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【JO1】デビュー3年目!後輩グループ【INI】はどんな存在?

2022.06.27

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デビューシングル「無限大」、ドキュメンタリー映画「未完成」など、漢字三文字のタイトルが印象的なJO1の作品群。そこで今回は、漢字三文字のテーマで、JO1のメンバーにまつわるストーリーやKIZUNAについて語ってもらった。3年目になって、「今ものすごくいい雰囲気」と語るその言葉は、彼らが生み出す音楽のようにヴィヴィッドだ。

漢字三文字からひもとくJO1の現在図

先駆者

オーディション番組からデビューした日本のボーイズグループとして、道なき道を進む彼ら。いくら仲間がいるとはいえ、最初の一歩を踏み出す怖さは感じないのだろうか。

與那城「不安とか怖さは少しもないです。物事って、なんでもやってみないと、それが正解か不正解かはわからない。目の前に、何かやりたいことがあるのに、やらないで後悔することが、人生を一番つまらなくするんじゃないかと僕は思います」

金城「デビューして以来、ずっと応援してくださるJAMのみんながいて、サポートしてくれる会社があって、スタッフさんがいて、何よりいつも近くにメンバーがいてくれる。だから、僕もネガティブな気持ちになったことは一度もないです」

木全「僕が不安だったのは、オーディションを受ける前かな。学校にも通っていて、奨学金も返さなきゃいけなかったし、夢を追うのか、1年留年するのか、かなり無謀な賭けに出てた(笑)。もしあの時、オーディションに受かっていなかったら自分は今頃どうなっていたのかともよく考えるけど、最初はがらんとしていた事務所が、今は、『狭いね』って言われる。そんな変化に立ち会えていることがホントにすごいなと思います」

川西「僕は、デビューしてからずっと、先駆者とかそういうのは全然意識してなくて。自分達はこのエンタテインメントの世界では、まだまだいちばん下っ端なんです。だから、あとは上がるだけって(笑)」

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昨年11月には後輩INIがデビュー。後輩ができたことに、多くのメンバーが「プレッシャーは感じない」と語る中、「プレッシャーに弱い」とカミングアウトしつつも意志は揺るがないというメンバーもいた。

與那城「僕たちには僕たちの見せ方があって、それぞれの個性を大事にすることができるのがエンタテインメントの世界だと思う。一緒に盛り上がっていきたいです」

川尻「僕は嬉しいです。2グループがどっちも成功すればいいなって思います」

鶴房「仲良くはしたいけど、まだお互いに自分たちのことで一杯一杯だと思うので……。『うまいなあ』『すごいなあ』と思うこともあるけど、それぞれがそれぞれの個性をうまく伸ばし、互いに大きくなることを願っています」

佐藤「僕は正直、プレッシャーを感じています。もっともっと上を目指さなきゃならないし、会社を引っ張っていくためには、初代の僕たちがしっかりしないとって。だからって何かが変わったわけじゃないけど」

大平「JO1は会社にとって最初にできたグループなので、カッコイイ姿でいたいなとは思うかな。今までどおりナチュラルに、でもカッコよくありたいです」

豆原「僕は元々プレッシャーを感じやすいタイプなので、今この瞬間にも新しいグループが生まれて、成長していると思うと普通に怖い(笑)。でも、そのヒリヒリした感じを、エネルギーに変えることができるのが、僕らみたいなお仕事の良さでもあると思う」

河野「僕もまめちゃんと同じでプレッシャーはあるけど、ライバルや後輩の存在によって、自分たちもパワーアップできるような予感はしてる。現にどんどん団結力が上がってるし、JO1の色をもっともっと出していきたいと思うようになったしね」

白岩「比べる必要はないし、いろんなボーイズグループと刺激し合うことで、自分たちも成長できるタイミングだと思う。これだけいろいろなグループがお互いに切磋琢磨し合えるのは、いい時代だなと思います」

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未完成

3月に公開された、JO1のドキュメンタリー映画「未完成」。デビューからの約2年間に密着した映像は、これまでの苦悩や葛藤など、等身大の彼らを知ることができる内容になっている。

與那城「僕たちの軌跡がじっくり描かれていて、JO1がどういったグループで、どういうストーリーを持って今に至っているかがわかる、すごくメモリアルな映像になりました。ファンの人からは、『リアルな葛藤が見られて良かった』『JO1がもっと身近になった』と言われました」

佐藤「うん。まさに映像の中に、僕たちの人生が切り取られているなって思った。すべてをさらけ出すことって恥ずかしいけど、僕たちを知らない人に知ってもらうための名刺がわりのような作品になりました」

川尻「この2年間、体感としてはすごく早かったんだけど、映画を観たら、『いろんなことがあったなぁ』って。古い友達や、前の仕事の仲間から『観たよ!』ってたくさん連絡をもらえたことも嬉しかったな」

鶴房「どちらかというと、この2年間は長かった(笑)。だから2時間じゃ伝えきれないことも多かった気がした。でも、『俺はこんなに頑張ったんだ……』って思って泣いちゃったけどね(笑)。もし、3年目、4年目を映画にするなら、タイトルは『微完成』かな(笑)」

大平「あっという間の2年間だったことを改めて感じました。映画の中に映されていないいろんなことを思い出して、今後の自分の課題も見えてきたけど、それは内緒です」

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豆原「作品自体はすごく良かったけど、自分に関してはちょっと調子に乗ってるなぁ、と(苦笑)。インタビューでは本音を話していたので、見る人によっては『嫌だな』って思ったかもしれない。でもそれもドキュメンタリーなんです」

川西「僕は密着に慣れなくて、もっと自然体の姿をお見せできたらよかったのにと思いました。別に、カメラがあるからといって“JO1の川西拓実”を演じていたわけじゃないんですよ。でも、観てて『硬いな〜』って(笑)」

白岩「もっと飛びたいなぁって思いました。グループで叶えたい夢、個人で叶えたい夢映画を観ていたらいろんなことが明確になった! だからもっと飛躍したいです」

金城「僕が休んでいる間の、みんなの姿がすごくカッコよかったです。練習をひたすら頑張っていたり、僕に対しての思いを言葉にしてくれたり。見えない未来に向かって突き進むエネルギーが、みんなと同じ体験をしていなくても、ちゃんと伝わってきました。何より『OPEN THE DOOR』で、JAMのみんなのエネルギーが会場に充満して、それを受けて、メンバーの表情がものすごくイキイキしているのを見て、僕は、感極まって泣いてしまいました。映画が終わった後も、しばらくの間立てなかったです」

河野「僕のおじいちゃんも泣いたみたいです。『観たよ』って、おばあちゃんと一緒に映画館で撮った写真を送ってくれたことがすごく嬉しくて。続編ができるよう頑張りたいです」

木全「僕たちが夢を追いかける姿を、映画にしたいと言ってくれる方がいて形になったわけで。今後も僕たちを取り上げたいと思ってもらえるように誠意をもって、謙虚に生きていきたいです!」

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Model:JO1 Photo:ISAC(SIGNO) ,Saeka Shimada Styling:Taichi Sumura Hair & Make-up:Mika Sasaki, Sayuri Nishio,Seika Shimada, Yuko Tamura,Akane Komoto, Yuka Kakihara Composition:Yumiko Ito Interview&Text:Yoko Kikuchi,Satoshi Asahara,Julie Gisen Cooperation:EASE