好きだったアニメ「プリパラ」シリーズが終了してしまい、リニューアルされて始まった「キラッとプリ☆チャン」ですが、好調なほうでしょうか。
今のとこ特に不調とかコケたという話はなくて幸いですが、やっぱり「プリパラのほうがよかった」「つまんなくなった」という評価はちょくちょく見聞きします。
元からのプリパラファンはそう思うのも仕方ないですが、私自身はプリパラとは別物として素直に面白いと結構好感触を持ってます。
ところで「キラッとプリ☆チャン」の略称は「プリチャン」でいいのでしょうかね???
「prichan」とか「プリ☆チャン」とか「プリ★チャン」とか、略称やハッシュタグがブレるのは非常によくないのできっちり統一されているのが理想です。
さてそのプリチャンアニメ。5話まで放送されましたが、だいたいの方向性と、物語の今後の道筋が見えてきた感じです。
プリパラはよく「カオス」「狂気」と言われてて、そこが好きな人がそれなりにいて、私もそうでしたが、プリチャンはそのへんはかなりマイルドになりました。
プリパラを見慣れてた人には物足りないでしょうが、私はこのへんの匙加減でベストなんじゃないかって気がしてます。
度を過ぎた狂気は一部の人の心を掴むけど、もしかしたら多くの人の心を手放すかもしれません。
現にアイドルタイムプリパラはシリーズ継続ができなかったわけで、前と全く同じものを作ってもよくないですから。
他にも、子ども完全置いてけぼりでいい年した大人しかわからないギャグとか。
妖怪ウォッチのアニメはそういうのがあるおかげで大人にも人気が出たと聞いたことはありますが、プリパラはちょっと多かったかもしれません。
放送内容は、青葉りんか、赤城あんな、緑川さらの今後の活躍が楽しみに思えるような作りになっています。
りんかは自分自身がプリチャンアイドルになることをなぜか拒否していますが、これってそのうち彼女もアイドルになるという意味だと思っていいんですよね。
そうなるまでの物語と彼女のライブに期待です。
そして、あんなは萌黄えもとギャーギャー小競り合いをする子でした。
これもそのうちお互い認め合うようになっていくフラグだし、そしてあんなとさらのライブもまだないです。
このへんは変にもったいつけないで、どんどん物語を進めて新しいライブもどんどん見せてほしいところです。
(えものソロもまだですし)
製作するのは大変でしょうが、スタッフには是非頑張ってほしい!
プリチャンが少しでも人気が盛り上がって好調になっていくことを願っています。
それで、最近、ちょっと面白いかも???と思ったものがありました。
それが「バグみらい」です。
ニンテンドースイッチのゲームで主人公桃山みらいのゲームCGがバグって表示されたもので、バグなんだから当然不名誉なもので本来はこういうのがあるのはよくないことなんですが、その姿が偶然、なにか魅力的な絵になっていたというものです。
バグを発見した人がスクショをツイートしてて、確かに怖い絵になってるけど、なにか魅力的です。
本来のみらいはこんな感じの絵。
本来はピンクを基調とした華やかな色彩のデザインですが、バグみらいは黒や寒色基調の衣装がこれはこれで美しいし、ちょうど左目だけが描写が壊れてるのもオッドアイかのようで、意図せず100%の偶然で表示されたものとは思えないくらいの完成度や調和やデザイン性があるように見えます。
そこが、天真爛漫なキャラをダーク化させるのが好きという趣味の人々の琴線に触れて「#バグみらいちゃん」がここ最近ちょっと話題になりました。
イラストを発表してる人も多いです。
ひょっとしたら本来のみらいよりも多かったりして。
ゲームで3DCGの女の子がバグると、初音ミクとかPSO2とか、ただただ醜悪で気持ち悪い表示になるだけなのですが、今回のプリチャンのこのバグは、なにか魅力的な姿になっているという奇跡の偶然の産物です。
現在は修正されているようです。
そういう「なにか魅力的」というのを「えもい」と言います。
「emotionally」が日本語の形容詞に変化した言葉です。
えもの口癖ですが、彼女はなんでもかんでも「えもい」と言うので、その意味はめっちゃ不明瞭です。
「なんだかよくわかんないけどなんだかいい」というまさにちょうどいい実例が、放送開始早々の時期にバグという不名誉な形ですが誕生してしまいました。
すごい偶然です。
ただ、このバグみらいは決して万人から人気があるわけではなくて、このビジュアルやこれが人気になること自体が嫌だと感じている人も若干いるようで、決して大々的に推していけるタイプのネットミームではありません。
しかし私は面白いしかわいいと思ったし、プリパラが終わってプリチャンの人気を盛り上げていきたい今、悪評でない限りどんな形でも話題になるのは決して悪いことではないと思います。
このバグみらいが公式に逆採用されてほしいと思うほどではありませんが。
話題としてはいいかな、と。
たとえすぐに飽きられる一過性の盛り上がりだとしても。
バグから生まれたものというと、格闘ゲームの「キャンセル技」を思い出します。
格ゲーの元祖的存在のスト2で、本来なら繋がらない連続技が、特定の操作で動作の一部をキャンセルして強引に繋げられることが偶然発見されて、以後格ゲーの定番になったという。
バグから有益なものが生まれることも、世の中なくもないです。
…美少女がバグになってダークバージョン美少女になる。
物語でこんなのあったらありふれてると感じるだけですが、物語じゃなくて偶然に発生した事実であるってところが新鮮でした。
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