企業年金もらい忘れで悲劇も

意外に多い「企業年金もらい忘れ」で大損の悲劇…絶対避けたい2つの落とし穴

Photo:PIXTA

年金は、老後の生活を支えるとても重要なものだ。ところが保険料を払ったり、積み立てたりしていたにもかかわらず、この大切な年金が自分の不注意でもらえないという事態になってしまっているとしたら…。今回はそんな恐ろしいことにならないよう、確認しておくべき点についてお話ししよう。(経済コラムニスト 大江英樹)

■企業年金はうっかりしているともらえずに損をする

「年金」と一口に言うが、年金には大きく分けて2種類ある。「公的年金」と「企業年金」だ。

 公的年金は社会保険制度であり、国が運営しているものだ。

 一方、企業年金は会社の退職給付制度であり、退職金と同じジャンルのものとして考えていいだろう。両者の中で、特に気をつけなければならないのが「企業年金」である。

 一般的に年金というのは公的年金のことを指すと考えられるため、公的年金については、申請を忘れるということはまずない。ところが、企業年金についてはうっかりすると申請や手続きを忘れてもらえなくなってしまったり、損をしてしまったりするケースが生じる。

 では、どんな場合にそういうケースが起こり得るのだろうか。大きく分けて2パターンある。

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    もらい忘れ、じゃなくて、受給手続をあえて分かりにくくしてるから、当然の成り行きでしょ?
    保険の不払いなんてよくあるある。
    税金だって、多めにとって、還付受けにくくするシステムだし。
    権利行使しない人がいっぱいいることを前提にしたゼニゲバ商売や相互扶助名目の胡散臭い制度なんていっぱいあるでしょ?
    うまい話には裏がある。

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