番組詳細
THE名門校【函館ラ・サール…北海道から世界へ!50人大部屋で寮生活?】
北の名門!函館ラ・サール中学校・高等学校▽生徒の半数以上が他県から!人気の秘密は▽50人の大部屋で寮生活!スマホも禁止?▽往復2時間!母の運転で通学する生徒の夢
番組内容①
今回の名門校は北海道の函館ラ・サール中学校・高等学校。設立は1960年。カトリック系の男子校で、生徒の半数以上が他県からの越境入学者だ。その人気の秘密に迫った。函館市の中心部から車で走ること約10分…シンプルで清潔感のある校舎が見えてくる。敷地に入る正門には扉が無い。「常に開かれた学校を」という姿勢がうかがえる。そんな学校に通うのは中高合わせて578人。高校生になると私服通学も許されている。
番組内容②
日差したっぷりの明るい玄関ロビーを抜けると、蔵書5万冊以上の図書館が。カトリック系だけあって宗教関係の本も充実している。荘厳な雰囲気の聖堂は、生徒たちが心を落ち着ける空間だ。さらに進むと北国らしく暖房完備の体育館と広大なグラウンドが。ここで全国的な強豪であるラグビー部を始め、野球部や柔道部などが、日々、汗を流している。食堂も充実。取材した日のメニューはピラフにメンチカツ。男子生徒には嬉しい味だ。
番組内容③
そして、最も函館ラ・サールらしい施設といえば、生徒の半数以上が暮らす学生寮だ。その特徴は、なんと50人一緒という大部屋。中学生から高校1年生が、学年ごとに1部屋で寝食を共にしているのだ。1人あたりのスペースは、1畳ほどのベッドとロッカーひとつだけ。スマホ・携帯は禁止。さぞ息苦しい生活かと思ったら、生徒たちは皆「この大部屋だから楽しい」という。分け隔てなく仲間と語り合える環境が成長を促してるのだ。
番組内容④
そんな中、カメラは2人の生徒に注目した。1人は寮に暮らす高3生。商社マンの父を持ち、タイやメキシコで暮らしてきた帰国子女だ。将来は父のように世界で活躍したいが、そのためには海外の大学へ進学するべきかで悩んでいた。そしてもう一人は道内の自宅から通う高2生。医学部に進む夢を持ってラ・サールに入学したが、毎日往復2時間の自動車通学。運転してくれる母を気遣っていた。北の大地で将来を模索する青春に密着した。
出演者
【ナレーション】小栗有以
番組概要
行きたい学校が見つかる“テレビ学校訪問”伝統と歴史ある日本の『名門校』に一歩足を踏み入れるとどんな風景が広がってるのか?現役の生徒たちはどんな思いで何を目指して日々「熱い青春」を燃やし続けているのか?学校のホームページや卒業生の言葉だけではわからない「名門校の生の姿」を伝えていく情報ドキュメンタリー。
『行きたい学校が見つかる!なりたい自分が見つかる!』番組です。
受賞歴
2020年日本民間放送連盟賞 番組部門<エンターテインメント番組>優秀賞
テーマソング
【テーマソング】ほのかりん「ヒーロー」
その他
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