忍びの日記

絵についての話と私の考え

先生が「勉強は贅沢品だ」と公然と言い切ってしまうヤバさ

ネット以前の社会だと、考え方がおかしな人は社会に出てこれませんでした。

しかし、ネットが使われるようになって、公然と「おかしなこと」を言い切って注目を浴びようとする人が目立つようになりました。

たとえば、塾や予備校の先生が「勉強は贅沢品だ」と公然と言い切ってしまうのは、非常にヤバいです。

先生としては、「勉強は贅沢品と思ってもらう」→「オレがやっていることは高級なことだ」とでも言いたいのでしょう。

しかし、「勉強は贅沢品」となってしまえば、「勉強は贅沢品だからしても仕方がない」「バカな人がいるのは当たり前なんだ」という認識に社会全体がなり、非常に悪影響になります。

毎日、飲む打つ買うで路上で喧嘩ばかりして、腹が立ったら人を殺す。

そういう人が増えるのが、先生としての使命なのでしょうか。

「学がない人」が増えてしまえば、当然ですが目先の欲得だけに駆られ、衝動的な行動を取る人がどんどん増えていきます。

私は、一度でもそういうことを公然と言ったならば、もうその人は先生として、ふさわしい人ではないと考えます。

目先の利益に目が眩んで、言ってはいけないこと、やってはいけないことをしてしまう人は、少なくとも公に出すべきではありません。

精神疾患に関する理解が少ない日本

精神疾患とは、いわば心の怪我です。

包帯だらけの怪我人を見て、怪我人に鞭打つような態度をとる人は少ないと思います。

しかし、こと精神疾患となると、見た目は健常者と変わらないため、「怠けてる」「甘えてる」などという印象が強くなりがちです。

しかし、科学では精神疾患が存在するのは認められているため、精神疾患について正しい理解と知識が必要です。

たとえば、鬱病などを抱えた人に、「頑張れ」という言葉が禁物なのは、まだ理解してない人が多いです。

そして、精神疾患の人だけではなく、人はそういう言葉を聞くと基本的には傷つく場合があると、多くの人の理解も同様に足りないからだと思います。

昔は伝染病患者なども、目に見えない現象として長く差別された挙句、村八分にされてしまっていました。

つまり、科学的な研究が進むまでは、その存在ふくめて、なかなか社会では認められなかったわけです。

社会はそうやって進歩していったので、日本国民は理解を深める必要があると思います。

仲良しが当たり前の社会は間違えているという話

インターネットが普及して、随分と人間関係に仲良しであることを求める人が増えました。

実際にユーチューバーを見ていても、薄く広い人間関係を作れる人が良く見える傾向があるそうです。

 

しかし、仲良しが当たり前という社会は、実はあまり良くありません。

相手の行動を、仲良しかどうかを基準にして、勝手に制限しようとしてしまうからです。

仲良しであることというのは、相手や不特定多数に無防備であるということでもあり、非常に危ないことでもあります。

こうした態度は、実は相手に対するコミュニケーションとは言えないです。

単に、相手にとても失礼なことを繰り返しているだけです。

見ず知らずの他人に対して批判と称した悪口をのたまうのも、実は相手と仲良しであることを前提としています。

学校文化の悪い面が社会で流行っているのでしょうが、残念ながら他人と仲良しなんて状態は元来ほとんどあるはずがありません。

 

その結果のせいか、急な暴動や暴力沙汰に多くの人は酷く弱くなっているのでしょう。

なんでも仲良しでやってしまった結果、日本は今現在、水資源や電力が他国に侵略されてる通りです。

仲良しでなあなあになることはあっても、それを良いように利用されるだけなのです。

一言でいえば、多くの人は極めて幼稚だということです。

殺してやりたい奴がたくさんいるが、今日もかろうじて正気を保ってるような人も、中にはたくさんいる。

なんで凶悪事件が起きるのといえば、当たり前なのです。

こうした事実に、多くの人が早く気付けるといいと思います。

価値観が真逆になる贅沢病。

昔と今では基準が変わっているがゆえに、価値観が真逆になってしまっていることがずいぶんあります。

価値観が知らない間に逆になっていると、真贋を見極められない人になりやすいです。

 

昔は3食を満足に食べられることさえままならなかったですが、今は食べられる人がずいぶん増えました。

ここで、贅沢病にかかった人は、ヴィーガンや低炭水化物ダイエットにハマります

 

昔は教育の機会なんてない人が多かったけど、今はみんな水準の高い教育を受けられます。

ここで、贅沢病にかかった人は、「学問は贅沢品だ」など恥ずかしいことを言い出します

 

昔は駅のホームで暴力沙汰は日常茶飯でしたが、今はセキュリティ水準の向上で誰でも安全に生活できます。

ここで、贅沢病にかかった人は、ちょっとした乱暴沙汰でギャアギャア騒ぎ出します

 

贅沢が当たり前になったことにより、価値観が狂っている証拠です。

昔を考えれば、そんな現象は起きなかったことが現代社会で次々に起きています。

ただ、私は「昔に戻るべきだ」とはこれっぽっちも思いません

贅沢とは豊かさの象徴であるので、人はどんどん贅沢になって良いのです。

ただ、「もとはどうだったのか」という知識はあっても良いと思います。

過去の恩恵に預かっているということを、私たちは自覚すべきでしょう。

変わった思想のコミュニティの人たちとあまり関わらないほうが良い理由。

ネットが全盛期に入ってきて、変わった思想のコミュニティがずいぶん増えた印象があります。

昔だと街中にひっそりとあったコミュニティも、ネット上では機会均等に公開されます。

おかしな考え方だなと思う人も、ネットでずいぶん散見されるようになりました。

また、少し前に「変わった考えのほうがむしろ正しい」という風潮さえありました。

変わったことを言うと、それだけで目立つからです。

 

しかし、彼らの話を調べると、どこかで聞き齧ったことの焼き回しだったりします。

辿ってみると、「ああ、これか」というものがだいたい見つかります。

だいたいが、「こりゃだいぶヤベえな…」というシロモノです。

目立ちたくて怪しいことを言っているつもりでしょうが、聞かされている方からすれば至極迷惑です。

 

最近では、特殊詐欺グループが次々と逮捕されています。

おかしな思想を使って人を焚き付け、金儲けをしていました。

彼らは、合法だと思ったのでしょう。

しかし、実態はただの詐欺グループでした。

彼らは大したことをしていないと言い張るでしょうが、実態としては単発の詐欺よりも、組織的計画的である分とても悪質です。

 

日本ではたしかに思想や言論の自由はあります。

しかし、「悪いことをしてでも利益を得よう」「多少のズルいことは仕方ない」などと開き直り、他人におかしな考え方をけしかける、悪質な組織犯罪が増えています。

このような人たちと関わっている場合、下手をすると刑事事件などに巻き込まれる可能性もあります。

賭けポーカーで送検されている某経営者たちなども、そのような部類と言えるでしょう。

いずれにしても、「おかしな考え方をしているな」という人には近寄らないほうが良いでしょう。

おかしな考え方をあえて人前で言う目的はただ一つ、金儲けしかありません。

金儲けは、法を遵守してまっとうにやっていくべきです。

みんなでルールを守って社会が回っています。

ルールを破って良いというのなら、窃盗、強盗、強姦、殺人…なんでもアリになってしまいますよね。

今はネット時代なので、証拠はすべて残りますから、おそらくこの手の人たちはどこかで捜査されると思います。

親ロシア派って権力側や政府側に多いよねという話。

ロシアがやらかしたことについては、

国連憲章第2条4項 「すべての加盟国は、その国際関係において、武力による威嚇又は武力の行使を、いかなる国の領土保全又は政治的独立に対するものも、また、国際連合の目的と両立しない他のいかなる方法によるものも慎まなければならない」への違反です。

日本には憲法に平和主義9条が明記されていますから当然なのですが、世界の国ではいまだに標準的ではないがために戦争が起きています。

ロシアは国連常任理事国にも関わらず、国連憲章違反なので今後も厳しく訴追されねばなりません。

どんな背景があろうが、事実が出ている以上は擁護できないわけです。

 

…にも関わらず、親ロシアを気取る人がいまだに多く存在します。

彼らの目的は以下のとおりでしょう。

・中国と仲良くして金を儲けたい人

アメリカに抑圧されている政府や有名組織の上層当事者ゆえに、ロシアと仲良くしておきたい(逃避したい)人

・中露の日本侵略を支援することで、戦争を起こして一儲けしたい人

思えば日本政府は戦後アメリカ統治が始まったとき、上層の責任追及を逃れるため、従来の右翼団体が左翼活動を始めたり、政府も内部に左翼勢力を取り込み始めました

当時の日本政府上層の無茶苦茶な判断のせいで、国民が苦しめられた…にも関わらずです。

この流れを阻止できなくて、戦後左翼教育にはじまり、あさま山荘事件などお左翼のテロ事件が多発したわけですが…。

戦後についての理解自体、事実認識が歪められている人が多くなったのも頷けます。

日本政府は戦後は対米を意識しすぎて、親中露路線を意図的に取ったわけですが、むしろ隣の国はみんな日本の統治や領土割譲を狙ってます。

それは成功者でもなければインフルエンサーでもない!

「学校教育は洗脳教育」

「他人に給与を貰っている人間は自分で考える知能のない怠惰な奴隷」

「メディアや政府の言う事を聞く人間は愚かで哀れで不幸な人生を歩む敗北者」

 

あーはいはい、よくありますね。

こういう話って流行りなんですよ。

正確に言えば、成功者でもインフルエンサーでもない人たちですよ。

似たようなカテゴリーの人たちを10人くらい調査してみるとわかるんですが、みんな同じこと言ってます。

で、集客用の教典みたいなものがあるんです。

それをそのまま話しているだけなので、みんな同じ話をしてるように聞こえるんですよ。

凄いですよね。

じゃあ一体、それって何なのかというと、「そういう話をして会員を集めて金稼ぎする」という「いわゆるマルチ商法の知識版」みたいなものです。

マルチ商法はA社が有名ですけど、通販で買えるような商品をわざわざ高く売りつけますよね。

これって、実際には会員制ビジネスなのです。

登録したメンバーから会費を徴収して、その人達の知り合いなどに訪販させる

当然ながら、会社の胴元が儲かります

これの「知識版」だと思ってください。

「世の中には裏があるんです!」「やつらは賢すぎるがゆえに、陰謀を使って歴史をコントロールして世界支配を企んでいる!」「1000年王国の樹立の邪魔をしているんです!」みたいな話です。

そうやって「敵を作る秘密の会話」をすると、人が集まって定着するんですよ。

そいつらから、定期的に金を巻き上げるってわけです。

法的に明らかなグレーゾーンですし、刑法違反として摘発される可能性は充分にあります

彼らは成功者を語るために違法スキームとか大好きそうですからね。

それって成功者って言えるのかなって話です。