ここまでの手順で間違えている箇所があります。
本番前に
このままでも問題なくプレイできますが、キャラに近づくと、頭や体の中身が見えてしまいますので、キャラまでの距離を調整をします。先ほどの初回起動時に、コイカツのインストールフォルダに「VRContext.xml」というファイルが作成されています。
「VRContext.xml」をメモ帳などで開き、21行目にある「NearClipPlane」の数値を「0.01」へ変更して保存しましょう。
これでかなり近づいても貫通することなくプレイができるようになります。
没入感アップの為に変更を強くオススメします。
キャラが全裸、ハゲる
ZIPMODを使用したキャラが、全裸かハゲた状態で校内を移動することがあります。話し掛けると正常な状態になりますが、校内を移動中はローポリで動くのが原因で、ハイポリ化することで回避可能です。
ハイポリ化が可能になる「KK_ForceHighPoly」というMODを導入します。
※かなり重くなります。ハイスペック且つメモリが最低16GBはないと重すぎてプレイできません。
低スペックPCの場合導入はオススメしません。
KK_ForceHighPoly
こちらから「ForceHighPoly」をダウンロードしてください。ダウンロードしたZIPを解凍して出てきた「KK_ForceHighPoly.dll」を「BepInEx」フォルダへコピーしてください。
補足
私の環境では服は表示されましたが、ハゲは回避できませんでした。環境によってうまくいかない事があるようです。
操作方法
※以下コントローラーはViveで確認した操作方法です。oculusや他HMDと異なる場合があります。
コントローラーの切り換え
メニューボタンを押すことでコントローラーの役割を切り換えることができます。ゲーム画面
ワープ・移動
キャラ移動
ゲーム画面操作
ゲーム画面がコントローラーに表示されます。ゲーム画面の操作は、非VRの通常モードと同じなので、通常モードをプレイしていればVRでも特に問題ないと思います。
コントローラーの1つをゲーム画面にした状態で、もう1つのコントローラーをゲーム画面へ向けると、コントローラーからレーザーポインターが出てきます。
これがマウスカーソールの役割になり、ゲーム画面へ向けて選びたい項目等にポインターを当てた状態でトリガーを握れば選択できます。
グリップボタンを押すと、ゲーム画面を空間内に固定することができます。
再度押すとコントローラーへ戻ります。
移動方法
コントローラーの移動状態で、ワープとグリップ移動が可能です。ワープ
トラックパッドを撫でると表示されるエリアへトラックパッドを押すと移動できます。
グリップ移動
動きたい方向へコントローラーを出し、グリップを押して引くと進むことができます。
高さや微調整はグリップ移動がオススメです。
視点回転
トラックパッドの左右を押すと、視点を左右へ動かすことができます。
キャラ移動
あまり操作確認ができていませんので、MOD配布先の操作方法を掲載します。https://github.com/vrhth/KoikatuVR#操作方法
新たに学校のアイコンのツールが追加されています
このツールの状態での操作(oculusでやってるのでviveでの確認してません)
※ポインターが浮いてるウィンドウにあたってるときはこれらの操作はできないので注意
トリガー
HMDが向いている方向に移動(カメラも追従)
VRSettings.xmlで目線の高さを変更できます
UsingHeadPosがtrueのときはキャラクターの目線の高さ、 falseのときはStandingCameraPosとCrouchingCameraPosの値による高さになります
オマケ:しゃがむとその高さになるので実際にしゃがみながらやると楽しい
※ダッシュだと酔いやすい&操作しにくかったので、歩き(Shift押し)にしてます。
※酔い注意(特にキャラクターの目線の高さを使うと歩くとき上下に揺れるので酔いやすい)
HMDの高さによる立ちしゃがみの切り替え
HMDの高さが一定を下回る(上回る)としゃがみ(立ち)ます VRSettings.xmlのCrouchByHMDPosで有効無効、 CrouchThrethouldとStandUpThrethouldでどの高さで実行するかを設定できます ※値はHMDの基準位置とHMDの現在位置の差
グリップ
カメラの位置にプレイヤーキャラを移動
押しっぱなしで現実で動くと仮想空間でも動き回れる
スティック(タッチパッド)
上 F3
下 F4
左 左回転
右 右回転
中央 右クリック
※全て倒すだけでなく押し込む必要あり
ぱいタッチなど、3Dモデルをクリックする操作について
会話時は、VR上で真正面にアップで表示されている状態にしてウィンドウの真ん中らへんをクリックでなんとか(ようはHMDじゃなくて通常のディスプレイのほうでの表示をクリックする)
H時は不可能ではないもののウィンドウ内でのマウスの位置と対応する3D空間での位置がわかりにくすぎるので、困難 (本編で愛撫で絶頂させる必要がある場合はマクロの使用を推奨)
リモコン操作
以前の通りマウス左クリック(MenuToolのトリガー)でリモコン操作できるので、場面によってはそのほうが便利かも
ZIPMOD対応
ZIPMODを使用していなかったので紹介していませんでしたが、最近はZIPMODを使用したキャラが多く、キャラ自体が読み込めないことが多かったのでZIPMOD環境へ移行しました。今後はこの記事の方法で本編化した方がいいでしょう。もうIPAはいらない子になってきた気がしますね。
いつもありがとう、参考にします