低アル飲料、東南アジアで熱戦 サントリーはタイ生産
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鈴木智子さんの投稿
東南アジアで低アルコール飲料の販売が熱を帯びてきた。サントリーホールディングス(HD)は28日、タイで度数3%の缶チューハイの生産を開始。ベトナムではサッポロホールディングス(HD)が同3.5%のビールを5月に発売した。所得向上や足元の会食需要の回復を背景に低アル商品の人気は高まるが、現地大手との競争も激しく、ブランドの浸透加速が課題になる。
「ほろよい」商品展開速く
サントリーHDは日本でも...
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(更新)- 鈴木智子一橋大学 准教授貴重な体験談
食は嗜好性が高く、標準化が難しいと言われているカテゴリーです。タイでは日本茶が大人気ですが、その市場形成になぜ日本企業がけん引役になれなかったのか。タイの人気日本食ブランドOISHIを創業し、甘いお茶で日本茶の市場を拓いたタン・パーサコナンティー氏に取材する機会があったのですが、日本人は「お茶はこうあるべきとこだわりすぎ」「マスのタイ人の生活や好みを理解していない」と強くいわれました。 東南アジアではビールが大人気ですが、残念ながら日本のブランドのシェアはまだ低いです。しかし、これは成長のチャンスでもあります。低アルという新市場で、消費者に合う商品を打ち出して、プレゼンスを高めて欲しいです。
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(更新)
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