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宇佐崎 私もあのあたりのシーンで、最初に「筆が乗ったな」という感覚がありました。表情も、こういうのを描こうというのが明確にあって、それが描けたというか。

村越 あのあたりからいい流れができて、最初にぽんって票(アンケート)が上がったのが、夜凪と茜ちゃんが仲直りする回。こうやってちゃんと成功体験を描くと(結果として)返ってくるんだなという手応えはふたりともあったんじゃないかな。

マツキ 最初の頃は夜凪の芝居の特殊性を強調するために、夜凪の芝居の欠陥を読者にすら隠しながら話を作っていて。欠陥を夜凪自身にも読者にも知覚させてからは、いじりやすくなった。

●この続き、後編は明日(2月10日)公開!

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「「『アクタージュ act-age』が、人生で2回目に描いたマンガなんです」漫画家・宇佐崎しろ×原作・マツキタツヤ×担当編集の「裏話座談会」!」の画像1 「「『アクタージュ act-age』が、人生で2回目に描いたマンガなんです」漫画家・宇佐崎しろ×原作・マツキタツヤ×担当編集の「裏話座談会」!」の画像2 「「『アクタージュ act-age』が、人生で2回目に描いたマンガなんです」漫画家・宇佐崎しろ×原作・マツキタツヤ×担当編集の「裏話座談会」!」の画像3