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ランサム被害の真因 管理者不在の「マルチベンダー」
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ランサムウエア(身代金要求型ウイルス)攻撃の被害を2021年10月に受けた徳島県のつるぎ町立半田病院は、経緯などをまとめた有識者会議による調査報告書を22年6月7日に町議会に提示、16日に一般公開した。報告書で批判されたIT(情報技術)企業は「見解が異なる」と主張する。取材を進めると、システム開発・運用の根深い問題が見えてきた。
ランサムウエアの感染経路は米フォーティネット製のVPN(仮想私設網...
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