校長室だより~「神々の国しまね」の『スクール・ライフ』

民間企業勤務から中学、高校、大学など、教育現場へ転じた『キャリアコンサルタント』の日常をお伝えします。

別れを惜しんで② ~ 思い出深い部活動

2020年09月04日 06時54分03秒 | 日記
写真左の男性は、柏井高校で一緒だった国安鉄太郎先生。現在は県立松戸高校に移られています。右は松戸国際高校の石田哲雄先生。お2人とも女子バレーボール部の顧問を務めていて、この日は松戸国際高校で練習試合をしたのでした。実は私が松戸国際高校への赴任が決まった時、國安先生から「松国には石田先生というアツい先生がいます。僕の恩師ですから、よろしくお伝えください」というメールが来ました。誰一人、知る人がいない中で、私はとても心強い気持ちで松国の門をくぐったことが懐かしく思い返されます。

國安先生率いる柏井高校女子バレーボール部は、千葉の県立高校で初めて「春高バレー」に出場。私が赴任2年目の時でした。以後、5回の出場を果たし、全国ベスト4に輝いたことも2度あります。OGの中元さん、工藤さん、関さんは実業団でプレーを続け、オリンピック代表をかけて汗を流す日々とも。そうしたバレー名門校で超高校級のプレーを目の当たりにしていたので、石田先生から「全然レベルが違いますから」と控えめな言葉をかけられました。ところが、どうしてどうして。松国女バレは、中学校では目覚ましい実績のなかった選手たちが日々の練習と夏冬の合宿で鍛え上げ、最後の総体では県の強豪と堂々と渡り合うチームに変貌していくのです。國安先生の「アツい先生!」の言葉そのものに、熱血指導のたまものでした。

今、國安先生が率いる県立松戸高校は、6人の部員でぎりぎりの戦いに挑むチームです。かたや松国は2チームが作れるほどの地域強豪校。それでも「来年の今ごろは、ウチがこてんぱんにやられますよ」と、國安先生の手腕を知り尽くす石田先生はおどけますが、さてどうなりますか。懐かしい思い出話が尽きない、楽しい「再会」であり「別れの宴」でした。たくさんの思い出を残してくださったお2人には、心から感謝! です。
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