FIELD業務フィールド

情報通信

情報通信設備には、輸送指令員と乗務員が通話する列車無線などの保安通信設備のほかに、風速計などのデータを収集する防災情報システムや、お客さまサービスに利用される駅構内の放送設備、総延長5,000kmを超える光ファイバー回線などの情報伝送回線などがあります。情報通信部門では、これらの通信設備の管理のほか、社内データ通信網(JR−IPNet)の整備も担当し、社内イントラネットの構築から、鉄道を支える約300に上る大規模システムの通信インフラの提供まで、幅広く業務を支えています。

情報通信

JR-IPNet

当社通信ネットワークは、最新の汎用IP技術に基づく社内データ通信網(JR-IPNet)を構築しています。約300の鉄道に関わるシステムが当社管内では稼動しており、今後も増加していくことから高速大容量で信頼性の高いIPネットワークインフラとして構築しています。

JR-IPNet
列車無線設備
列車無線設備
列車の乗務員と指令員との連絡を行うシステムである列車無線をアナログ方式からデジタル方式に更新し、難聴区間の解消、通話品質の向上、データ通信による、確実な情報伝達などを通し、列車運行の安全を高めています。
駅構内情報設備
駅構内情報設備
駅をご利用されるお客さまの利便性向上や、地域住民の方々の交通安全にも寄与することから、各自治体と協力し、橋上駅舎の整備を進めています。駅構内には、お客さまご案内用の放送設備や、安全確保のための監視設備などがあります。
トンネル携帯不感知対策
トンネル携帯不感知対策
トンネル内における携帯電話不通区間の解消に向けて、東北新幹線において工事を進めています。
夜間の列車の走行していないわずかな時間帯に、基地局とケーブルを敷設していきます。長大トンネル区間では、施工効率をあげるため、各種軌陸車を活用しつつ、他部門との作業調整を図るなど、コミュニケーションが欠かせません。