社会
ジェンダー@沖縄

夫婦別姓、広がる議論 県・17市町村議会で継続 陳情団体「地域の問題として」

 結婚時に夫婦が同姓になるか別姓でいるかを選べるようにする「選択的夫婦別姓制度」を巡り、県内の市町村議会で議論が広がりつつある。市民団体が今年1月までに、既に意見書が可決されているうるま市を除く40市町村議会に陳情を提出。3月に宮古島市と読谷村の議会が法制化を国に求める意見書を可決した。県議会と17市町村議会で継続審査や協議中となっており、議論の行方が注目される。
 「困っている人はたくさんいる。ぜひ現状を知っていただきたい」。3月、北谷町議会総務財政常任委員会で、眞鶴さやかさん(36)=うるま市=が訴えた。眞鶴さんは陳情を出した「選択的夫婦別姓・陳情アクション沖縄」の共同代表を務める。同...


この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
 

関連するニュース







  • お知らせ


  • 琉球新報デジタルサービス



  • 会員制サービス






  • 他のサービス