インクルーシブという名の

テーマ:

ごちゃ混ぜ教育…


大丈夫だろうか…


もっと支援を明確に!!と、圧力をかけ始めた文科省…


現場は悲鳴をあげている…


現実を知れば知るほど、


インクルーシブって良い事ばかりでもないんだなと感じる。


もちろん、障害を持つ子の親としては色々と支援の手が増える事はありがたい。


ただ、それは、人がいてこそである…


今現状、普通と呼ばれているお子さん達(実はグレーや軽度だけど、親が認めない、関わらない、放置され気味…)がいらっしゃる以上、これはすごく大変な事ではないかと感じました。


教員免許更新制度が撤廃され、教員免許を持つ子供好きで、子供のために頑張れる大人が学校現場にたくさん戻って来てくれたら、今の先生方は楽になるだろうか??


どれだけ真面目な親が頑張ったところで…

育児を諦めた親の子が何人もいるクラスでは、インクルーシブどころではないと感じました…



障害児の親としても、そんな荒れたクラスに放り込まれるほうが心配ですし…


理想と現実の間に揺れます。


優しいお子さんばかりで安心していた私、実はすごく大変なお子さんが何人もいると聞きビックリした私…


登下校時、言う事を聞かない、ちょっぴりややこしそうなお子さんを見かけたが…

そうか…あの子は学校でも大変なんだな…と知り、親御さんはこの事実をご存知なのか?それともお仕事を優先されているのか…言っても聞かなくて困ってらっしゃるのか…何かしら発達に凹凸を抱えているお子さんなのだろうか…


詳しくは知らないし、なんとも言えないけれど…


然るべき相談機関にかかるなり、もしも、お子さんに向き合えていないのならば、お子さんにかける時間を増やしてあげて欲しいし…

子供さんも安心して過ごせる場所が見つかるといいなと思ってしまいました。


つくづく、日本って制度ばっかりで、一部の人の声しか拾えない国なんだなと悲しくなりました。



楽して儲けようとか、

子供は衣食住だけ与えてれば勝手に育つとか、

教育ばかりを重視して、心は置いてきぼりなんだな…って、なんだか、未来が不安です。


もちろん、みんながそうではないと分かっているけど…


出来ない人を助けず、

自業自得とし、

蔑むのでは無く…


誰かが子供の心を守れるように。


1番は親だけど…

親が無理なら教員や役所の人

それが無理なら施設やNPO等々


とにかくまだ未熟な子供達がほったらかされたまま大人にならないように…


どうか身近な大人が守ってあげて欲しい…



他人事と放置せず。

親が悪いと責めたりせず…


インクルーシブ教育を始める前に、整えねばならない事が山ほどあるんだなと実感する毎日です…


私はもっと他人事に気を取られず、我が子に集中すべきなんですけどね…(^^;;


でも、我が子も大事だけど…

子供は未来の宝だから…


大人が出来る事はやりたいと思ってしまいます。


生意気でも、言う事聞かなくても、

本当はみんなかわいい子達なんですよ…


親や周りの大人の影響を強く受けているだけだから…

助けられる子がいるなら助けてあげて欲しい。


怒られずに育っている子もいるから、ダメな事はダメなんだと教えてあげて欲しい。


感情で怒るのでは無くて

諭すという事…


喧嘩をしていたら止めるのも大事だけど、

わけを聞いてあげて欲しい。


理由を聞いて、円満な解決策を教えてあげて欲しい。


こうしなさい、ああしなさい、ではなくて…


ルールだから、マナーだからではなくて…


自分を守ること

人を守ること

自分を大切にする事

相手を大切にする事


自分も人もかけがえのない命。


それがちゃんと根底にあってこそのインクルーシブ教育だと思うので…


文科省からの通達で推し進めるもんじゃないと私は思います。

人間同士の心のやりとりを置いてきぼりにしたままじゃ…

ますます分断が起きそうで怖いです…