パスでのワイルドカードの使用
ファイルごとに名前を入力するのではなく、Source パスにワイルドカードを使用すると、1 つ以上のディレクトリにある特定の種類のすべてのファイル、または多数のディレクトリから多数のファイルを収集できます。Microsoft Windows オペレーティング システムおよび Unix に準ずるオペレーティング システムでファイル名 (またはパス) を指定する場合、アスタリスク文字 (*) はゼロ個以上の文字を置き換え、疑問符 (?) は任意の 1 文字を置き換えます。
収集先のパスの指定
ファイルの収集のパスにワイルドカードを使用する場合:
*
は、単純で非再帰的なワイルドカードであり、パスやファイル名に使用できる 0 個以上の文字を表します。**
は再帰的なワイルドカードであり、パスのみに使用できます。ファイル名には使用できません。- パス内の複数の再帰式はサポートされていません。
この例を次に示します。
/var/log/**
は /var/log 内のすべてのファイルと、すべての子ディレクトリ内のすべてのファイルを再帰的に照合します。/var/log/**/*.log
は、/var/log 内の名前が .log で終わるすべてのファイル、およびすべての子ディレクトリ内のすべてのファイルに再帰的に一致します。/home/*/.bashrc
は、すべてのユーザのホーム ディレクトリにあるすべての .bashrc ファイルと一致します。/home/*/.ssh/**/*.key
は、すべてのユーザの .ssh ディレクトリにあるすべての .key ファイルと一致します。