京都の元舞妓さんによる芸妓業界への告発を拝読し震えました。今取り組んでいる「最後の芸者たち」創作過程で、各地で業界健全化に向け動く方々に身近で触れる一方、性差別、長時間労働、フードロス、型にはまった踊り、セクハラパワハラ、広告と観光の癒着行政など違和感を抱くことが多々ありました。
スレッド
会話
返信先: さん
私は作品そのものが直接的な告発やイデオロギーとなることに抵抗がありますが舞台芸術やドキュメンタリーに備わる社会を批評性を持って見つめるための鏡としての機能を信じています。今回9月に発表する「最後の芸者たち」上演で各地の芸者文化に抱いた疑問を昇華できるよう努めてまいります。
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踊りは踊らずとも偏在しているものだと考えています。確かに踊りは時代の記憶を宿していると思います。けれども高額な代金、お座敷という閉鎖空間で、時に権威や見栄を保つためにそれが浪費されることに対して、俳優として物理的なお座敷空間だけではない価値観の「狭さ」を感じてしまいました。
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取り急ぎまだ考えがまとまらない部分もありますが、芸者文化に関わらせていただいている上で自分のスタンスだけでも表明したいと思いポストします。またアップデートします。
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お世話になっている芸者文化のお姉様方の名誉のためにも加筆しておきます。
限られた椅子しかないお座敷で自身は立ち修行中の私を椅子に座らせて下さったお姉様がいます。
芸者のギャラの中抜き・芸者に金銭知識を持たないよう強いる検番に単独交渉を挑んだお姉様もいます。
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セクハラを強いる客にお座敷を中断したお姉様もいます。
女型芸者としてお座敷に立つ男性のお姉様もいます。
捨てられる着物を自ら回収しアップサイクルされているお姉さまもいます。
美は形や型式、金の対価ましてや芸者という職業にあるものではなく、人間の生き様に感じるものではないでしょうか。
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返信先: さん
とても興味深いです。
かつて自分も伝統文化の名の下の強弁にはある程度理解のある向きもありましたが
渡米してリベラルを広く見た結果
画一的なステレオタイプなど明らかに劣った思想をなあなあで一部肯定する言説には明確にノーと言えるようになりました。
若年者へのセクハラは論外です
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