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FLD スイッチバック

スイッチバックは、発売当初は物珍しいスタイルから一時期話題になりましたね。
ツーリングスタイルとストリートスタイルを融合したようなデザイン、機能性を兼ね備えております。
しかし、ハーレーライダーからは中途半端なスタイルが中々受け入れられるずに、発売から約5年で後続モデルが生産されることなく廃盤となりました。
筆者の主観では、「ちょうどよい大きさのハーレー」という感じがします。
スイッチバックは一応ダイナファミリーになりますので、車体自体はローライダーなどのダイナとほとんど変わりません。
それに、サイドパニアケースが標準装備となっているので、サイドバッグなどを取り付ける手間もかからず、パニア自体も容量が多いのでツーリングに行くには十分すぎるくらいの積載性があります。
中古市場では、低走行車両でも140万円前後で取引されています。
ハーレーは人気のないモデルで廃盤になっている車両はプレミアが付くことがありますが、スイッチバックその心配が今のところなさそうです。
もちろん出回っている台数が少ないので見比べて選ぶことが出来ませんが、使い勝手の良いバイクです。
FXDF ファットボブ

ファットボブもとにかくあまり人気がない車両となっています。
筆者自身も今まで街中で見かけたことがあまりありません。
そのため出回っている台数がかなり少ないため、お気に入りの車両を探すのは大変かもしれません。
それに比べ、ソフテイルのファットボブはデザインを一新して見た目もかなり格好良く出来上がっているのでそちらはとても人気がある車両です。
とはいってもファットボブも一応ダイナのエンジンを積んでいることからしっかりとハーレーの鼓動を感じることが出来る車両です。
二眼のフロントライトで好き嫌いが分かれてしましますが、この車両の見た目が良いという人がいれば、平均市場相場が約120万円とかなり買いな車両です。
この車両をベースに自分好みのダイナを作ることも可能なので、他の人と被りたくないという方はいいのではないでしょうか。
FXDL ローライダー

ダイナファミリーの代名詞と言えるローライダーは人気もあり、車両価値も値が落ちません。
それでも、人気だけに市場に出回っている台数が多いためダイナファミリーの中でも安く取引がされている車両を多く見かけます。
ダイナのエンジンはハーレーらしい鼓動感がファンにはたまりませんよね。
ローライダーも歴史が長い車両で、記念モデルや年式によってカラーリングが違っているので、好みのカラーリングを選べるというポイントもあります。
最近では、ダイナファミリーがソフテイルファミリーに吸収されたことによって、最新モデルを好むハーレーライダーがダイナを手放している状況も見られます。
そのことから、これからソフテイルのローライダーに目が向くことによって、かつてのローライダーは今が買い時なのではないでしょうか。
FXDB ストリートボブ

ストリートボブもローライダーと同じでダイナを象徴するバイクです。
標準で、アップハンドルでシンプルな車両構成で人気を博しています。
比較的、若年層のライダーや女性ライダーから人気がある車両です。
ストリートボブは比較的歴史が浅いモデルですので、ローライダー程ではありませんが出回っている台数は多いです。
こちらもソフテイルモデルがありますので、程度の良いダイナのストリートボブが市場に出回っています。
カスタムをしてくださいと言わんばかりの車両ですので、前オーナーがカスタムしたまま販売されていることもあるので、カスタム前提の方にはおすすめではないでしょうか。
筆者自身も一時期ストリートボブを所有しておりましたが、純正ハンドルがちょうどよりアップ具合で乗り易く、余計な装備が付いていないので他のハーレーよりも少し軽快さがあったような印象を持っています。
XL883L スーパーロー

スポーツスターと言えばXL883。
通称パパサンと言われて、ハーレー初心者からベテランまで幅広く愛されているバイクになりますが、パパサンの中でもスタイルの種類が豊富で人気が分かれています。
パパサンの中では圧倒的に人気を誇っているXL883N アイアンの影響を受けて、他のモデルが目立っていないのが現状です。
その中でもXL883Lスーパーローは、年式が新しいモデルがあるもののハーレー初心者やパパサンでは物足りないという方がすぐに手放してしまうので状態の良い車両が市場に出回っております。
若干のローダウンで足つきが良いことから女性でも初心者でも安心して乗れるハーレー入門機と言えるでしょう。
100万円を切るものが多いため、買いなのではないでしょうか。
もちろんスポーツスターファミリーなのでカスタムするもよし。
FLSTC ヘリテイジソフテイルクラシック

ソフテイルクラシックは、昔から人気のあるモデルでハーレーらしいアメリカンといった感じのバイクです。
このモデルもローライダーと同じくハーレーを代表する人気車種であることから中古市場でもかなりの台数が出回っています。
それによって、少し古い年式であれば約120万円前後で購入することが出来ますし、カラーリングも豊富なので好きな車両を選べるというメリットはあります。
もちろん人気車種なのでカスタムパーツも豊富にあります。
車体自体も大きく重いため、取り回しなどは少し苦労するかもしれませんが、どっしりと構えた車体は走り出してしまえばクルーザーとしての本領を発揮しロングツーリングにはもってこいのバイクです。
ライダーの好みがあるので、この手の車両が嫌でなければ、ハーレー価格高騰の影響をあまりうけていないバイクなので今が買いのチャンスです。