清掃工場で発生した二酸化炭素を利用して、カーボンニュートラルを目指す。
日立造船が、神奈川・小田原市で14日に公開した施設。
隣にある清掃工場で、ゴミを燃やしたときに発生する二酸化炭素を、水素と反応させてメタンガスを製造する、「メタネーション」という技術の実証実験を8月末まで行う。
発生したメタンガスは天然ガスの代替素材として、都市ガスで利用したり燃料としても利用できる。
今後は、メタンガスを燃焼させて出た二酸化炭素を回収し、再びメタンガスにして循環利用するシステムの構築も目指している。