近所の牛乳を朝一番に飲む男
牛乳が便で配達されていた時代、近所のヤクルトをずっとパクって飲んでいたやつがいる。
ちょうど集団登校の集合場所の家のヤクルトで、そこの寡婦のお姉さんは、ヤクルトが配達されていたことをずっと知らないまんま、引っ越していったそうだが、そんなことあんのかい?
犯人?
俺だよ、俺!
俺がずっとパクって飲んでいたんだ。
すみません。
俺より悪い奴がいて、配達された牛乳を盗む輩がいた。
これは俺じゃなく、うちも被害に遭った。
おっさんが逃げてゆくのを目撃したことがある。
せめて中学生だったら追跡して優作並みの飛び蹴りを食らわせていたことだったが。
大都会パート2 第12話 人質射殺7.PM面白かった。
監督は村川透。
ゲストは「サーフシティブルース」のゴウダこと河原崎次郎、優作同郷の片桐竜次。
優作が押し売りとして現場に潜入するが、これがなんともおかしい。
アドリブも連発。
真骨頂だ。
ラストのあっという間のどんでん返しもいい。
とらわれてボコボコにされた優作に、「すまん、もっと早く助けてやれなくて」と語りかける黒岩。
照れくさそうな、嬉しそうな、はにかみ笑顔の優作。
これは演技を超えてマジだな。
西部警察最終回で、渡哲也を射殺する犯人役のオファーを「演技とはいえ、渡さんを射殺する役はできません」と固辞したという、優作の想い。
代わりに演じたのは原田芳雄。