泥棒猫
私の家は結構ボロく、手入れもあまりなされていなかったせいか砂壁に穴が空いていたり、床の板が割れて下が見えたりする。
猫がどこからでも外に出かけられるくらい穴がある家なので、家猫なんてそもそも無理という話でもある、でも今回はそんな状態が招いたことでもある。
近所に鯖色の猫が出るようになった、母はこの猫を勝手にサバミと名付けているが、この猫我が家に入り込み、ちびの餌を食っていくのだ。文字通りの泥棒猫である。しかしこの猫どうも飼い猫らしいという話もある、毛並みが結構綺麗ということから。
んでこの猫結構やることがエグくて、最初は出しっぱなしにしていたちびの餌を皿から奪っていくだけだったのだが、つい最近は押し入れにしまっていた餌を袋ごと持ち出していった、出口の周辺に餌が散らばっていたので気づいた。
流石にこれはやられすぎと今閉められる場所を閉め切って猫が入られないようにしているが、チビが気づけば家の外に居ることからもまだどこかに出入り口もとい入り口があるのだなとわかる、教えてくれないかな空いてる場所。
猫の写真も撮りたかったが、自分はいまだにこのサバミに遭遇したことがないので写真はまだない。
人は変われるのだなと
接客をしていると嫌な人というのは当然出てくる、そして人間よかった記憶より嫌だった記憶の方が強く残りやすい生物でもある。
でもそんな客が、おそらく奥さんらしき人と一緒に来るようになってから、明らかに対応が柔らかくなったのである。態度が悪かった頃には見せなかった笑顔なんかも見せて、本当に同一人物だったのだろうかと思ったが、割と記憶力がいい自分は彼の声と行動を記憶していたので間違いないとわかる。
人は大体35歳までに決まった性格が生涯で固定されるという話を聞いたことがある、これを裏付けるような出来事はいくらでも起こっていたし、自分も体感させられたことがある。でもこの男性はそれより歳がいっていたので、こういう話に逆らうような話でもあるなあなんて思って。
人な何歳からでもきっかけさえあれば変われるものなんだなと認識を改めることにした。
そのきっかけが相当でかいものでないと無理なのかもしれないが、そう言う機会をかの人が手にするだけの生き方をしていたということもまた、その人の可能性だったのだと考えて。
画像何も用意してなかったから適当に貼るわ。
この間遠出した時に寄ったパン屋からの一枚。この景色のためにここにパン屋建てたんじゃないのって思うくらいには良いところだと思った。
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