ご挨拶
ブレスト&イメージングセンター
院長 福田 護
現在、わが国において乳がんは女性のがん罹患率の第一位であり、30歳から64歳の女性のがんの死亡率の第一位を占めています。特に大都市での死亡率が高く、その罹患率と死亡率は年々増加しています。
乳がん治療で高い評価を得ている聖マリアンナ医科大学病院では、乳がんの患者さんが多くなり外来が混雑し、患者さんの診療環境に悪い影響を与えています。そこで、この状況を改善し、同時に先端的な画像診断の導入を目的に、乳がんなどの乳腺疾患に特化したブレスト&イメージングセンターを開院しました。
本施設はがん拠点病院が開設する日本で初めての本格的な独立型のブレストセンターです。同センターでは、World Class Care(世界最高水準のケア)をモットーに、高い知識と技能を兼ね備えたスタッフによるチーム医療を提供します。わが国の乳がん診療の中心施設になることを目指します。
一方、イメージングセンターは、乳がんに対する正確かつ先端的な診断を行うとともに、地域の画像センターとして発展したいと考えています。本施設のスタッフ全員が一丸となって患者さん中心の医療を行います。
略歴
昭和44年3月 | 金沢大学医学部卒業 |
昭和46年6月 | 国立がんセンターレジデント |
昭和49年6月 | 聖マリアンナ医科大学第1外科助手 |
昭和50年7月 | 米国、ニューヨーク、Memorial Sloan-Kettering Cancer Center 外科レジデント |
昭和51年7月 | 同病院外科クリニカルフェロー |
昭和52年7月 | 米国、バージニア大学外科リサーチインストラクター |
昭和53年7月 | 聖マリアンナ医科大学第1外科助手 |
昭和57年1月 | 聖マリアンナ医科大学第1外科講師 |
平成4年7月 | 聖マリアンナ医科大学第1外科助教授 |
平成9年7月 | 聖マリアンナ医科大学病院乳腺・内分泌外科部長 |
平成14年4月 | 聖マリアンナ医科大学病院外科学(乳腺・内分泌外科)教授 |
平成21年3月 | ブレスト&イメージングセンター 院長に就任 |
- 日本乳癌学会 名誉会員
- 日本乳癌検診学会 名誉会員
- 日本オンコプラスチックサージャリー学会 名誉会員
- 日本癌治療学会 功労会員
- 日本がん検診・診断学会 名誉会長
- 日本臨床外科学会 評議員
- 認定NPO法人 乳房健康研究会 理事長
専門医・認定医等
- 日本外科学会指導医
- 日本外科学会専門医
- 日本乳癌学会乳腺専門医
- 日本乳癌学会乳腺認定医
- 日本がん治療認定医機構暫定教育医
- 検診マンモグラフィ読影認定医
- 乳房再建用エキスパンダー/インプラント責任医師