“変なおじさん”と並び『志村けんのだいじょうぶだぁ』の代表的キャラクターである“ひとみばあさん”。外見は瓶底メガネに顔はシミだらけ、腰は曲がり足の運びが遅いのでなかなか前に進まない。御年89歳ということだがまだまだ現役で、今回は旅館のマッサージ師として登場。客であるお笑いコンビ・千鳥の大悟は若い女性のマッサージ師を期待して呼ぶも、現れた“ひとみばあさん”を見てキャンセルしようとする。しかしキャンセル料は“3万”だと言われ、しぶしぶ“ひとみばあさん”に800円でマッサージをしてもらうことになるのだ。
志村けんを“師匠”と慕う大悟が、若い頃から見ていたコントで相手役を演じるのが嬉しくてたまらない様子に「志村けんと夢の共演やね。大悟よかったねー!」「大悟×ひとみばあさん 史上最高傑作!」「大悟 ひとみ婆さんとのコント楽しそう」と大悟ファンも大喜びであった。
新型コロナウイルスの感染拡大は時差通勤・テレワークの推奨から始まり、飲み会からスポーツやコンサート、卒業・入学式などイベントの中止、そして安倍晋三首相の全国の小中高校などへの一斉休校要請と人々の日常生活を混乱させ始めている。それに加えマスクやアルコール消毒液の慢性的な不足にイライラし、デマによるトイレットペーパーやテッシュペーパーの買い占めに走るなどの行為は社会不安の現れであろう。大人も子供もストレスにさらされる毎日が続くなか、『志村けんのだいじょうぶだぁ』を見ながら腹を抱えて大笑いできたのは貴重なひとときだったのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 みやび)