キャラ描写や関係性を書くのはうまいけど
そこからドラマに発展しないイメージ
全体の縦筋が弱い上に新要素が出た瞬間が最高潮で
「ここからどうなるんだろう」が書けない人
サブライターの方が光る

敵勢力を描くのが下手な印象
ボスなんか似たり寄ったりだし

中盤でメカニック系幹部がエグい実験体怪人を作るけど
それによってパワーバランスが一変したり敵の目標達成への道のりが大きく進んだりといったことにはならない

>キャラ描写
こっちはいいけど、アクション面はな。
複数進行が出来ないイメージ。

終盤を盛り上げるのが下手

白倉との相性は割と良かった気がする

キャラクター描写なんかは優秀なんだけどどうしてもミクロな世界観、人間関係で終わって結果凡作になるイメージ
巡るましい人間関係の変化とは程遠いから終盤まで似たような話が続いて終盤になってから駆け足で締めに入ってる

自分が気に入ったエモ描写を延々やり続ける人

お気に入りキャラとそうでないキャラとで扱いに差がありすぎる
何の思入れのない悪役とかまともな掘り下げとかないまま雑に退場ばっか

途中までルパパトを絶賛してた三谷幸喜の
最終話まで見た後の評価が
見たいような見たくないような

個人的には劣化小林靖子。
小林靖子よりギャグを書くのは上手だが、シリアス方面の展開と縦軸が明らかに弱い。
毎週楽しく見れてはいるけど、一年終わって振り返ると、地味だったなぁ、という印象で終わる作品が多い。

好きか嫌いかでいったら好きなんだけど
どうにもあと一歩足りないと個人的に感じることが多い
あと何となく敵陣営に厳しい印象がある
敵と和解する展開とかあんまりやりたがらなそう

>ボスなんか似たり寄ったりだし
ジニス、ドグラニオ、ボッコワウスとそれなりに違いはあるようにも思うけど最終的な矮小化って共通点のほうが強く感じられるのかな
「巨悪」を描くのが苦手な印象はある

>途中までルパパトを絶賛してた三谷幸喜の
>最終話まで見た後の評価が
>見たいような見たくないような
最終回のことも新聞のコラムで褒めてたよ。

酷い言い方ではあるけど敵の扱いとか縦軸に関してはここ数年まるで成長がないなって

>ジニス、ドグラニオ、ボッコワウスとそれなりに違いはあるようにも思うけど最終的な矮小化って共通点のほうが強く感じられるのかな
ドグラニオに関してはそこまで格を落とした感じないけどどうだろ

逆にボッコワウスは最初から最後まで小さかったんじゃ…

ゴーカイのサブライターのときの話と今のメインライターの時の話を比べてみると良くも悪くも変化がない気がする。

>個人的には劣化小林靖子。
>小林靖子よりギャグを書くのは上手だが、シリアス方面の展開と縦軸が明らかに弱い。
本人も周りもポスト小林靖子を意識しすぎなんじゃないかnな
素質としてはコメディ描くのが上手い人だと思うから、変に意識しなければもっといい作品描けそうなんだよなぁ

>酷い言い方ではあるけど敵の扱いとか縦軸に関してはここ数年まるで成長がないなって
ステイシーでさえ当初の予定ではいなかったという事実よ

ヒーロー番組に個人的に求めてない特定キャラの曇らせがクドくてなぁ

悪に厳しいっていうのは結構好き。
特に余裕噛ました、すかした感じのボスがとんでもなく惨めに
負けていく姿を描くのには執念めいたもんを感じる。
上げるだけ格を上げて一気に落す感じが気持ちいんで、またやって欲しいｗ

>あと何となく敵陣営に厳しい印象がある
>敵と和解する展開とかあんまりやりたがらなそう
最近のニチアサは「敵と和解して味方化」展開がけっこう多く感じる中であくまでも「倒すべき相手慈悲はない」を貫いてるのは個人的に好感持てる
・・・んだけど他の人も言ってる通り掘り下げが些か弱いのでいざ倒すにしてもカタルシスに欠けるのはもうちょい何とかしてほしい

比較的因縁が強く描写されてたザミーゴも中盤から終盤になるまでは完全にほったらかし状態だったし

敵に厳しいというより悪役を描く事に興味が無いんだろうな
ゼンカイにしたってステイシーばっかに偏重してバラシタラ側をまるで掘り下げなかったから
終盤せっかくの親子対決も全然盛り上がらなかった

敵陣営もそうなんだけど主人公や味方の陣営まで変化がないんだよな
途中で追加戦士がやってくるくらいでずっと同じようなことを繰り返してる
こういうドラマのなさが評価落としてる要因かと

悪い奴を悪どく描いてそれをしっかり倒すって作風の割に何か燃えが足りないんだけど
「敵のいいところを目いっぱい引き出して受け切って爽快に勝つ」って姿勢がないからかな

「悪党が惨めに負けることに爽快感を覚えるタイプ」以外からはもんにょりとした受け止められ方をする印象

メインよりもサブでつくと最強だと思う人

ゼンカイみたいに1話の中で色々騒動が起こる短編の話が面白かったんでそういう小噺で定期的に入って欲しいな

ゴーカイとかアキバとか荒川メインの作品にサブで入ると良い感じになる

>>酷い言い方ではあるけど敵の扱いとか縦軸に関してはここ数年まるで成長がないなって

ここ数年というか、初のメインと言ってもいい仮面ライダーウィザードから全然変わってないと思う。

みんな安西先生かよ

ウィザードのコヨミ
ジュウオウジャーの大和
ヒープリのひなた
ゼンカイジャーのステイシー

この人父子家庭のキャラに自己投影してるんじゃないかといつも思う
特に大和

>特に余裕噛ました、すかした感じのボスがとんでもなく惨めに
>負けていく姿を描くのには執念めいたもんを感じる
ヒープリの「ダルイゼン」を救う方向にもっていなかったのは賞賛されてもいいと思う
それまでのプリキュアから考えるとね

>ドグラニオに関してはそこまで格を落とした感じないけどどうだろ
コレクションが凄いだけで実際はとっくに衰えてたってのはなかなかだと思う

>敵に厳しいというより悪役を描く事に興味が無いんだろうな
>ゼンカイにしたってステイシーばっかに偏重してバラシタラ側をまるで掘り下げなかったから
>終盤せっかくの親子対決も全然盛り上がらなかった
敵に関してはドンブラみたいな方向性の方が向いてそう

ヒープリは最終回で「人類も調子乗ってたら駆除対象だかんな（意訳）」と取ってつけたような警鐘要素入れたのが雑過ぎて

お互いに影響しあい克己し合うような
所謂「ライバル関係」が描けないって印象
靖子も描けないけど香村は描け（て）ない事にも気が付いて無い感じ

>ヒープリの「ダルイゼン」を救う方向にもっていなかったのは賞賛されてもいいと思う
あれはあれで「生存競争なのか善悪二元論なのかどっちやりたいんだ」「自分の尊厳は守るけど敵の尊厳は破壊するんかい」「そもそも救う・救わないの話が葛藤ではなく視聴者に対する単なるミスリードでしかない」「あの匂わせ商品は何」等ツッコミどころが多々あって
……まあコロナ禍の制作中断やらゼンカイの準備やらどたばたしてたんだろうとは思うが

>ヒープリの「ダルイゼン」を救う方向にもっていなかったのは賞賛されてもいいと思う
>それまでのプリキュアから考えるとね
暴走して自我が無くなってる相手に、助けたら地球を汚さないの？とか問答して「都合の良い時だけ利用しないで」って言ったくせに次の回じゃ自分達の都合良く敵を利用したりとか悪に対して自身の私情入れてねぇ？ってなる

物語上のタスクを終盤の２～３話で駆け足で終わらせることが多いので
そもそもやらなきゃいけないこと自体を少なくしたゼンカイジャーの脚本は終盤のごちゃつきが少なくてよかった

このポーズが好き。

>No.2663476
情勢的に病気とかウィルスとの共存なんて言えるわけないから其辺も影響したのかなぁと。

コメディ要素も小林靖子の方が上手いと思う
笑わせる時の緩急の付け方といい、コメディパートで築いた人間関係がちゃんと本筋に活きる感じといい

>ヒープリの「ダルイゼン」を救う方向にもっていなかったのは賞賛されてもいいと思う
>それまでのプリキュアから考えるとね
あれも観ていて気持ちのいいものではなかったな
拒否するならするで第3の方法を模索するとかしてほしかった

>情勢的に病気とかウィルスとの共存なんて言えるわけないから其辺も影響したのかなぁと。
コロナ含めて現実で克服できてない病気まだまだあるし、病気が文明進歩のトリガーになった側面も確かに存在するから
仲良く喧嘩してく形で何とか折り合い付けるって着地にも期待したんだが
女児物でやるにはハードル高いか

行動原理はしっかりしてるんだけど目標とか着地点がハッキリしてないのが悪いんだろうな
比較的評判のいいルパパトは目標がハッキリしてたからよかったんだと思うし
ただノエルやコグレさんに目標はあっても着地点がぼんやりしてたからか
いまいちドラマが広がらなかった
ギャングラー幹部にしてもまともに下剋上狙ってる訳でもなく……という

>>ドグラニオに関してはそこまで格を落とした感じないけどどうだろ
>コレクションが凄いだけで実際はとっくに衰えてたってのはなかなかだと思う
いきなりキレてゴーシュのコレクション勝手に回収とか酷かったけどね
そのせいでルパパトはコレクションありきのゴーシュに何も出来なかったで終わっちゃったし

>No.2663476
>No.2663520
ダルイゼン自体に同情の余地なかったから倒す流れになっていったのは仕方ないと思う
それまでの敵は無自覚な苦悩部分とかあったんよ

>No.2663573
倒すにしても「正論だけどおもんない」の形にしちゃったのがね……あと無自覚な苦悩とかなくても救われたことで改心した幹部キャラとかも過去にはいるし

ジュウオウ最終決戦のバドさん素直にお留守番とかもだけど「そうだけどそうじゃねえよ」って萎えポイントを作っちゃう

>>No.2663573
>倒すにしても「正論だけどおもんない」の形にしちゃったのがね……あと無自覚な苦悩とかなくても救われたことで改心した幹部キャラとかも過去にはいるし
改心はしなくても窮地から這い上がって下剋上してラスボス化とかそういうどんでん返しになるようなドラマもなけりゃ単なる小物で終わったのが批判される要因だと俺は思うわ

何度も指摘されてるけど香村脚本は敵陣営のドラマがなさすぎる

前にも書いたような気はするけど
ルパパトの温泉回が香村の最良部分と最悪部分が同時に出てて興味深い
カイリの内面のコンプレックス掘り下げた見応えあるドラマと
そのコンプレダックスの解消をさせないでイライラしたまま終わる販促回

ライブマン好きって言ってる割には悪役サイドの描写が全然よね
好みの作品と自分で書く時の拘りは別なんだろうなとは思うけど

>敵陣営もそうなんだけど主人公や味方の陣営まで変化がないんだよな
>途中で追加戦士がやってくるくらいでずっと同じようなことを繰り返してる
>こういうドラマのなさが評価落としてる要因かと
あれ、これもしかして俳優陣の演技などキャラクターに助けられてる典型的なパターンなんじゃ…

>何度も指摘されてるけど香村脚本は敵陣営のドラマがなさすぎる

ゲスト回でうまく行くけどメイン脚本だと積み重ねが微妙なのって
敵幹部もゲスト怪人もあんまり区別してないからかも知れない

終盤の雑さは何年経っても直らないね
東映としては柱に据えたいんだろうけど
メインを張るには正直力不足

>敵幹部もゲスト怪人もあんまり区別してないからかも知れない
比較的に前後編使って倒す印象。

>お互いに影響しあい克己し合うような
>所謂「ライバル関係」が描けないって印象
ライブマン好きなのにその辺が弱いのは何を見てたのかと

魅力的なキャラを作る能力はあるがそのキャラの成長はあまりしない感じがする
特にメインのキャラでこの傾向が強い
最初からある程度完成しちゃってるというか
そのぶん印象が悪くなることもないから一概に悪いとも言えないけど

ひとつひとつの回で見るとすげえ面白いけど全体の縦筋で見るとなかなかさっぱりになっちゃう印象
まさか白倉Pと組んでも縦筋が弱いとは

むしろ白倉があえて縦軸弱くしたんでしょ

ギャングラーの層の薄さって結局誰のせい？

ここ数年の特撮門外漢入れてズタズタになってるの嫌ってほど観た後だと、
戦隊愛してる人がちゃんとヒーロー描いてくれてるだけで十分満足だよ

サブで書いてる頃ならともかくメイン任されてからの悪癖が一向に改善されないし
ツボの押さえ方もどっかズレてるから別に…

ライダーのサブに入ってくれんかな
毛利とかより全然いいっしょ

ジュウオウのジューランド
ルパパトのギャングラー世界とルパン家
ヒープリのヒーリングガーデン
ゼンカイのキカイトピア
と作品世界の根幹成してる設定の肉付けがペラペラなのは一向に治らんね

ルパパト好きではあるがノエルの扱い最後の方困ってた感はこっちにも伝わった

ゼンカイは縦軸なくてもいい作品だとは思うけどだったらキカイノイド達の掘り下げ回もっと作れよ
縦軸ないくせに横軸すらぶっ飛んだ能力のワルドが暴れてステイシーが曇るだけのワンパターンってやばすぎだろ
いやまぁハカイザー関連はそれなりにちゃんとやれてたけど

>サブで書いてる頃ならともかくメイン任されてからの悪癖が一向に改善されないし
>ツボの押さえ方もどっかズレてるから別に…
その辺は脚本を発注するプロデューサー側の責任が大きいと思う
そもそも問題だと思ってたんなら改善を要求するはずだよね

良い点
キャラの魅力
単話の面白さ
なんだかんだで先が気になる要素
敵の悪虐非道さ

悪い点
キャラがあまり成長しない
縦軸が弱い
気になる要素が割と肩透かし気味に終わる
敵のドラマが薄め

>そもそも問題だと思ってたんなら改善を要求するはずだよね

最後のまとめでグダる時点ではもうみんな次の番組に関心移ってるはずだからね

キャラがあんまり成長しないって意見もあるけど
成長はちゃんとしてんだよな
でもそれは他者や弱い自分を許容したりの所謂「人間的成長」であって
決断力やある種の非情さみたいな「戦士としての成長」ではない
（戦隊ものって基本的には闘いのドラマなのに）
面白いのに物足りなさを感じるのはその辺りの作家性かと

>キャラがあんまり成長しないって意見もあるけど
>成長はちゃんとしてんだよな
どっちかっていうと「成長した結果、物語に何も起こらない」なんだと思うよ
キャラ個人がなにかしら成長しても立ち位置が変わる訳でもなく
他者との関係性が変わる訳でもなく……という
成長に限らずノエルやアザルドの正体がわかったところで「物語に何も起こらない」
みたいなことが多いからドラマが薄いって言われるんだよ
成長によるドラマはステイシーはやっていたと思うけど
敵キャラで１年かけてやる内容じゃあないと思うし（その上、父との決着は薄いという）

アキバレンジャーでイエローのお母さんの話が良く出来てたと思うけど何かの巨悪を倒したりシビアな話をするより日常コメディみたいな話の方がこの人の話は好きかな

ウィザード完結編が本当に完璧過ぎて
メイン脚本家の書いた小説版が多くのファンから蛇足、解釈違い扱いされてるのが印象深かった

ウィザード改めて見ると
後年の香村作品で物足りないところ（ライバル関係とか）をきだが補ってるんだよね
案外いいコンビだったのかも

性別が一緒だからって小林靖子と比べられすぎ
比べる必要なくね？
男の脚本家だとそういうことされないよな

ただまぁ香村だけだと突出する個性がないのかもしれんが
だからとりあえず女ってだけが個性として小林靖子と比較して語られるのかもな

米村に似てるイメージ
後半グダるのとか

>アキバレンジャーでイエローのお母さんの話が良く出来てたと思うけど何かの巨悪を倒したりシビアな話をするより日常コメディみたいな話の方がこの人の話は好きかな
ウィザードはもともとの設定の小ぢんまりさが香村の個性といい方向でマッチしてた印象

ジュウオウ終了後のインタビューで｢反省している｣みたいなこと言ってたからルパパト期待してたけど
敵の薄さとか縦軸の弱さとか何も改善されてなくて反省出来てねーじゃん…ってなった

ゼンカイVSドンブラはこの人が書くんだろうけど、なかなかに器用な人みたいだし、わりと上手い風にやるのではなかろうか

本編終わった作品にもう興味ないのはリュウソウvsルパパトでよく分かったからどうだろね。

>ゼンカイVSドンブラ
ドンブラVSゼンカイだろう？

ゼンカイ後半のあらゆる展開がナチュラルにステイシーを追い詰めていく話作りはマジで上手いと思った
実力というか技術力は高い人だからPの舵取りがしっかりしてれば掛け値なしの名作生み出せると思うんだけどな

>>キャラ描写
>こっちはいいけど、アクション面はな。
>複数進行が出来ないイメージ。
アクターやカメラマンの頑張りでカバーしにくく販促に重要な戦術面にはあまり興味ないイメージ
だから多数のアイテム露出ノルマを設けて縛らねばならない

>米村に似てるイメージ
>後半グダるのとか
言われてみればどっちもキャラ立ちは割と上手い方だ…