広商次期会頭 「御三家」難色、選任が長期化
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広島商工会議所の会頭選びが当初予定より長期化したのは、地元の有力企業であるマツダ、中国電力グループ、広島銀行の「御三家」が会頭就任に強い難色を示したためだ。経済動向の不透明さが増す中、負担が大きい会頭職を務めることに二の足を踏んだ。会頭選びを通じて広島経済界が抱える課題の大きさも浮かび上がった。
広島商議所の会頭は第2次大戦後の広島復興に尽力した有力企業11社の親睦会「二葉会」が歴代務めてきた。...
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