知らないことは誰でも怖い
そろそろ髪を切らないといけないなあと思っていた矢先、ラジオで気になる話が流れてくる。
その店はカットの店なのだが、眉毛のワックス、つまり眉毛のスタイリング的なこともやっている店をやっているということを話の最後に宣伝をしていた。
身だしなみに気を使いだした自分にとって眉毛は難しい問題だった、髪に気を使う男はいても、眉毛を整えたりカットしている人は身近にいないのだ。何よりも自分にとって完全に未知の世界に飛び込むのに知識も経験者も周りにいないものほど怖いものはないだろう。
だから店で切ってもらうことにした、幸い県内の車で1時間ちょいでたどり着く。
リクルートビューティー経由で予約をしようとして、アカウントを作ろうとした、あれ、メアド登録されてる?おかしいなと思ったがアドレスといくつかパスワードを試すと入れた。昔使ってたリクルートの登録まんまだった。流用かよと。
まあそんなこんなでその場で予約を決めた、便利だねそのまま予約が即決で決まるの。
そしてついでの用事も備えていざカットへと出かけて行った。
でも知らないことを知るってわくわくするよね
方向音痴な私、目的地に1時間前に到着、店が二階にあることを知らなかったのでそこそこ迷った。
そして周囲にある店で時間を潰す、そこでついでに甜茶も買う、花粉症には甜茶、これは私が絶賛する対策なので強調します。
時間を潰していざ店へ。ちなみにカットを含めた予想施術時間は2時間である。いやそんなかからんやろ……
眉毛ワックス、もとい眉毛の抜毛は3種類からなり、男らしさ、優雅さ、繊細さだったかな、繊細は違った気もする、とりあえずこの中から選ぶらしい。眉尻を上げるか下げるかまっすぐにするかみたいな選択肢。
眉毛について全然わからないから店に来てるのに、ここから選べと言われてもなあと思った。とりあえず自分がやってる仕事的に男らしさは違うだろうなあと思っていると、店の人も残りの二つから選択肢を示してくる。自分の中では優雅さかなあなんて思いつつ
「この二つでしたらどっちが自分に合ってると思いますか」
なんて迷惑な質問を投げる、そして店の人は予想通りに優雅さを選択する、あー自分もそうだと思ってたんですよおなんて相手を安心させる回答も投げておく。
ワックスが始まった、ここからはずっと目を瞑ってたのだが、まず瞼の部分に眉の形で線を引いて、その線に当たらないように熱いロウみたいなものを眉と瞼の間に垂らし、一気に引っ張る。眉毛の上も同じようにロウをたらし、一気に
あれ、これブラジリアンワックスと一緒なのでは?
でも少し痛いくらいで全然我慢できないものではなかった。
バスバス抜かれながら「ブラジリアンワックスとやってること一緒じゃないですかこれ、あっちもこんな感じで痛くなかったりするんですかね」と聞くと、「いや、あっちは全然違うよ、二度としたくないね、眉は皮膚が薄いからあんまり痛くないけど」言ってた、多分あの人もやったことあるんだろうなあと思いつつ、家に眠ってるブラジリアンワックスがまた少し遠のいた。
あとは残ってるであろう眉をピンセットのようなもので抜いていき、マスカラなんかも付けて、世の女性まじですごいよなあこういうのずっとやってんだよなあって思ってると眉毛ワックスが終わっていた。
正直途中寝てた
眉毛ワックスとセッティングしてもらったが、正直いうと変化がよくわからなかった。なぜなら普段から鏡を見る習慣がなかったから、そして今つけてる眼鏡が眉毛に被っててその辺りの変化が分かりにくい。でもその眉ワックスの効果自体はあったらしく、格段に良くなっているとはリアルの人ネットの人問わず聞いたので満足している。
ちなみに1週間もすればまた生えてくるらしいのでそのたびに自分で抜くなり整えるなりはしないといけない、ここからが本番なのだろう。
カットはいつものようにお任せで頼んだ。
ひょっとしたら眼鏡も変えたほうがいいのかなあなんてことも考えてる。
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