セブンイレブン、秋田県横手市と包括連携 記念商品も
セブン―イレブン・ジャパンは秋田県横手市と包括連携協定を結んだ。両者の資源を活用し、地域活性化や市民サービス向上を目指す。内閣府の制度を活用し、社員が同市に出向したのを機に包括連携につながった。協定を記念して「横手やきそば」など2つの商品も県内で発売した。県内の市町村との同協定は初めて。
協定項目の一つに「地産地消・市の特産品の販路拡大」がある。有数のしいたけ産地である同市で収穫したしいたけを使ったおむすび(156円)、地域を代表するご当地グルメ「横手やきそば」(486円)を発売した。県内113店舗(11月末時点)で取り扱う。
おむすびは肉厚で食べ応えのあるしいたけを使用。ベーコンを炒め、バター醤油(しょうゆ)風味に仕立てた。横手やきそばは市内30店が名を連ねる協同組合の横手やきそば暖簾(のれん)会の認定を受けた。もちもちとした中太麺の焼きそばのうえに大きな半熟の目玉焼きをのせ、カツオと昆布の出しを加えた特製のソースを使った。
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