小さい頃「おっちゃん」が舞妓さんの話してると、楽しそうでいいなあ、と思ったけど、中学生くらいになってすすきのとかと何が違うん?という疑問が拭えないまま、大人になってしまった。舞妓さんは減ったが、水商売的なイメージも減ってしまって、結果的に「伝統芸能」とか言い出す始末。小さい頃から日本舞踊やってるわけでもないのに。
その辺の風俗で働くのとは全然違うはずなのでどっちがいいとかは言えないけれども、少なくとも舞妓さんになろうという人、あるいは舞妓ちゃんは15歳〜なので、それがお酒の席でおっちゃんらの相手をしとる、というだけでも「ん?」となる人は居るだろうと思う。
なぜか近年はテレビで遊びの話をやるようになってて、なんでじゃと思うが。表に出てくるような話違うでしょ。舞妓さんたちは、表の人ではないでしょ。普通にニュース番組でやるようなものではないでしょ。
「舞妓さんちのまかないさん」というとても可愛らしい漫画があって、これは良い漫画だと思うんだけど、あくまで小さな世界をほわっとかわいく、のんびり綺麗に描いてくれてるからいいのだ。漫画なのに辛いことかかんといて欲しい。(男出てこなくていいが。おとこしさん除く。おとこしさんって舞妓さんとこだけでなく、昔はうちにもいた)
でも、これを読んで舞妓さんになりたい、とか、日本舞踊をやりたい、と思う人が増えるのは望ましいこととは思わない。どっちも、一般的な世界より金が渦巻くところだし、なにより疲れるでしょ。幼稚園児も腰を落として!ってやるだけだからね、疲れちゃうでしょ?で、ある程度進むとお金をがんがん出して階級を上げましょう、みたいな話になるだけだから。お茶とか、日本舞踊とか、そういうのは全部そうだけれども。踊りのおせんすは大きいしおもり入ってて楽しいけども。
ま、ともかく「舞妓さんになりたい!」みたいなのが知り合いに居るようなことがあれば、やめとき、と言うよ。これは今も昔もみんなそうでしょ?普通。
チョコエッグ🍫🥚🐣