[終]ナンバMG5 #10【一人じゃない】[字][デ]…のネタバレ解析まとめ
出典:EPGの番組情報
[終]ナンバMG5 #10【一人じゃない】[字][デ]
二年半貫いた嘘が家族にも友人にもバレてしまった剛。校庭で乱闘をした結果、退学処分を言い渡される。しかし剛に助けられてきた友人らが今、剛の為に立ち上がる
番組内容
難破剛(間宮祥太朗)は、白百合高校に乗り込んできた不良たちを相手に大立ち回りを演じてしまい、警察に連行されてしまう。知らせを受けた父・勝(宇梶剛士)と母・ナオミ(鈴木紗理奈)は、剛を引き取り、家に連れ帰った。そこで、勝たちに土下座して謝ろうとする剛。すると勝は「何も悪いことしてねぇのに男が土下座なんかするな」といって制し、これからは遠慮しないで好きなことをやれ、と告げる。
番組内容2
妹の吟子(原菜乃華)は、剛が戻ってきたことを喜び、号泣する。だが、兄の猛(満島真之介)だけはまだ剛のことを許せず……。剛は正式な処分が決まるまで無期停学になっていた。伍代直樹(神尾楓珠)や大丸大助(森本慎太郎)も剛のことを心配していたが、連絡が取れないままだった。
番組内容3
そんな中、校長の岩城隆一郎(松角洋平)は、剛の退学処分を決定する。藤田深雪(森川葵)たちクラスメートは、剛から事情も聞かずに一方的に処分を下した岩城に猛反発。剛を救うためにある行動に出て……。
出演者
間宮祥太朗
神尾楓珠
森川葵
森本慎太郎(SixTONES)
富田望生
原菜乃華
春本ヒロ
加藤諒
・
満島真之介
・
鈴木紗理奈
宇梶剛士
他
スタッフ
【原作】
『ナンバMG5』『ナンバデッドエンド』小沢としお(秋田書店「少年チャンピオン・コミックス」刊)【脚本】
金沢達也(『暗殺教室』『不倫食堂』『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』他)【主題歌】
「眩光」WANIMA(unBORDE/Warner Music Japan)【プロデューサー】
栗原彩乃(『SUPER RICH』他)
古郡真也(FILM)
スタッフ2
【演出】
本広克行、品田俊介、森脇智延、佐々木敦規【制作・著作】
フジテレビ第一制作部
ご案内
【公式HP】
https://www.fujitv.co.jp/nanbaMG5/
【公式Twitter】
https://twitter.com/nanbaMG5_
【公式Instagram】
https://www.instagram.com/nanbaMG5_/ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
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♬~
ここはな 俺の大事な場所なんだ。
バレるまで。
バレるまでで いいんだ。
普通に勉強したり
普通に部活したりよ。
嘘なわけねえだろ!
藤田さんのことも
絵を描くのだって…。
(大丸)
だったら いいじゃねえかよ!
マジならいいじゃねえかよ 難破!
おめえの人生なんだから
好きなこと やりゃいいんだよ。
♬~
(猛)おい 剛。
おめえ 変わったよな。
俺は 兄ちゃんとは違えんだよ!
好きで
こんな嘘ついたんじゃねえよ!
全国制覇とか
くだらねえことばっか
言いやがってよ!
こんな家に生んでもらって
迷惑なんだよ!!
♬~
あのさ 絶対 みんなで一緒に
卒業しようね。
何 当たり前のこと言ってんだよ。
(守田)もちもち~。
そうだね 当たり前だね。
(殴る音)
俺の大事な場所…。
踏み荒らしやがって!
ぐちゃぐちゃにしやがって!
♬~
難破君!
♬~
終わっちまったな…。
≪(勝)ただいまー。
あっ おかえり。 早かったな。
大丈夫か?
全然大丈夫だよ。
はい。
(ナオミ)警察から電話なんてさ
久しぶりで びっくりしたよ。
なあ 父ちゃん。
俺 やっぱ 帰れねえよ。
帰るぞ 剛。
おう。
兄ちゃん!
何か食うか? 腹減ってんだろ。
ごめん!
本っ当に ごめんなさい!
(勝)やめろ。
何にも悪いことしてねえのに
男が土下座なんかするんじゃねえ。
(勝)おめえは
何にも悪いことしてねえ。
嘘だって ついてねえよ。
おめえは 嘘つかされてたんだよな
俺らによ。
恥ずかしい話
おめえが出てって
やっと気付いたよ。
いつの間にか
期待ばっか でかくなっちまってよ。
しまいにゃ
てめえが できなかったこと
ガキに押し付けてよ。
みっともねえ親だ。
ずーっと つらかったんだよな。
それなのに 俺ぁ…。
(勝)これからはよ
遠慮なんかしねえで
好きな学校行って
好きなようにやれや。
そうしてくれんのが
父ちゃん 一番うれしいよ。
父ちゃん…。
(ナオミ)ようし! 飯にすっか!
母ちゃん ごめん。
俺 母ちゃんに ひでえこと…。
もういいよ。
母ちゃんもな
ばあちゃんに
おんなじような せりふ
吐いたことあったわ。
きっと そんときの
罰が当たったの。
ハハ。
母ちゃん…。
(勝・吟子の泣き声)
(勝)泣き過ぎだ 吟子
バカ野郎 この野郎!
だってさ あたし
もう 兄ちゃん
帰ってこないんじゃないかと思って。
バカ~!
吟子 マジで心配したんだぞ
クソアニキ。
ごめん… ごめん 吟子。
(吟子の泣き声)
(猛のせきばらい)
兄ちゃん。
(猛)剛。
俺は認めてねえかんな!
猛!
(ぶつかる音)
(猛)いって!
何だよ あの野郎。
意地 張りやがって。
(ナオミ)はいはい 難破。
あっ 先生っすか。
えっ?
(生徒)やられるわ たぶん。
(生徒)ヤベえ…。
(生徒)結構ひどかった…。
(生徒)負ける。
(生徒)ハハハ…。
(生徒たち)何 あいつ。
最悪だわ マジで。 ムカつく…。
あのさ
何か言いたいことあんなら
言ってよ。
こそこそ言われんの
ムカつくんだけど。
何で そんな偉そうに言えんだよ。
お前のアニキのせいで
俺 ひどい目に遭ったんだぞ。
(吟子)あれは
兄ちゃんが悪いんじゃない。
あいつらが。
(生徒)一緒だと思いますけど。
難破さんのお兄さんと
あの頭の悪そうな人たちって
もともと仲間なんでしょ?
(吟子)兄ちゃんは…。
(生徒)ヤンキー漫画の読み過ぎで
おかしくなっちまったんだよな?
(生徒)確かに。
(笑い声)
(生徒)うわっ ヤンキーの妹に
メンチ切られた。 怖~。
(笑い声)
(生徒)やられるぞ お前。
(生徒)マジ? ヤバい。
(生徒)っていうかさ
もっと裏でひどいことしてたら
面白えんだけどな。
(生徒)あっ おい 牧野。
お前 特服会長とおんなじ
美術部なんだろ?
何か あいつのヤバい話とか
知らねえの?
知ってても
てめえなんかに話すかよ クズ。
なーんてね。
ひーちゃん トイレ行こ。
(生徒)無期限の停学だって。
(生徒)難破君 帰ってくるよね?
(生徒)警察も来ちゃったし
かなりヤバいよね。
(生徒)
最悪なパターンもあるかもな。
(生徒)藤田 お前 難破に連絡は?
(岩城)え~ 昨日 校内で
警察が出動する
乱闘騒ぎを起こした
難破 剛君についてですが
検討の結果 本校は
3年3組 難破 剛君を
退学処分とする。
(生徒たち)えっ 退学?
当然だ。 当たり前だろ。
もう あんな目に遭いたくない!
また来たら どうするんだよ!
そんな…。
(岩城)騒ぐな。 静かにしなさい。
難破君は 校内では生徒会長として
わが校のために
粉骨砕身 努力をしてきた
かのように見せてはいたが
その裏では 2年以上前から
特攻服 および マスクなどで
正体を隠し 暴力行為を
繰り返してきたとみられる。
特攻服を着た不良については
聞いてはいたが
まさか 本校の
しかも 生徒会長だったとは…。
《情けねえな》
《クズの言うことなんて
聞いてんじゃねえよ》
(島崎)《アニキ!
俺を舎弟にしてください!》
《ここはな
俺の大事な場所なんだ》
(岩城)今までどおり
しっかり勉学に励んでください。
以上です。
(進行係)礼。
次は 保健委員からの連絡です。
あの! すいません 校長先生。
難破からも 話聞いたんすか?
何で特服着てんだとか
何でケンカしたんだとか。
島崎君。
(島崎)あいつは
訳もなく人を殴るような
やつじゃありません!
俺が いじめられてたときも
あいつ一人が
助けに来てくれたんです!
(林田)島崎 もうやめろ。 なっ。
難破は俺の友達なんだ!
退学なんかしないで!
お願い!
(林田)島崎 落ち着けって!
(島崎)お願いします!
(藤田)そうよ!
決断が
早すぎるんじゃないんですか。
面倒なやつは退学にしちゃえばいい
って思ってるんでしょ。
難破君の話も
聞いてあげてください!
お願いします!
(林田)藤田も!
(生徒たちの騒ぐ声)
校長。
バカどもが。
あいつの退学に変更はない。
分かった。
何だよ 深刻な顔して。
あっ だまそうったって
そうはいかねえ…。
(伍代)退学だとよ。
はあ? 退学だ!? 何でだよ。
(伍代)吟子が そう言ってた。
あいつは 自分の学校
守ろうとしただけじゃねえかよ。
知らねえよ。 学校の判断だ。
クソ…。
一人で背負い過ぎなんだよ
あいつは。
逃げちまえばよかったのによ。
あんな つまんねえことで
バレやがって。
2年半か。
(大丸)あと半年で卒業なのにな。
(バイブレーターの音)
(島崎)「難破! いつも
俺のこと助けてくれたよな」
「今度は
俺がアニキ助ける番だぜ!」
「絶対に 退学なんてさせねえから」
(山田)
「特服だろうが 何だろうが
お前が野球部を救ってくれたことに
変わりはない!」
(村内)「この野郎!」
「お前のおかげで
俺は あんな目に!」
「なんて思ってないから
心配すんなよ」
(守田)「難破君が特服!?」
「まっ あたし
悪い男は嫌いじゃないから」
(弥生)
「だから言ったじゃないですか!」
「あのとき あたしの言うことさえ
聞いておけば」
「って 嘘 嘘」
「難破先輩を
退学なんてさせませんから」
(藤田)「元気ですか~!
って 元気じゃないよね?」
「難破君がいないと さみしいな」
「あたしたち 絶対 また
難破くんが登校できるように
頑張るから!」
「で 特服のこと
何で黙ってたの?」
「いつか じっくり
聞かせてもらうからね」
(バイブレーターの音)
(藤田)「会いたいよ 難破君」
(チャイム)
(林田)おはよう。
みんな 席着け…。
体育館でーす。
(亀井)あれ?
鍵開けたのに どうして…。
(亀井)ねえ! 中に誰かいるの?
いるなら開けて!
≪(藤田)先生方に告ぐ。
私たち3年3組 他総勢34名は
難破 剛君の退学撤回を要求する。
要求が通るまでは
体育館に立てこもり
交渉には一切応じない!
いや~
本当にやっちゃったな 俺ら。
いや 深雪 すごいこと考えたよ。
でもさ こんな人数で
難破の退学 ひっくり返せんのかな。
(島崎)んだよ いまさら。
話し合って決めたことじゃん。
でもさ…。
ちょっと 元気出してよ!
みんな 難破君がいいやつって
知ってるでしょ。
そりゃ 暴力って手段は
よくないけど。
でも 即退学だなんて
やっぱ おかしいと思う。
退学反対。
さあ ご一緒に!
退学反対!
(生徒たち)退学反対!
許すな 教師の横暴!
(生徒たち)許すな 教師の横暴!
時は来た それだけだ。
(生徒たち)時は来た それだけだ!!
ん? 橋本?
≪(扉をたたく音)
≪(林田)こら! 3年3組!
お前ら 何やってんだよ!
≪(林田)立てこもりなんか
バカなまねはやめろ! おい!
先生!
(林田)藤田か?
くだらないことやめて
すぐ出てこい!
嫌です!
難破君の退学を
撤回してくれるまでは!
(林田)だから 今 校長に
何とかならないか
お願いしてるところで。
嘘だ!
そんなのには ごまかされません!
(教師)She became
more and more beautiful.
で 「beautiful」っていうのは…。
(足音)
何かあったのかな?
(生徒)ねっ 何だろう?
(生徒)ええっ! 3年3組
体育館に立てこもってるんだって。
(生徒)
難破先輩の退学撤回を要求?
(生徒)マジ?
(生徒)マジ マジ ほら。
(桐山)何してんだ お前ら!
授業中だろ!
ほら どけ ほら! ほら!
(林田)教室に戻りなさい。
≪(ノック)
≪(桐山)お前ら~。
桐山だ。
こんなバカなことやめて
すぐ出てきなさい。
あの だから 何度も言いますが
私たちは 難破君…。
(桐山)今すぐ出てこい!!
出てこない者は推薦を取り消す!!
(藤田)えっ…。
(桐山)内申にも
きっちり書いとくからな!
桐山先生 脅しですか?
それが何か?
断固とした態度を取らないから
教師をなめる生徒が
出てくるんですよ。
(桐山)ほら いつまでも
見てんじゃない。 教室 戻れ!
私は残る。
絶対 最後まで残るから。
あたしも残る。
(島崎)左に同じく。
俺も。
(山田)俺も。
(生徒)深雪
悪いけど あたし 推薦ないと…。
あたしも…。
(生徒)俺 内申これ以上下がると
ヤバい。
(生徒)ホントに ごめんね。
(藤田)いいよ いいよ
数は関係ないっしょ。
(生徒たち)ごめんね。 ごめん。
(解錠音)
(扉の開く音)
藤田 こんな人数じゃ
どう頑張ったって…。
おーい!!
(藤田)あああ~!!
早く開けんか おら!
早く開けんか!
シャイニングってる!
だだ… 誰か! 助けて!
早く開けろ~!
こんなことしたって
何の意味もないぞ!
おい こら!
それだけの人数で何ができる!
(守田)先生…。
(桐山)ああっ… あああ~!
(施錠音)
(一同)ハァ ハァ…。
(桐山)
お前ら 終わりだぞ! おい!
ここまでかよ。 俺ら 難破のために
何もできねえのか…。
何やってんだ 何やって…。
おお… ちょっと待て!
≪(扉をたたく音)
≪先輩 あたしたちも
入れてください! 早く 早く!
(解錠音)
(島崎たち)うわあっ!
(弥生)あたしたちも
仲間に入れてください!
(生徒たち)お願いします!
藤田部長を助けたい…!
弥生ちゃん みんな。
藤田先輩
絶対 難破先輩を取り返しましょう。
うん。
(桐山)分かってんのか お前ら!
3年は もちろん
1年も2年も
このことは記録に残る!
進学就職に不利になるぞ!
そんなやり方 ひきょうだろ!
なあ みんな!
(大丸)あっぶね。
(生徒たち)そうだ そうだ!
静かにしろ お前ら!
おい どうにかならんのか
こいつら。
すいません。 難破の退学に
不満を持つやつが増える一方で。
ひきょうよ そんなのは!
そうだ! ひきょうだ!
もっと いけいけ。
(生徒)吟ちゃん あのさ
何か 最近 冷たくしてごめんね。
無視とか するつもりじゃ
なかったんだけどさ。
そんなこと 全然大丈夫。
あたし 鈍感だから
マジ気にしてなかったよ。
(生徒)吟ちゃん 行こ
あたしたちも 体育館。
(大丸)ほら 頑張れ!
負けんじゃねえぞ!
みんな 兄ちゃんのために…。
難破さんは 男子女子かかわらず
人気あったからね。
この前のケンカも
白百合の生徒
助けるためだってこと
みんな 分かってるんだよ。
うん。
(大丸)負けんなよ!
大丸!?
(大丸)諦めんな~!
何やってんの!?
(大丸)セーブ ザ ナンバだよ!
セーブ ザ ナ~ンバ!
(吟子)はあ? 何それ。
≪(藤田)何度も言いますが!
(藤田)私たちは
難破君を信じて集まりました。
難破君は 白百合の生徒を
守ろうと思って ケンカしたんです。
特攻服を着てたのだって
きっと 訳があるはずです。
私たちは 生徒会長として
白百合を よりよくするために
頑張ってきた難破君の
退学撤回を要求します!
だから せめて…。
せめて1回だけ
チャンスを下さい!
いいぞ 藤田さん!
その調子だ その調子だ!
藤田さん 最高だよ~!
お前 うちの生徒じゃないだろ!
もう 関係ないやつは出てけ!
関係ねえわけねえだろ!
俺だって こいつらと同じ
難破のツレなんだからよ!
(桐山)いや お前 何言ってんだ…。
はい ワン モア チャンス。
(大丸たち)ワン モア チャンス。
ワン モア チャンス
ワン モア チャンス!
ワン モア チャンス!
ワン モア チャンス!
ワン モア チャンス…!
(大丸)
おい 難破 聞こえてっか~!
(生徒たち)ワン モア チャンス!
ワン モア チャンス!
あの 桐山先生は 難破のこと
教えたことないですよね?
彼 なかなか熱心な生徒なんです。
そうですよね。
生徒会の活動も頑張ってたし。
亀井先生も そう思いますか。
(桐山)うるさいよ あんたら!
そんなに 校長の決定が
気に入らないのか!
そういう態度も
ちゃんと報告するからな!
いや 桐山先生!
そういうわけではなく
処分を あまり急ぎすぎ…。
(桐山)どいて!
(桐山)失礼します。
(岩城)何を騒いでおる?
まだ解散させられんのか。
(桐山)申し訳ありません。
中の生徒が強情で
こちらが どんな条件を提示しても
交渉はしないの一点張りで。
校長 これ以上
生徒の立てこもりが続けば
今度は 保護者が騒ぎだし
また 警察が介入するような騒動に
発展しないともかぎりません。
最悪 校長の責任が
問われるような事態になるかと。
≪(生徒たち)ワン モア チャンス!
ワン モア チャンス…!
(机にたたきつける音)
(松)
《い~えだ! たっだいま~》
(ナオミ)悪いな 伍代。
(松)《久しぶりだな》
《あれ?》
(ナオミ)あいつ 出てこねえわ。
(伍代)そうですか。
(松)《えっ この皿の これ何?》
(ナオミ)あっ 伍代!
そうだ そうだ そうだ!
八街の落花生があんだよ。
(松)《落花生か》
(ナオミ)松とさ
剛が世話になった礼だよ。
ほい うめえぞ。
あの 猛さんは?
猛の野郎 無職のくせに
どこ ほっつき歩いてんだ。
あ。
(猛)あ? チッ。 んだよ。
(ナオミ)おい。 おい!
ったく もう…。
剛が戻ってきたと思ったらさ
今度は猛が あれだよ。
まだ 怒ってるんですか?
(勝)猛には猛の通すべき筋がな。
あの…。
あいつ 難破は…。
難破は いいやつです。
あいつ 家族に嘘ついてたこと
ずっと悩んでました。
この前は
ひどいことも言っちまったって。
(伍代)すいません。 俺がどうこう
言うこっちゃないっすね。
じゃあ 俺 帰ります。
松を おかえしするの
遅くなって すいません。
持ってけ 持ってけ。
(勝)伍代 面倒かけるな。
これに懲りずによ
これからも ずっと
あのバカのツレでいてやってくれ。
頼む。
いいっすよ。
おい 伍代。
てめえ 人んちのもめ事が
そんなに面白えか。
(猛)あいつの話
聞いてやれよっつうのは耳タコだ。
(猛)勘弁してくれ。
(伍代)見てらんねえんだよ。
あんたの尻拭いさせられてる
難破が。
あいつは いや応なく
暴力の世界で育ってきたけど
見つけたんだよ。
夢中になれるもんや
前向きになれるもんを。
あんた アニキのくせに
何で それを
喜んでやれねえんだよ!
ヘヘッ。
グロとグレを
仕留めきれなかったらしいな 剛は。
あぁ~ あいつも とうとう
焼きが回ったな。
(猛)うっ!
難破のやつも バカで単純だったら
よかったのにな。
あんたみてえによ。
(猛)
悪かったな バカで単純でよ。
剛がいいやつだって?
んなん おめえに言われなくても
分かってるよ。
ずっと前からよ。
≪(ノック)
≪(桐山)聞こえるか?
≪(桐山)お前たちの
言っていたことを考慮に入れ
もう一度 校長と協議した。
その結果を今から発表する!
難破 剛の退学は…。
いったん白紙だ!
(生徒たち)やった~!!
やった!
(大丸)吟ちゃん やったな!
ありがと 大丸!
(桐山)いったんだぞ!
これは一時的なものだ。
正式な処分については
後日 あらためて 職員会議で…。
(歓声)
≪島崎!
(守田)深雪! よく頑張った。
アハハ…。 よかったよ~!
ホントか 吟子!
(吟子)マジ マジ 大マジ!
(ナオミ)早く 上行って
剛に知らせてやれよ!
おう! お~!
(ナオミ)おう!
(ナオミ)父ちゃーん!
(勝)おりゃあ!
(吟子)兄ちゃん 兄ちゃん 兄ちゃん
兄ちゃん 兄ちゃん 兄ちゃん!
兄ちゃん 兄ちゃん!
退学 いったん白紙だって!
≪(吟子)あの藤田って先輩が
クラスの連中と人集めて
学校側に抗議してさ。
何か 大丸もいたんだけど
すごかったんだよ!
あんなに たくさんの人たちが
兄ちゃんの味方なんだ。
きっと みんな 兄ちゃんに
白百合 戻ってきてほしいんだよ。
うれしいよね 兄ちゃん。
≪(吟子)兄ちゃん。
(足音)
難破… 君。
何か 変な感じだね。
難破 剛は 退学ではありません。
わ~。
(拍手)
よかったね。
会って 直接伝えたかったから。
難破君?
藤田さん これ。
入学式の日に借りて
そのままだったから。
え~ いまさら? 忘れてたよ。
俺 白百合には戻れねえよ。
えっ?
俺のせいで
みんなが あんな目に遭って
どんな顔して戻ればいいか
分かんねえ。
何で そんなこと言うの?
あたしたち みんな
難破君が好きで
白百合にいてほしいって思ったから
頑張ったんだよ。
難破君がケンカしてたのも
友達や白百合 守るためだって
みんな 分かってるよ。
一緒に卒業しよう。
ねっ?
あと 一つ約束して。
もう ケンカはやめて。
あたし 難破君が傷つくとこ
もう見たくないよ。
約束。
うん。
フフフ…。
話にならん!
あれだけの事件を起こして
停学で済むなんて。
今度 あいつが問題起こしたら
誰が責任取ると思う? 私だぞ。
私なんだぞ! おぉ!?
あいつは また 必ず問題を起こす。
更生などするわけがない!
(大丸)元気出たなぁ 難破~。
はあ? ちゃかしてんのか?
やあ。
よかったな。
≪難破!
しつけえな。
(グレ)てめえの
アニキへの礼が まだだ!
おめえら兄弟は
絶対 地獄に送ってやる!
逃げろ 難破。
もういいだろ。
悪い。
逃げてんじゃねえぞ こらぁ!
(グレ)おい どうした 難破!
ビビってんのか おら!
俺は もう
ケンカしたくねえんだよ。
(男)おらぁ!
俺の知らねえとこで
勝手にやってくれ。
もう 俺に関わんじゃねえよ。
(男)おりゃ!
(グレ)うらぁ!
普通でいいんだよ。
俺は普通にしてえだけなんだよ。
(グレ)
なめたこと言ってんじゃねえよ!
(2人)難破!
何で俺には おめえらみたいな
クズばっか寄ってくんだよ。
ハハハハ… 何様だ てめえ。
気付いてねえかもしれねえけど
はたから見りゃ
俺もお前も同類なんだよ。
おめえに
クズばっか寄ってくんのはな
おめえが クズだからなんだよ!
うっ!
(グレ)
クズ同士 決着つけようや。
ああー!
貸せ こらぁ!
死ねーっ!
(グレ)うっ…。
こっから先は 全開で
ぶっ込んでくんで よろしく!
(男)あああー!
(猛)うう!
(グレ)どけ こら!
難破 猛! 待ってたぜ。
誰だっけ?
ふざけんじゃねえよ!
うぐっ! うう…。
覚えてねえよ。
俺ぁ バカで単純だからよ。
(グレ)難破!
(猛)黙ってろ クズが。
てめえらも消えろ!
(男たちの悲鳴)
兄ちゃん 何で…。
ハァ…。
おめえの おせっかいなツレが
教えてくれたんだよ。
(猛)剛。
俺はよ おめえも俺らと同じだって
勝手に決め付けてた。
強さで存在を証明するっつうか
強けりゃ強えほど
かっけぇと思ってるって。
だってよ おめえは
難破 勝とナオミのガキだし
俺の弟だから。
それは
一生変わんねえんだと思ってた。
でも おめえは変わっちまったな。
(猛)いや そもそも おめえは
そういうやつじゃねえか。
兄ちゃん
白百合のみんなはさ
ケンカの1回もしたことねえ
シャベえやつらばっかりだけど
みんな いいやつらなんだ。
俺 あいつらといるのが
楽しいんだよ。
だからよ 俺にとっては
伍代と大丸と同じ
大事なツレなんだ。
兄ちゃん。
俺は 全国制覇よりも…。
白百合のみんなと一緒に
卒業したい。
卒業 できるといいな。
兄ちゃん…。
行くぞ。
帰って 母ちゃんのうまい飯 食うべ。
(猛)剛。
おめえの話も
ろくに聞かねえでよ…。
ひでえこと言っちまって…。
ごめんな。
♬~
ほら 早く。
行けよ。
(伍代)早く。
(猛・剛)ただいまー!
猛! 剛! 遅えぞ!
待たせ過ぎだ バカ野郎 この野郎。
おめえら 揃わねえと
飯が余って困んだよ!
早く座れ。
(猛・剛)おう!
座れ。
(吟子)猛兄ぃ 兄ちゃん
待ってたぞ!
みんな 揃ったな。
(一同)おう。 うん。
よう~…。
長えよ!
(勝)っし!
いただきます!
(一同)いただきまーす!
食いてえだけ食え!
♬~
(松)《よしよし! ようし!
ようし! ようし! ようし!》
《朝!》
おお 来た 来た!
(ナオミ)うわあ!
(勝)おいおい 何か… すげえな。
お… おめえ ホントに剛かよ。
(吟子)何言ってんの 母ちゃん
兄ちゃんに決まってんだろ。
あたしは もう 見慣れたもんね~。
おい 剛。
シャベえな!
おう。
いいツラしてんべ。
兄ちゃん 仕事探せよ。
おし! 行ってくるわ!
(猛)おう 行け!
(勝)並べ 並べ つくるべ。
お~い。
ほら 行くべ。
えっ? 何してんだよ。
挨拶に行かなきゃ…。
おい ふざけんな!
(松)ワンワン!
(松)《シャベえよ!
アニキ シャベえ!》
《いってらっしゃい!》
♬~
≪(島崎)難破~!
♬~
やり直すって すてきなことね。
(トオル)アキ。
私たちも やり直しましょ トオル。
(トオル)アキ。
(アキ)トオル~!
(トオル)ア~キ~!
美大の夢 諦めるなよ 難破君!
あんたは諦めたら?
(東)えっ?
えっ?
(ナオミ)こらぁ~!
うわ~!
(勝)ぶちかませ 剛!
(ナオミ)難破の根性 見せたれや!
(猛)白百合 取ったれ!
あんたら 間違ってる。
(吟子)は~い~! OK!
(村内・山田)難破!
難破先輩!
(吟子)兄ちゃん!
難破君。
(島崎)アニキ!
(大丸)おい 伍代
あれが青春ってやつだよな おい。
たまんねえな~!
(伍代)うぜえんだよ。
もっかい ハグさせてよ~。
(伍代)黙って見てろ。
(守田)あっ。 はい 失礼します。
ほら いいから。 深雪。
おかえり 難破君。
ただいま 藤田さん。
(生徒たち)ヒュ~!
(島崎)熱いね~!
(生徒たちの歓声)
イーネッ!
(松)《ヒューヒュー!
アニキ 熱いね!》
《俺も彼女欲しい》
(大丸)熱いぜ あいつら。
熱い 熱い…!
(生徒たちの歓声)
こっから 卒業まで
全開バリバリで
ぶっ込んでくんで よろしく!
(生徒たち)イェ~!
(松)《10話まで ご覧いただき
ありがとうございました!》
《次週は 難破オールスターズ
総出演の特別編》
《俺の活躍を見逃すな!》
[そして 過去の放送回は
FODで独占配信中だよ]