めだまやき【目玉焼き】
フライパンに卵を割り入れ、かき混ぜたりせず割り入れた形のまま焼いた料理。◇白身と黄身の二重の円を目玉に見立ててこの名がある。「フライドエッグ」ともいう。また焼き方として、片面だけを焼くことを「サニーサイドアップ」、片面が焼けたらひっくり返して両面を焼くことを「ターンオーバー」という。さらに「ターンオーバー」の焼き加減として、黄身がほとんど生のものを「オーバーイージー」、黄身が半熟のものを「オーバーミディアム」、黄身が固まるまでよく焼いたものを「オーバーハード」という。
出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報
世界大百科事典内の目玉焼きの言及
【卵】より
…(1)卵焼き 卵黄と卵白をかき混ぜて焼くものと,割ったままかき混ぜずに焼くものとがある。前者には薄焼きと厚焼きの和風の卵焼きのほか,西洋料理のオムレツなどがあり,後者には目玉焼きがある。薄焼卵はせん切りにして(金糸(きんし)卵と呼ぶ),五目ずしやめん類の具にしたり,焼き上げた大きさのまま酢飯を包んで茶巾(ちやきん)ずしにする。…
※「目玉焼き」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報