2022.06.16

韓国外交文書で「慰安婦10億円の合意」の“舞台裏”が明かされた…! “渦中の人物”の「知らない発言」をめぐって大騒動へ…!

「慰安婦10億円の合意」の舞台裏が明かされた!

韓国の反日慰安婦団体こと挺身隊対策協(韓国挺身隊問題対策協議会)の代表と正義記憶連帯(正義連)の理事長を務めたとの功績により、「共に民主党」の公認を受けて国会議員になった、尹美香(ユン・ミヒャン)無所属議員がいまふたたび注目されている。

このほど、韓国外交部局長が2015年の日韓慰安婦合意当時に、「慰安婦10億円の合意」を外交部が発表することを事前に尹美香に伝えたことが明白になったにもかかわらず、彼女がこれを完全否定したからである。

尹美香氏 photo/gettyimages
 

5月26日、「韓半島の人権と統一のための弁護士の集い」が公開した「東北アジア局長-挺身隊対策協代表との面談結果(日本軍慰安婦問題)」など4件の外交部文書を通じて、外交部が、2015年、韓国・日本慰安婦合意の過程で合意内容を事前に尹美香に知らせたことを明らかにした。「慰安婦10億円の合意」と自身との関連を否定してきた尹美香だけに、事前に説明を受けていたということが明らかになったことでいま騒動になっているわけだ。

ク・チュンソ弁護士は、「4回にわたって事前に説明し、また、意見があるのかどうかも尋ね、すべてを取りまとめ、前日もまた、尹美香さんに会って、具体的な合意内容の詳細を知らせた」と述べた。ただし、尹美香の当時の反応に関する文書は、公開されなかった。

こうした事態を受けて、尹美香は、「非公開合意内容を、発表前にまったく教えてもらえなかったという事実が、明らかになっただけのこと」と語ったのだ。

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