渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

百姓(なんちゃって)

2022年06月22日 | open


学生の時、半年間百姓をやった。
あくまでナンチャッテだ。
しかし、朝4時に起き、5時に現地
の農家まで行き、日暮れまでくた
くたになるまで農作業する。毎日。
ほんとにくたくただ。
時には農家の子どもたちの家庭
師となり、学校の勉強をみたり
する。
ナンチャッテの偽百姓だが、現闘
というのは組織の看板をしょった
筋金入りでなくばできないし、看
板持ちではないシンパや、ただ隊
列でスクラムを組むだけの層では
務まらなかった。闘士であっても
藩士でなくば選抜されない。ただ
の志士気取りでは駄目なのだ。
論外。
また、大切な事として、七人の侍
気取りで、武闘状況の局面だけで
軍事顧問団の支援組織のような気
いたら、本物の農民たちからは
き出される。性根を据えて北総
大地向かい合わないと。
宿泊は砦のように堅固に建設され
た団結小屋だ。
極めて規律的で、規則正しく、本
物の主義者の党生活者のそれが
められた。
次の現闘交代の時までは、アッと
いう間だった。

西部劇に出てくるような灌漑用水
の大型風車の羽根は、建設時に俺
が現地で塗った。




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