FES1と2の両者間に違いがあることで、FES1と、129/GFP ESの作られ方がわかった

FES1、FES2は、論文用ではなく、練習用に作ったと想像されるため、実験者がどんな状況のマウスコロニーから作っても構わないのでしょう。

129の混じったB6マウスコロニーがあり、B6の混じった129マウスコロニーがあり、それらから親マウスを選んでいます。

違う研究室のマウスなのか、同じ研究室内の違うコロニーなのかわかりません。

同じ研究室内の129コロニー、B6コロニーがぐちゃぐちゃに混じってるかもしれません。或いは、アクロシン入り同じ細胞或いはマウスをもらって別個にコロニーを維持している別の場所にある研究室コロニーかもしれません。


ただし、研究室では、練習用といえど、そうしたぐちゃぐちゃコロニーからマウスを取り出したりしないだろうと思います。だからこそ、FES1と2の解離が注目なんです。しかし、作成者が、同時に若山研究室のマウスを使って、FES1と2を作ったと言うなら、それまでなんです。作成者が何か勘違いしていてもわかりません。第三者には、正しいかがわかりません。

ただし、FES1と2は、同じ受精卵なら、塩基はぴったり一致でしょうよ。ため息さんはここが間違っています。

まあ、ため息さんはデタラメを言っても、本当の事をいってるようにパフォーマンスするのがすごい勢いので、一般人は騙されます。

こうした我の強い学者の言うことを本気にすると判断を間違えます。学者って、ピンキリなんですね。


ため息さんの文章は、学とみ子を否定し侮辱する言葉に溢れています。学術界の人のごまかしは、ホント怖いなと思います。

STAP事件も、こうした学術界の特殊な価値観から生まれたものです。
画策する学者に騙されて、無批判に信じ込む一般人を惑わせてしまうのです。


さて、話を科学に戻します。
報告書p6:紫字

ES細胞FES1と同時に樹立されたES細胞FES2は、ES細胞FES1とかなり類似したSNPs分布を有するものの、第6染色体、第11染色体および第12染色体の一部にES細胞FES1と異なる領域が存在していた。これら3領域では、ES細胞FES2でB6/B6のSNPsがES細胞FES1ではおしなべてB6/129となっており、また、ES細胞FES2でB6/129のSNPsはES細胞FES1で全て129/129であるという極めて特徴的なSNPsパターンの相違を示した。このことから、ES細胞FES1とES細胞FES2の樹立当時、交配に用いられた親マウスの遺伝的背景は均一ではなく、第6、第11、第12染色体のこれらの領域がB6のSNPsのものと129のSNPsを持つものが併存していたと推定される。そして、ES細胞FES1とFES2は、樹立時にそれぞれ異なるSNPsを持つ染色体を親マウスから受け継いだ可能性が高い。

FES1と2の作られ方に不明が多いのは、上記に書きました。そこより、注目すべき事があります。
FES1と2について大事な事は、両者の作られ方というより、むしろ、両者に違いがあることで、FES1と、129/GFP ESの作られ方がわかったということでしょうね。一般人は、ここを一番理解すべき事ですが、BCA論文を理解することが必要です。BCA論文は、できる学者が、できない学者の影響を排除して書いたものです。


FES1と、129/GFP ESの両者の塩基の解離は、親マウスの塩基変異の影響を取り除いてありますし、STAP幹細胞は、129/GFP ESが混入したことがわかったということです。FES1ではないのです。桂報告書を書いた学者でも、ここのメリハリがついていない人が一部にいました。ごく一部の学者だったと思いますが、偉い人だったのでしょう。そんな学者ですから、身につまされるなんて言えるような立場でありませんよね。

学術界というのは、自分を偉く、専門家に見せることに窮々としているのでしょう。こうした人は、学術層の一部でしょうけどね。声が大きいと困りますね。一般人は、騙されてしまいます。当然、そのとばっちりを受けて被害を被る人も出てきますからね。

ため息さんです。

>在米ポスドクさんはため息説です。

何をバカなこと言ってるんだか。

ため息さんは、こういったのよ。

>FES1とFES2は同じ親から生まれた受精卵から作ったES細胞なんですよ。

同じ受精卵というのがため息説だから、ポスドクさんとは違うのよ。同じ受精卵から作られたかESは、どういう遺伝子状態ですか?

「同じ受精卵という意味じゃない!」とか言って、ため息さんは、ごまかしそうだわね。いづれにしろため息さんは、間違いがわかればいいのよ。受精卵という余計な言葉をいれてしまったから、無知がばれたのよ。


とにかく、以下のような桂報告書の説明の意味はもう皆、わかってるから、今さらの説明は不要なのに、そういうことすら気付けないため息さんです。


>第6染色体、第11染色体および第12染色体の一部にES細胞FES1と異なる領域が存在していた。これら3領域では、ES細胞FES2でB6/B6のSNPsがES細胞FES1ではおしなべてB6/129となっており、また、ES細胞FES2でB6/129のSNPsはES細胞FES1で全て129/129である


>染色体は1対あるので、B6バックグランドの方をFES1が、129バックグランドが残ったほうをFES2が受け継いだという意味でしょう。

F1マウスというのは、1対の染色体の中で、塩基が交換されるのよ。そして新しい形になるのです。そうした視点が抜けてる。


他人の説明を正しく理解して、ため息さんの言葉でしっかり書きなさいよ。学者なのだから。


ため息さんが、自身の言葉で書くと、さっそく、間違えます。

>在米ポスドクさんのコメントは、本来B6のホモである近交系であるべきところ、ヘテロである相同染色体の1方がB6バックグランドの方を、他方は129バックグランドのほうを引き継いだと説明しています。

>両方とも、親は同じ、2つの受精卵からFES1とFES2が作られたということを意味しています。

>はい、当方の言葉でしっかり書きました。当方の説明を理解して、学とみ子の根拠のある反論をしっかり書いてみてください。


1番目の文節だからといって、2番目の文節の証明にはなりません。一つの可能性の紹介にすぎないです。
FES1とFES2は、太田氏が言っている通りであるとの前提で、ポスドク氏は説明しています。
バッククロスがどの程度不完全な状態なのかもわかりませんから、FES1とFES2の詳細はわかりません。
FES1とFES2の関係については、BCA論文も触れてません。



いづれにしろ、以下のため息説明はおかしな説明です。生まれたのは何なんですかね?
受精卵も、ES細胞も生まれるという表現はしませんね。

>FES1とFES2は同じ親から生まれた受精卵から作ったES細胞なんですよ。


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