まえがき
皆さんは「障害者」というとどのようなイメージを持ちますでしょうか?
例えば
世の中には必要ないと人間と感じているでしょうか?
もはや「人間ではない」とお思いでしょうか?
この世にいなくてもよい「邪魔」な存在だと思っていますでしょうか?
それとも「人間のクズ」とお考えでしょうか?
パラリンピックは日本発祥のオリンピックです。
にも拘らず、未だに世の中の「パラリンピックの価値」が浸透していないのは日本人、いや世界の人たちは「障害者」を「特別な目」で見ているからに他なりません。
「差別」いや「区別」といった方が適切かもしれません。
内閣府の調査によると、身体障害、知的障害、精神障害の3区分について、各区分における障害者数の概数は、身体障害者(身体障害児を含む。以下同じ。)436万人、知的障害者(知的障害児を含む。以下同じ。)108万2千人、精神障害者419万3千人となっています。
これを人口千人当たりの人数でみると、身体障害者は34人、知的障害者は9人、精神障害者は33人となります。
複数の障害を併せ持つ者もいるため、単純な合計にはならないものの、国民のおよそ7.6%が何らかの障害を有していることになるわけです。
こんなにも多くの障害者がいながら「バリアフリー」は自治体ごとに格差があり、障害者は安心して街を歩けません(車いすを動かせません)。
また、障害者の仕事は「明らかに賃金が安く」「健常者の仕事とは一線を画した業務ばかり」。健常者とハッキリ「区別」されています。
同じ人間なのになぜこのような「区別」を強いられるのでしょうか?
今、ここに『ABBAカムバック』のおめでたい最中で警察に逮捕寸前の障害者の「青年」がいます。
「えーー、なんでABBAカムバックで逮捕なの?」
と不思議に思われる方も多いかもしれません。
「青年」にとっても「寝耳に水」でした。
「ある女性」が「学習院大学前にある目白警察刑事組織犯罪対策課知能犯捜査2係」に「障害者の青年」から脅されていると「嘘の」「狂言」をでっち上げ、被害届を出し、「目白警察」はろくすっぽ「障害者の青年」のことを調べもせずに「ある女性」の言葉を100%信じてしまい、あろうことか「司法」までが「目白警察」に「裁判所命令」まで出してしまい、2021年11月10日、「目白警察刑事組織犯罪対策課知能犯捜査2係4名」が、「障害者の青年」宅に「家宅捜索」と称して乱入してきたのです!
「無実」いや何もしていない「青年」はただただ驚くばかりでした。しかも「かかっていたカギをこじあけ」体が動けない「障害者の青年」宅に突如侵入したのですから近所も騒然としました。
そして「目白警察刑事4名」は「今から目白警察に来る」ように「青年」に命令しました。「障害者の青年」は動けないのです。しかも「何が何だかわからないまま連行」されそうなのです。こんな無茶なこと、先進国の日本で通用するのでしょうか?
「青年」はハッキリ答えました。
「無理です。体が動けないのです。どうしてこんな体で目白警察に行けなければいけないのですか?」
『ABBAで逮捕寸前』のこの『前代未聞』大(珍)事件は今、障害者がどのように世間に扱われているかを如実に表している「真実」そのものです。
一体、「障害者の青年」はどうなってしまうのでしょうか?
このまま逮捕、起訴、懲役に追い込まれるのでしょうか?
【登場人物】
◆青年・・・障害者。
◆Uミュージック・・・現在のABBAのCD、DVDの販売会社。
◆Dレコード・・・かつてのABBAのレコードを販売し、1984年に計画倒産。
◆Uミュージック・ジャパン・・・2012年以前は「青年」と「蜜月」でしたが、2012年を境に突然豹変!全社員が「障害者の青年を無視」しています。
◆インターナショナルABBAファンクラブ・・・1986年オランダに創立したABBA公認クラブで代表者Hさん(女性、青年と同じ年齢)。
◆ABBAオフィシャルファンクラブ・・・1976年日本で創設された日本のABBA公認ファンクラブ、1984年以来代表者は「青年」。
◆ABBAの事務所・・・ストックホルムにあるABBAの事務所。
◆ゴーレル・ハンザ―・・・(現在の)ABBAのマネージャー。
◆ある女性・・・自称「世界一のABBAマニア」、英語が流ちょう、嘘つき、他人を洗脳するのが得意、ABBAのおっかけ(ストーカー)専門。「自分にとってのABBAの利益」の為ならば殺人もいとわない、多くのABBAファンから「頭がおかしい人」と思われている(MIXIによる)。
◆「R子」「H子」・・・「ある女性」のお友達(年齢は還暦くらい)、1984頃からスウェーデンに移住、「自分こそ世界一のABBAマニア」といつも「上から目線」。「ある女性」が「障害者の青年」を虐待したり、「犯罪」を犯していても、「ある女性」に注意せず見て見ぬふり。ある意味「青年への虐待ほう助」。
◆CHESS・・・1984年、ティムライス、ABBAのビヨルン、ベニー制作のミュージカル。
◆マンマ・ミーア!・・・ABBAの曲をちりばめたミュージカル&映画。
0―1.(プロローグ) エピソード1 「障害者」が警察に虐待された瞬間
2021年11月10日午前11時。
「学習院大学前にある目白警察刑事組織犯罪対策課知能犯捜査2係」の警察官4人が「『ある女性』から『名誉棄損』の被害届が出ており、裁判所から許可がおりたので、あなた(青年)の家の中を家宅捜索します」と突然、「青年」の断りなしに、「青年」宅のカギをこじあけ、乱入し、「青年」宅にあった多数の書類やファイルや本を片っ端からめくっては部屋のどこかに投げ捨てていき、そのために、「青年」宅はめちゃくちゃになってしまいました。
「青年」は何度も「やめてください」「私が何をしたのですか?」と尋ねても「裁判所からあなた(青年)の家を捜索してもいいと許可が出ているんだ」「邪魔するのをやめてくれませんか」とまるで「障害者の青年」を「犯罪者」扱い。これではどこかの「社会主義」同様な捜査じゃないですか!
警察は何という横暴なことをするのでしょうか?
そしてあろうことか「青年のPC」「青年のスマホ」「青年のタブレット」を全部押収しました。中には壊れているPCもありました。「青年」はただただ驚くばかりでした。
「精神障碍者2級」で午前中、体が動かない「青年」はいつもならソファで寝ている時間帯です。まさに「寝込みを襲う」とはこのことを言うのでしょう。
「なんてことするのですか?端末を全部持っていかれては今日から誰とも連絡が取れないじゃないですか」と「青年」は何度も何度も目白警察に抗議しましたが、「いつか返すからいいだろう」としか返答が返ってきませんでした。警官は「青年」に「てめえは犯罪者のくせにでけえこと言うな」「PCやスマホを没収するのはちゃんと裁判所から許可もらっているんだよ」とでもいいたいような口調で「青年」宅を滅茶苦茶に荒らしまくりました。
そしてあろうことか彼らは「障害者の青年」を目白警察に連行しようとしたのです。
「私が精神障碍者2級だということは知っていますよね?障害者ならばこんな強引な家宅捜索をしてもいいと本気で思っているのですか?」「日本の司法は障害者を人間と思っていないのですか?家宅捜索なんて……信じられない」と「青年」が目白警察署の警官に抗議しても警官は「だんまり」。ただ「障害者」だからという理由だけで「無実な青年の家を勝手に捜索」してもいいなんて、日本の司法はどうなっているのでしょうか?
それとも「日常茶飯事」、「青年」だけではなく日本中の「障害者」がこのような「非人間的扱い」を当たり前のように毎日受けているのでしょうか?
「では、明日、立川警察署(「青年」の住んでいる市の警察)に13時に来てください」と警官は「青年」に言い残し、彼らは「青年」の家から好き放題、彼らに都合の良い書類やPC、スマホなど全部を持ち出し、散らかった「青年」の家を片付けようともせずに、去っていきました。「青年」宅は完全に「ゴミ屋敷」と化しました。
「青年」は「スマホの保険」に入っていたので午後からスマホショップに行きましたが、「すでに同機種(iPhone11)の在庫がないので新しいスマホを買ってもらうしかない」と言われました(ちなみにUQモバイルや格安スマホ会社の場合、スマホをなくすと、同機種同GBのスマホがない場合、もう1台、購入しなければならないのです。まさに「格安スマホ」の落とし穴です。驚きました)。
「青年」は大パニックになりました。なにしろ「誰とも連絡がとれなくなってしまった」のですから。しかも「予定」も「今日・明日することも」「就職活動の資料も」何もかもPCやスマホに入っていたので、だだっぴろい「ららぽーと」の真ん中で「青年」はただただ呆然とするだけでした。この世の終わりにさえ思えました。
まさに「ららぽーとの中心でスマホを返せと叫ぶ」状態でした。
しかし「青年」はすぐに落ち着きました。
そして翌日13時に立川警察署に行きました。
「青年」は朝早く外に出ると感覚がつかめずにつまづいたり、倒れたりします。その為、杖を突き、ようやく立川警察署に到着するとまだ13時には早い時間でした。
目白警察の警察官とは13時に立川警察署1階で待ち合わせましたので、「青年」は目白警察の警官が来るまで入り口付近の椅子に座ってまっていました。
「青年」は、いつもでしたら、本来、自宅で体が動けない状態です。
しかし、いくら「無実」とは言え、警察に逆らうと何をされるかわからないので、前日、早めに寝て、何とか立川警察署までたどり着けました。
そして「青年」が目を閉じていると突然、(昨日の)目白白警察署の警察官2名が来て、「昨日はお疲れさまでした。今、席、用意してきますので、もう少し、待っていただけますか?」と声をかけられました。
しばらく待っているとその2名の警察官が来て「準備ができました。さあ行きましょう」というのです。
「青年」は杖を突き、警察官の言われるまま、確か4階にエレベーターで昇ったと思います。
「青年」は3畳もあればいいくらいの狭い取調室に入ると開口一番、警官に告げました。
「『ある女性』が『名誉棄損』で私を訴えて、あなたたちは裁判所から許可を得て、勝手に私宅を荒らし、私のPCやスマホなど持って行きましたが、本当の被害者は『私』だということを知らないのですか?」
「私はもう12年間も『ある女性』から『ストーカー行為(被害)』を受けているのですよ」
「あなたたちは『ある女性』に洗脳されてしまったのです。これは完全なる『冤罪』です」
「『ある女性』は健常者なので24時間自由に動けますが、『精神障碍者2級』の私は『ある女性』のように簡単に動けません。『ある女性』から受けているストーカーを何度も何度も、警察や弁護士に相談しても誰もまともに話を聞いてくれませんでした、動いてくれませんでした。彼らはまるで『精神障害者』=『異常者』という感じで私を見ていました。驚きました」
「これは完全なる『障害者差別』ですよね?ですが警察も弁護士も『男性がストーカーを受けるなんて信じられない』と逆切れされましたよ」
「私をこんな体にした『ある女性』こそ真の加害者あり、本当の被害者は私です」。
「青年」は「ある女性」から受けてきた「12年間のストーカー被害」を警察官に話しました。
「青年」の前には警部補、「青年」の隣には警部補の部下が座っていました。
警官たちは「『ある女性』から聞いていたこととは違うじゃないか!」と驚いていました。
そして彼らは「青年」に言いました。
「なるほど、それでSNS上で、『ある女性への謝罪文(希望)』を掲載して、慌てた『ある女性』が私たちのところに『被害届』を出しに来たのですね」。
そうです、「青年」は2009年以来、12年間、「ある女性」から様々な嫌がらせを受けてきました。
「青年」は「ある女性」は「カヨワイ女性」ですし、一応同じ「ABBAファン」ですし「平和的に解決」しようと何度も何度も試みました。
一体、何回、手紙を書いたことでしょうか?何度メールを出してことでしょうか?
もちろん、電話もしました。
「私に文句があるのなら、デニーズやスタバなど、たくさんの人がいるところで話を聞きますよ。お会いしませんか?」
しかし「ある女性」は毎回「どうしてあんたと会わなきゃいけないの?」と断り、いや、逃げ続けました。
ゆえに「青年」は、12年間逃げ続けている「ある女性」にSNSを使い、「謝罪」あるいは「自首」を求めたわけです。
「ある女性」はいつものような「巧みな芝居」をし、真実を知らない一部のABBAファンは「ある女性」に協力し、「ある女性」は「青年」のブログ、フェイスブックをことごとく消してしまいました。
その数、記事に直して1万5千本!
それでも「青年」は「ある女性への謝罪」をSNS上で求めたものですから、「ある女性」は「Uミュージック」「インターナショナルABBAファンクラブ」に「私(ある女性)は『青年』から迫害を受けている」「助けて」と嘘のSOSを発して、「緊急の助け」を求め、彼ら・彼女たちは何も疑うことなく、ロンドンでの2019年9月2日の『ABBAカムバックのイベント取材』から「青年」を外しました。
そして「ある女性」は目白警察にも同じく「巧妙な芝居」をし、時には「女の涙」を使い、目白警察の警察官も検察も裁判所も「『ある女性』が『青年』からひどい名誉棄損を受けている」「早く逮捕しないと」と「ある女性」に同情し、目白警察が「青年」宅に家宅捜索に来たわけです。
しかも「ある女性」は「青年」が「障害者2級」であることを知っていながら、「Uミュージック」「インターナショナルABBAファンクラブ」「目白警察署」に「青年は障害者だけど、多分真っ赤なウソ!障害者だったらあんな記事を書けるわけないですよねえ?こんな卑劣なことを、かよわい女性の私によく平気でできると思いませんか?」「早く(青年を)捕まえて、留置所に入れてください」泣きながら懇願し、目白警察も裁判所を動かしたのです。
目白警察署の警部補は「青年」の話を聞いた後、「青年」が「精神障碍者2級」であるにも関わらず、今、言ったことを全部「作文」に書くように指示してきました。「青年」は「えっ?」と思いましたが、警察に逆らうと「ある女性」の思うツボになりそうなので、仕方なく「汚い字」になってしまいましたが「青年」は全部書きました。
そしてあろうことか、書いたものを「人差し指」に印を付けて押印するなど、3時間にもわたり取り調べを受けました。
「人差し指押印」なんて、まるで「犯人扱い」ではないですか!
どうして「無実な青年」が「犯人」のような扱いを受けなければいけないのでしょうか?
警官は言いました。「パソコン、スマホが戻ってくるのは、どんなに遅くても今年の最後の日、12月31日かな」と、そっけなく「青年」に告げました。
「青年」は悲しみ打ちひしがれました。
そして、(青年は)何とか(金銭を)工面して、新しいパソコンやスマートフォンを購入しました。「莫大な費用」がかかってしまいました。
スマートフォンはバックアップをとってあったので99%元通りに戻りましたが、PCは0からメールの設定、アプリの入れ直しをしなければならず、「障害者の青年」はファミレスで悪戦苦闘してしまいました。本当に毎日、大変な作業でした。
「ある女性」がこのように多くの警察や裁判所でさえも「洗脳」したきっかけを作ったのは「Uミュージック」「インターナショナルABBAファンクラブ」にもあると「青年」は感じました。
「ある女性」の「流ちょうで」「勢いある英語」で彼らはメロメロになってしまったのです。
しかし「ある女性」がこのような「暴走」「わがまま放題」をしているのは、ほとんどの人(ABBAファン含む)が知りませんでした。仮に知っているABBAファンがいても「(ある女性さん)やめなよ」と注意する人がいなかったというのですから、ABBAファンの中にも適当でいい加減な人がいるわけです。まさに彼女たちは「ある女性の共犯者」になったことをわかっていません!
それとも「障害者をイジメることがABBAファンに与えられた特権」なのでしょうか?
言っておきますが、「ある女性」に洗脳されて、「青年」を追い込んだ人たちは、「青年」への「殺人未遂の共犯者」ですから!
特に1984年頃からスウェーデンに住んでいる「元祖ABBA追っかけ女」である「R子」は「青年」より少し年上です。本来ならばこうした「(ある女性の)犯罪行為」を止めなければなりません。
しかし彼女は(「ある女性」の暴走を)止めようとしませんでした。
そして何気に2021年GW後に「青年」にメールしてきたのです。
「あなたの取材能力(ジャーナリズム)はすごいわ。ここスウェーデンで知らないことがいっぱい取材しているわ、感心したわ」。
「青年」は思い切って、「R子」に尋ねました。
「なぜ『ある女性』が私(青年)に12年間も『ストーカー行為』しているのに、Uミュージックに『半年間』毎日、私(青年)の悪口を言うためにいたずら電話したのに、あなたは止めなかったのですか?これはレッキトした『犯罪』でしょう?」。
しかし「R子」はなかなか答えないのです。
「ごめんなさい……私は『ある女性』に借りがあるの」。
たかだかこんなことで「自称世界一ABBAを知る女性」と名乗る「R子」が「ある女性」のしていることを見て見ぬふりをするなんて、あっていいのでしょうか?
このことは前述しましたが「Uミュージック」や「インターナショナルABBAファンクラブ」も同様です。彼女たちは「ある女性」が「青年」に「ストーカー」をしているのを本当は知っていたはずです。「ある女性」がMIXIのABBAファンと頻繁に喧嘩しているのも知っていたはずです。「ある女性」がABBAの追っかけをしていて、自分の希望を叶えるためにはどんな手段もいとわないことも知っていたはずです。それなのに「コンプライアンス」を遵守せずに、「ある女性」には一言も注意してこなかったのです。
これらの人たちの対応が「『ある女性』のわがままを増長させ」、今回の「青年」宅の捜索につながったのです。
このまま「青年」が「無実な罪」で「刑務所」に入ったら、彼女たちは責任がとれるのでしょうか?
いや、何気ない顔をして、知らんぷりし続けるでしょうね。
なお、「家宅捜索から7カ月」経った現在でも「青年」のPCもiphoneも何一つ戻ってきていません……。
(続く)