ジャパンライフ 長野県内でも被害31億円以上か 詐欺容疑で元会長ら14人逮捕
全国で2000億円以上の被害が出ているとみられる「ジャパンライフ」の巨額詐欺事件。長野県内でも被害が多数確認され、被害者説明会などが開かれてきました。
「長野弁護団」によりますと、2018年11月の時点で少なくとも87人、自己申告に基づく被害額は計31億8052万円余りになるということです。
警視庁などの捜査本部は18日、詐欺の疑いで元会長・山口隆祥容疑者ら男女あわせて14人を逮捕しました。
山口容疑者らは、磁気治療器をモニターする宣伝活動手当などとうたい、2017年8月から11月までの間、会社が債務超過に陥り、配当金の支払いができない状況だったのにも関わらず、返済できるなどとウソの話をして男女12人の顧客から総額およそ8000万円をだまし取った疑いです。
捜査本部は今後、長野を含めた被害の全容解明を進めます。