茶經 15 | 芚曞き

芚曞き

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茶経ちゃきょう 茶經)は、䞭囜唐代に陞矜733803が著し、䞖界最叀の茶曞ずされ、建䞭元幎780刊行された唐代ず唐代以前の茶に関する知識を系統的にたずめたもので、「さけい」ずもいいたす。
茶経は、䞉巻十章よりなり、䞀之源茶暹の原産地、特城、名称、自然条件ず茶の品質ずの関係、茶の効甚など、二之具茶摘みず補茶道具及び䜿甚方法、䞉之造茶摘みず補茶法、及び品質鑑別の方法、四之噚茶道具の皮類ず甚途、五之煮茶の煎じ方ず氎質、六之飲飲茶の方法、意矩ず歎史の沿革、䞃之事叀代から唐代たでの茶事に関する蚘茉、八之出党囜名茶の産地ず優劣、九之略䞀定の条件で、茶摘み道具ず飲茶道具で省略するこずが出来るもの、十之圖以䞊それぞれの図に分かれ、唐代たでの茶の歎史、産地、効果、栜培、採取、補茶、煎茶、飲甚に぀いおの知識ず技術を論じたものです。

 

陞矜

陾 矜りく う、733幎 - 804幎は、䞭囜・唐代の文筆家。茶の知識をたずめた『茶経』3巻などを著述した。たたの名を疟、字あざなは鎻挞こうぜん、季疵、号は桑苧翁ず称した。他からは竟陵子ず呌ばれた。他の著䜜に『毀茶論』、『君臣契』、『源解』、『陞文孊自䌝』『茶経』以倖は散逞がある。

日本の思想家岡倉芚䞉倩心はその著曞『茶の本』の䞭で陞矜を「茶道の錻祖」ず評した[1]。


春朚南溟筆 陞矜像(郚分) 倩保12幎
陞矜は捚お子であった可胜性が高く出自は䞍明である[2]。そのため、確実ではないが生幎733幎、出身地を埩州竟陵きょうりょう珟圚の湖北省倩門垂ずする通説が知られおいる[2]。

陞矜の姓「陞」に぀いおは圌を拟った僧䟶の俗姓をもらい陞ずした、又は易の半けにしたがっお名付けた、などの説が䌝えられおいる[2]。

経歎
捚お子ずしお3歳くらいの時に浜で竟陵韍蓋寺の智積犅垫に拟われた。容貌はさえず、しゃべり方に吃音があったが、雄匁であったずいう。

幌い頃に、智積が仏兞を孊ばせようずしたが、陞矜は、「跡継ぎがなければ、孝ずいえるでしょうか」ず蚀い、固く儒教を孊がうずした。そのため、智積は陞矜に、牧牛などの苊圹を課した。ひそかに、竹で牛の背䞭に字を曞いおいたずいう。

逃亡しお、圹者の䞀座に入り、諧謔ものを曞き䞊げた。倩宝幎間に、竟陵の長官の李斉物りせいぶ぀(zh)の目に止たり、曞を教えられ孊問を孊んだ。孀児であった陞矜が、知的階玚の人々ず亀流するきっかけを぀くっおくれたのが、李斉物であった。その埌、竟陵叞銬の厔囜茔さいこくほ(zh)ずも亀わった。友人ず宎䌚䞭、思うずころがあるず出おいき、玄束は、雚、雪の日、虎狌の出珟に構わずに守ったずいう。たた、『粟行倹埳の人』を理想ずした。

756幎至埳元幎、安犄山の乱を避けようず北方の知識人たちは、江南地方ぞ逃れた。陞矜も760幎䞊元元幎の頃、湖州珟圚の浙江省湖州垂に避難。庵いおりを぀くっお隠居し、桑苧翁ず号し著曞を曞き出した。僧の釈皓然ず芪亀を結び、野を䞀人で歩いお回ったずいう。隠居䞭に、朝廷から倪子文孊や倪垞寺倪祝に任呜されたが、蟞退した。14幎の茶の研究を『茶経』にたずめ、10幎埌に780幎建䞭元幎に補足を぀けた『茶経』3巻を著す。

倧暊幎間に、湖州の長官ずしお赎任しおきた顔真卿がんしんけいのもずで、『韻海鏡源いんかいきょうげん』の線纂に加わった。埡史倧倫の李季卿に冷遇され、『毀茶論』を著したこずもある。

 

静岡県茶業䌚議

http://shizuoka-cha.com/index.php/new_arrivals1/%E5%86%8A%E5%AD%90%EF%BC%9A%E6%A0%84%E8%A5%BF%E3%81%A8%E3%80%8E%E5%96%AB%E8%8C%B6%E9%A4%8A%E7%94%9F%E8%A8%98%E3%80%8F%E3%82%92%E4%BD%9C%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F/

 

栄西ず喫茶逊生蚘

http://shizuoka-cha.com/files/1113/8924/4559/eisai.pdf

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8C%B6%E7%B5%8C

 

茶経

 

『茶経』ちゃきょう 茶經は、8䞖玀頃䞭囜・唐の、陞矜によっお著された曞物である。圓時の茶に関する知識を網矅しおいる。10ç« 3巻。

 

 

抂芁

 

茶に関する最叀の兞籍であり、760幎前埌に撰述されたものず考えられおいる。ここで取扱っおいる茶は、団茶であり、珟代日本で飲甚されおいる煎茶や抹茶ではない。その内容には、単なる喫茶法を超え、茶道に至る粟神性を垣間芋るこずができる。

 

内容

 

茶経は次に挙げる10章で構成されおいる。

䞊巻
  • 䞀之源・・・茶暹に぀いおの説明
  • 二之具・・・補茶噚具の列挙・説明
  • 䞉之造・・・補茶する際の泚意事項
äž­å·»
  • 四之噚・・・飲茶噚具の列挙・説明
䞋巻
  • 五之煮・・・茶をたおる際の泚意事項
  • 六之飲・・・茶の飲み方など
  • 䞃之事・・・茶の史料の列挙
  • 八之出・・・茶の産地
  • 九之略・・・省略しおよい噚具
  • 十之図・・・茶経の本文を曞き出したものを茶の垭に掛けおおくように勧めおいる

 

  䞭囜語版りィキ゜ヌスに本蚘事に関連した原文がありたす。

茶経

参考文献[線集]
『䞭囜の茶曞』 垃目朮枢、䞭村喬線蚳、平凡瀟〈東掋文庫〉、1983幎、ISBN 978-4582802894
熊倉功倫・皋啓址線『陞矜「茶経」の研究』(䞖界茶文化孊術研究叢曞I)宮垯出版瀟、2012幎、ISBN 978-4-86366-861-4
倖郚リンク[線集]
参考文献[線集]
『䞭囜の茶曞』 垃目朮枢、䞭村喬線蚳、平凡瀟〈東掋文庫〉、1983幎、ISBN 978-4582802894
熊倉功倫・皋啓址線『陞矜「茶経」の研究』(䞖界茶文化孊術研究叢曞I)宮垯出版瀟、2012幎、ISBN 978-4-86366-861-4
倖郚リンク[線集]

 

 

䞀 茶の起源

茶は、南方の嘉朚なり。
高さは䞀尺二尺から数十尺に至り、巎山や峡川には二人で抱えるほどのものがあり、その枝を䌐っお葉を摘む。 ãã®æœšã®å¹¹ã¯ç“œè˜†ã®åŠ‚ãã€è‘‰ã¯æ¢”å­ã®åŠ‚ãã€èŠ±ã¯ç™œè–”è–‡ã®åŠ‚ãã€å®Ÿã¯æ Ÿæ«šã®åŠ‚ãã€è”•ã¯äžéŠ™ã®åŠ‚ãã€æ ¹ã¯èƒ¡æ¡ƒã®åŠ‚ãã§ã‚ã‚‹ã€‚
 

瓜蘆の朚は広州に産し、茶に䌌おいるが、いたっお苊くお枋い。栟櫚は蒲葵の属でその実は茶に䌌おいる。胡桃ず茶は、根が皆地䞋で育ち、瓊瀫に至るず皮子が割れお、苗朚が䞊に䌞びる。
 
その地は、䞊なるものは爛石に生じ、䞭なるものは櫟壀櫟の字は石扁の瀫ずすべきであるに生じ、䞋なるものは黄土に生じる。
およそ皮をたいおも実らず、怍えおも茂るのはたれである。瓜の皮をたくような方法でやれば、䞉幎で採るこずができるようになる。
野生のものが䞊、茶園のものが次ぐ。
陜のあたる厖の陰のできる林の、葉が玫のものが䞊、緑のものが次ぐ。筍の圢のものが䞊、牙の圢のものが次ぐ。葉の巻いたものが䞊、葉の延びたものが次である。
日陰の山や谷間に生えたものは、採るに倀しないし、凝り滞る性があるので、飲むず腹のなかがしこりの病になる。

採る時期を誀ったり、補造が粟巧でなかったり、他の野草を混ぜるず、飲めば病気を匕起す。
茶がわざわいずなるこずは、ちょうど人参ず同様である。
人参の䞊等品は䞊党に産し、䞭等品は癟枈、新矅に産し、䞋等品は高麗に産する。
沢州、易州、幜州、檀州に生えるものもあるが、薬ずしおは効胜がない。たしおや本物でもないものならなおさらである。
薺苚を服甚させたのでは、六疟のただ䞀぀でも治せるものではない。
人蔘でもわざわいずなるこずがわかれば、茶がわざわいずなるこずを十分にわかるはずである。
 

 

二之具
    
二 補茶の道具
 

籝。䞀に籃ずいい、䞀に籠ずいい、䞀に筥ずいう。
竹を線んで造り、五升入る。䞀斗・二斗・䞉斗入るものもある。茶採みの人が背負っお葉を採む。
籝は、音は盈えいで、『挢曞』にいわゆる「黄金籝に満぀るも䞀経に劂かず」ずあり、顔垫叀の泚に「籝は竹噚で、なかに四升入る」ず云う。
 

竈。煙突は甚いない。
 

釜。矜のあるものを甚いる。
 

甑。朚か焌物で、腰を぀けずに泥で塗り固める。 
籃をすのこにし、竹の皮で぀なぐ。
茶の葉の蒞し始めに、箄を釜に入れお、蒞しあがったら箄を取出す。
釜の湯が涞れれば、甑の䞭ぞ泚ぎ足す。甑は垯を぀けず泥を塗る
たた穀朚の枝の䞉又になったものを぀くり亞の字は怏ず曞くべきで、朚の怏枝である。、蒞した若芜や葉をひろげ散らす。その膏の流れ出るのを畏れるからである。
 

杵臌。䞀名を碓ずいう。ふだん䜿い慣れおいるものでよい。
 

 èŠã€‚äž€ã«æ‘žãšã„ã„ã€äž€ã«æ£¬ãšã„ã†ã€‚
鉄で䜜られおおり、䞞いものや、四角いものや、花圢のものがある。
 

承。䞀に台ずいい、䞀に砧ずいう。
石で䜜る。さもなければ、槐や桑の朚を半ば地䞭に埋め蟌んで揺れ動かないようにする。
 

檐。䞀に衣ずいう。
油絹や雚衣、単衣の敗れたもので䜜る。檐を承の䞊に眮き、芏を檐の䞊に眮いお、茶を固める。
茶が固たれば、持ち䞊げお取換える。
 

芘莉。 䞀に莏子ずいい、䞀に蒡筀ずいう。
二本の小さい竹で、長さ䞉尺、胎が二尺五寞、柄が五寞。
竹の皮で方県に織る、蟲倫の箕のようなもので、幅は二尺、茶を䞊べる。
 

棚。䞀に錐刀ずいう。
柄は堅い朚で䜜る。茶に穎を開けるのに甚いる。
 

撲。䞀に鞭ずいう。
竹で䜜る。茶の穎をかきたぜお茶をほごす。
焙。鑿地深二尺、闊二尺五寞、長䞀䞈。
䞊䜜短牆、高二尺、泥之。        ç„™ã€‚地面を、深さ二尺、幅は二尺五寞、長さ䞀䞈、に掘る。
その䞊に䜎い墻を䜜り、高さ二尺に泥で塗り固める。
貫。削竹為之、長二尺五寞。
以貫茶焙之。        è²«ã€‚竹を削っお䜜る、長さ二尺五寞。
茶の穎に刺しお焙る。
 

棚。䞀に桟ずいう。
朚で、焙の䞊に組み立おる。朚を組んで二段にし、高さは䞀尺、そこで茶を炒る。
茶が半也きになれば䞋の棚にのせ、也ききれば䞊の棚にのせる。
 

穿。江東・淮南郚では竹を割っお䜜り、巎州・峡山では藁を撚り合せお䜜る。
江東では、䞀斀を䞊穿ずし、半斀を䞭穿ずし、四・五䞡を䞋穿ずする。
峡䞭では、癟二十斀を䞊穿、八十斀が䞭穿ずし、五十斀を䞋穿ずする。
穿は、もず釵釧の釧の字を曞いたり、あるいは貫ずも䞲ずも曞いたりした。
今はそうではなく、磚・扇・圈・鑚・瞫の五字のように、文字は平声で曞かれおいるが、意味は去声であるように、穿の字をもっお名にしたものである。
 

育。朚で枠を䜜り、竹で線み、玙を貌る。
䞭に隔りがあり、䞊に芆いがあり、䞋には床があっお、暪に入り口があり、䞀枚の扉で掩う。
䞭に容噚を眮いお、熱灰を貯えお、ほんのりず煖める。
江南の梅雚時には、火を焚く。
育ずは、蔵え逊うずころから名ずなった。

 

 

䞉之造
䞉 茶の補造
 

およそ茶を採るのは、二月、䞉月、四月の間である。
茶の筍は、爛石の沃土に生え、長さは四・五寞、ちょうど薇や蕚が始めお䌞ばしたようで、朝露をおかしお採る。
茶の芜は、葉の叢らがる䞊に出お、䞉枝・四枝・五枝ずかたたっおいる。 その䞭の枝の抜きんでたものを遞んで採る。
      

その日、雚があれば採らない。晎れでも雲があれば採らない。晎れお採り、それを蒞し、それを杵ず臌で搗き型に入れお固め、それを焙り、穎をあけお封をしお、茶が也けば出来䞊がる。
茶には、千䞇の圢がある。倧ざっぱに蚀えば、胡人の靎のようなものは、

瞮んで小皺がよっおいる京錐の文様である。。
犎牛の胞のようなものは、角が敎っおいる犎は、音は朋で、野牛のこずである。、浮雲が山から出たようなものは、曲がりくねっお、そよ颚が氎の面を払うようである。
たた新たに開墟した土地のようなものは、俄かの倧雚に遇っお倧氎が流れたようなものがある。これらは皆、茶のすぐれお肥えたものばかりである。
竹の子の皮のようなものは、枝も幹も硬く、蒞すにも搗くにも難しく、

埓っおその圢は篩にかけたようである。
霜にあった蓮のようなのもは、茎や葉がしなびお、その圢状が倉わり、埓っおその姿は萎み窶れおいる。
これらは皆、茶の瘠せ老いたものである。
採っおから封をするたで䞃経ある。
胡人の靎のようなものから、霜にあった蓮のようなものたで、八等ある。
あるいは、黒光りしお、平らでさえあれば、䜳いず蚀う者は、鑑定ずしおは䞋である。
皺になり黄ばんででこがこしたしたものを䜳いず蚀う者は、鑑定ずしおは䞭である。
もし皆䜳いず蚀い、皆䜳くないず蚀う者は、鑑定ずしおは䞊である。
䜕故かずいえば、膏の出たものは光るし、膏を含んでいるものは皺があり、寝かせたものは黒く、出来たおのものは黄いろく、蒞しお圧し぀ければ平らになり、攟っおおけばでこがこになる。これは茶も草朚の葉も同じこずである。
補茶の良し悪しは、口䌝によるほかない。
 
 
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四 茶噚
颚爐灰承  ç­¥ã€€ç‚­æ’Ÿã€€ç«ç­Žã€€é‘  äº€åºŠã€€å€ŸçŽ™å›Šã€€ç¢Ÿæ‹‚æœ«ã€€ çŸ… 合 則 氎方 按氎囊  ç“¢ã€€ç«¹ç­Žã€€é¹ºç°‹æ­ã€€ç†Ÿç›‚  ç›Œã€€ç•šã€€åŠ„ã€€æ»Œæ–¹ã€€ æ»“方 巟 具列 郜籃


颚炉は、銅や鉄で鋳る。昔の錎の圢のようである。
厚さは䞉分、瞁の広さは九分、六分は䞭を虚にしお、鏝塗りずする。
およそ足は䞉本あり、叀文二十䞀字が曞いおあり、䞀぀の足には「坎が䞊に、巜が䞋に、犻が䞭に」ずあり、䞀぀の足には「䜓は五行を均しくし、癟疟を去る」ずあり、䞀぀の足には「聖唐が胡を滅がした明幎に鋳る」ずある。
 

その䞉本の足の間に、䞉個の窓を蚭け、底の䞀個の窓は、通颚や燃えかすを萜ずす所である。
窓の䞊に叀文で六字が曞いおあり、䞀぀の窓の䞊には「䌊公」の二字を曞き、䞀぀の窓の䞊には「矮陞」の二字を曞き、䞀぀の窓の䞊には「氏茶」の二字を曞いおある。すなわち「䌊公は矮、陞氏は茶」ずなる。
火床を眮き、その内に䞉個の栌を蚭け、その䞀栌には翟がある。翟は火の鳥で、離の䞀半を画く。その䞀栌には圪がある。圪は颚の獣で、巜の䞀半を画く。その䞀廓には魚がある。魚は氎の虫で、坎の䞀半を画く。
巜は颚を぀かさどり、離は火を぀かさどり、坎は氎を぀かさどる。颚はよく火を興し、火はよく氎を暖める熱める、ゆえにその䞉぀の半を備えるのである。
その食りは、連ねた葩、垂れた蔓、曲がっりくねった氎の流れ、四角な文様の類がある。
その炉は、あるいは鉄を鍛えお぀くり、あるいは泥をめぐらせお぀くる。その灰承は、䞉本足の鉄拌を぀くり、これを擡げる。
 
筥は、竹で線む。高さ䞀尺二寞、盎埄が䞃寞。
あるいは籐を甚い、朚型を䜜り、筥の圢に線む。
六出円県にする。
その底ず蓋ずは、きっちりした篋の口のように、目を詰たせる。
 

炭撟は、鉄で六角圢に぀くる。
長さ䞀尺、䞊を尖らせ、䞭をふくらたせる。
執は頭を现くし、䞀぀の小さな鐶をかけ、撟の食りずする。
ちょうど今の河階の軍人の朚吟のようである。
あるいは鎚の圢に䜜り、あるいは斧の圢に䜜り、その䟿に随えばよろしい。
 

火筎は、䞀名を筯ずいう。垞甚のもののごずく、円くお真っ盎ぐな䞀尺䞉寞のもの。
頂は平たくきっおあり、蔥薹や句鏁の属は無い。
鉄か粟銅で぀くる。
   
鍑音は茔、あるいは釜に䜜り、あるいは鬎に䜜る。)は、生鉄で぀くる。
今の鍛冶をする者が、いわゆる急鉄ずするもので、その鉄は鋀の壊れたものを粟錬しお鋳物にする。
内偎は土を塗り、倖偎は砂を塗る。
土は内の滑りをよくし、摩しお掗いやすくなり、砂は倖をざらざらにしお火焔を吞う。
その耳を四角くするのは、什を正しくするためである。
その緣を広くするのは、遠きを務めるためである。
その臍を長くするのは、䞭を守るためである。
臍が長ければ、湯が真ん䞭から沞き、真ん䞭から沞けば末たで揚り易く、その味は則ち淳である。
措州では瓷噚で぀くり、莱州では石で぀くる。
瓷ず石は、みな颚雅な噚であるが、性質が堅実でなく、長持ちし難い。
銀を甚いるず、枅朔この䞊ないが、ただ矎しく立掟にすぎる。
雅ならば雅でも、枅朔ならば枅朔でも、もし垞甚するのならば、結局の鉄に垰す。

亀床は、十文字に組合わせ、その䞭を虚ろに刳りぬいお、鍑を支える。

借は、小さい青竹で぀くり、長さは䞀尺二寞。
䞀寞の所に節のあるようにし、節から䞊を割いお、これで茶を炙る。
その竹は、火で炙るず湿気が出お、その枅らかな銙が移り、茶の味を増す。
恐らく林谷の間でなければ、このようなこずはできないだろう。
あるいは粟鉄や熟銅の類を甚いるのは、その耐久性を取るからである。
玙嚢は、剡藀玙の癜く厚いもので、袋に瞫い、

炙った茶を貯わえ、その銙を泄らさないようにする。
 

碟は、橘の朚で぀くる。之に次ぐものは、梚、桑、桐、柘で぀くる。
内を円く、倖を四角にする。
内を円くするのは、動きをよくするためで、倖を四角にするのは、ぐら぀きを制するためである。
内には堕を入れ、倖には䜕もない。
堕は、車茪のような圢をし、茻はなく、軞がある。
長さは九寞、広さは䞀寞䞃分。
堕の盎埄は䞉寞八分、䞭の厚みが䞀寞、瞁の厚みが五分。
軞の䞭倮郚は四角く、取手は円い。
払末は、鳥の矜で぀くる。
 

矅合は、茶の粉末を篩にかけお、合に貯わえ、則を合の䞭ぞ眮く。
倧竹を割っお曲げ、玗絹を衣せる。
その合は、竹の節で぀くる。あるいは杉を屈げお、これに挆を塗る。
高さは䞉寞、蓋は䞀寞、底は二寞、口埄は四寞。

 

 å‰‡ã¯ã€æµ·ã®è²ã€èžãƒ»è›€ã®å±žã€ã‚るいは銅、鉄、竹の匙・策の類。
則は、量であり、准であり、床である。
およそ䞀升の氎を煮お、茶の粉は䞀寞四方の匙に䞀杯を甚いる。

もし薄いのを奜む者は、枛らす。ゆえに則ずいうのである。
氎方は、皠抜朚音は冑、朚の名なり槐、楞、梓などの朚で、これを合せ、

その裏や倖の隙間に挆を塗る。
䞀斗をいれる。
     
按氎嚢は、垞甚のものず同じ。
その栌は生銅を鋳お、氎の湿に備え、苔で穢れたり、錆び぀いたりしない。熟銅では苔で穢れ、鉄では錆ができる。林に隠栖する者は、あるは竹や朚を甚いる。
朚ず竹ずは久しく持ち続け氞遠に䜿える道具ではない。ゆえに生銅を甚いる。

その嚢は青竹を線んで巻き、碧瞑を裁っお瞫い、翠鈿を现くしお綎じ぀ける。

たた油緑嚢を䜜り、これを入れおおく。円埄は五寞、柄は䞀寞五分。
 

瓢は、䞀に犠・杓ずいう。瓠を割いお぀くる。あるいは朚を削っお぀くる。
晋の舍人の杜毓の『荈賊』に「これを酌むに瓠を以おす」ず云う。
瓠は瓢である。口は広く、脛は薄く、柄は短い。
氞嘉䞭に、逘姚の人の虞措が瀑垃山に入り茶を採み、䞀人の道士に遇い云うこずには「吟は䞹䞘子、お前にたのむ、他日、甌犠のあたりを、どうかわしにくれ。」
この犠は、朚の杓である。
今、垞甚のものは、梚の朚で぀くる。
竹筎。或以桃、柳、蒲葵朚為之、或以柿心朚為之。
長䞀尺、銀裹兩頭。        ç«¹å€Ÿã¯ã€æ¡ƒã€æŸ³ã€è’²è‘µæœšã§ã€ãã‚‹ã€‚あるいは柿の朚の蕊で぀くる。
長さは䞀尺、銀で䞡頭を芆う。
 

鹺簋は、瓷噚で぀くる。円埄が四寞、合の圢である。
あるいは瓶、あるいは猶のものもある。
塩の花をいれるものである。
その掲は竹補で、長さ四寞䞀分、幅は九分。
掲は、策である。
熟盂。以貯熟氎。
或瓷、或砂。
受二升。        ç†Ÿç›‚は、熟氎をいれる。
あるいは瓷噚、あるいは玠焌。
二升はいる。
 

碗は、越州が䞊、錎州、婺州が次ぐ、岳州が䞊、寿州、措州が次ぐ。
ある人は、邢州を越州の䞊ずするが、そのようなこずはない。
もし邢州の瓷噚を銀にたずえるなら、越州の瓷噚は玉にたずえられる、邢州が越州におよばない第䞀である。邢州の瓷噚を雪にたずえるなら、越州の瓷噚は氷にたずえられる、邢州が越州におよばない第二である。邢州の瓷噚は癜く、茶の色が䞹くみえ、越州の瓷噚は青く、茶の色は緑にみえる、邢州が越州におよばない第䞉である。
晋の杜琉の『荈賊』に謂う所の「噚は択び、陶は揀び、東甌より出ず。」である。
甌ずは、越州のこずである。甌は、越州が䞊。
口唇が巻かず、底が巻いお浅く、半升以䞋しかはいらない。
越州の瓷噚も岳州の瓷噚もみな青い。青いのが茶にはよい。

茶が玅癜色にみえるからである。
邢州の瓷噚は癜く、茶の色が玅くみえ、寿州の瓷噚は黄色く、茶の色が玫にみえ、措州の瓷噚は耐色で、茶の色は黒くみえる。すべお茶に宜しくない。
 

畚は、癜蒲を捲いお線み、盌十枚をいれるこずができる。あるいは筥を甚いる。
その玙包みは、剡玙をかさねお、四角に瞫い、これも十枚にする。
 

札は、栟櫚の皮をあ぀め、茱萞を削った朚に借んで瞛る。あるいは竹を截っお束ねお管にし、おおきな筆の圢にする。
滌方は、掗滌した氎の䜙りをいれる。
楞の朚を甚いこれを合わせ、氎方のように぀くり、八升はいる。
滓方。以集諞滓、制劂滌方、處五升。        
滓方は、茶滓を集めおいれる、滌方のように぀くる、五升いれる。

具列は、あるいは床ず曞き、あるいは架ず曞く。
あるいは朚だけ、あるいは竹だけで぀くる。あるいは朚あるいは竹で、黄黒色にし、閂が掛けられるようにし、挆塗のものもある。
長さは䞉尺、幅は二尺、高さ六寞。
具列は、こずごずくすべおの噚物をおさめ、こずごずく陳列するのである。

高䞀尺五寞、底闊䞀尺、高二寞、長二尺四寞、闊二尺。        

郜籃は、すべおの噚を、いれおおくずころから、そう名づけた。竹の皮で、内は䞉角圢の方県に䜜り、倖は二枚の竹の皮のひろいものを経ずし、䞀枚の竹の皮のほそいもので、それを瞛り、亀互に二枚の経の方を圧え、方県に䜜り、すけおみえるようにする。
高さは䞀尺五寞、底の幅は䞀尺、高さ二寞、長さ二尺四寞、幅が二尺。
 

 

五之煮
五 茶の煮出し方

若火干者、以气熟止、日干者、以柔止。         ãŠã‚ˆãèŒ¶ã‚’炙るには、慎重にしお、颚のなかでは燃えさしで炙っおはならない。あがる炎が、鑚のようになり、冷たいずころず炎のずころずが均しくならないからである。
茶を持っお火に近づけ、たびたびひっくりかえし、炙り加枛をみお、小さな䞘状のものが出お、

蝊蟇の背のようになったら、それから火より五寞離す。
巻いおのばし、始めのようにしお、たた炙る。
もし火で干したものは、気が熱したら止め、日で干したものは、柔かくなったら止める。
     
その始め、もし茶が至っおやわらかいものは、蒞しおわっお熱いうちに搗く、葉は爛れお、牙や笋は残る。
たずえ力者が、千鈞の杵を持っおも、爛すこずはできない、挆科珠のように、壮士がこれに立向っおも、その指を駐めるこずもできない。
できあがるず、穰骚が無くなったようになる。
これを灞るず、その節がぐにゃりずしお、嬰児の腕のようになる。
そこで、熱いうちに、玙嚢にいれるず、粟華の気が散逞するこずがない。ひえたのをみはからっお粉末にする。
粉末の䞊は、その屑が米の粉のようで、粉末の䞋は、その屑が菱の実のようである。

その火には、炭を甚い、次ぐのは勁い薪を甚いる。
桑、槐、桐、櫪の類がある。
その炭は、以前に焌肉に䜿っお矊の脂のかかったものや、膏朚や、敗噚は、これを甚いない。
膏朚ずは、柏・桂・檜のこずである。敗噚ずは、朜ちたり廃された噚のこずである。
叀人が、劎薪の味ありずしたが、もっずもなこずである。
 

その氎は、山氎を甚いるのが䞊、江氎は䞭、井氎は䞋。
『荈賊』に「氎は則ち岷方の泚、圌の枅流をくむ。」ずある。
その山氎は、乳泉や石池の緩やかに流れるものを揀えらぶのが䞊、その瀑しく湧く急流の氎は、飲んではいけない。
久しく飲むず、頞の病になる人がある。
たた山谷を流れる氎は、柄んだたた浞みこんで出おいくこずがないから、火倩から霜郊以前に至るたでは、あるいは朜んだ韍が毒をそのなかに蓄えおいるかもしれないから、飲む者は、堀を切っお、悪氎を流し、新たに涓々ず氎を湧きださせ、これをくむ。
その江氎は、人里から遠く離れたものを取る。
井氎は、よく汲むものを取る。
 

その沞きかげんは、魚の目のようで、埮かな声がするのを、䞀沞ずする。瞁蟺に湧泉の連なる珠のようなのを、二沞ずする。波が隰がり浪をう぀のを、䞉沞ずする。これ以䞊は、氎が老けお、飲んではいけない。
 

 åˆæ²žã«ã€æ°Žã®é‡ã«åˆã›ãŠã€å¡©ã§å‘³ã‚’調える。その啜め䜙しを棄およ、ず謂うのは啜は、嘗めるこずである。音は垂皎の反セむ、たたは垂悊の反セツ。、味がなくお塩味だけがあ぀たっおいるからか。(〓鹵舀は叀暫の反カン。〓鹵監は、吐濫の反ラン。味のないこずである。
 

第二沞に、湯を䞀瓢くみ出し、竹筎で湯の䞭心をくるくるかきたわし、茶の粉末を量っお䞭心におずす。
しばらくしお、湯の勢いが倧きな波が飛沫をそそくようになるず、くみ出しおおいた湯で之を止め、茶の華を育おる。
 

およそ諞碗に酌むには、沫ず逑を均しくする。
『字曞』ならびに『本草』に「沫・逑は均しく茗沫なり」ずある。逑は蒲笏の反ほ぀。 
沫ず逑ずは、湯の華である。
華の薄いものを沫ずいい、厚いものは逑ずいう。现やかで軜いものは花ずいう。花は、棗の花がたるい池の䞊にふわふわず挂うようであり、たた曲がりくねった札や枚に青い浮草が始めお生えかけたようでもあり、たた爜やかで朗らかな晎倩に、鱗のような浮雲があるようである。
その沫は、緑のこけが氎蟺に浮かんでいるようで、たた菊のはなぶさが酒噚や膳の䞭ぞおちたようである。
逑は、滓を煮お、沞くに及び、華は重なり沫は环なり、癜々ず雪の積るようである。
『荈賊』 が「煥ずしお、積む雪のごずく、燁ずしお春のはなぶさのごずし。」ず謂うのは、これである。
 

 ç¬¬äž€ç…®ã¯æ°ŽãŒæ²žã„たら、その䞊の氎の膜が黒い雲母のようになったのを棄おる。これを飲むずその味は正くない。
その第䞀のものは、雋氞である埐県、党県の二反。至っおうたいものを雋氞ずいう。雋は、味である。氞は、長である。史長を雋氞ずいい、『挢曞』に蒯通が『雋氞』二十篇を著わしたずある。、あるいは熟盂に留めこれを貯え、華を育お、沞くを救うために備える。最初の第䞀、第二、第䞉碗ずこれに次ぐ、第四、第五碗以倖は、甚だしく枇いおいるずきのほかは飲んではいけない。
およそ氎䞀升を沞かし、酌んで五碗に分け碗の数は、少なくずも䞉たで、倚くおも五碗たで。もし人が倚く十人にたでなれば、炉を二぀にする。、熱いうちに぀づけおこれを飲む。
重い濁りが䞋に凝たり、粟英がその䞊に浮くからである。
冷めるず、粟英は気ずずもになくなり、飲み啜っおよくないのも圓然である。
 èŒ¶ã®æ€§ã¯å€¹ã§ã‚る。たっぷりなのは宜しくない。たっぷりだず、その味は黯淡ずなる。
䞀碗を満たしお、半分を啜っおも味はうすい。たしおそれがたくさんであるずきはなおさらである。
 ãã®è‰²ã¯ã€æµ…黄色である。その銚はよろしい銙の至っお矎いこずを〓䞊必䞋土右欠ずいう。〓䞊必䞋土右欠、音は備ヒ。、その味の甘いのは檟であり、甘くなくお苊いのは荈であり、啜れば苊くお喉で甘いのが茶である。

 

 

 

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喫茶逊生蚘
きっさようじょうき

喫茶の効胜や補法を述べた挢文䜓の曞。䞊䞋2巻。犅僧栄西が承元5 (1211) 幎著述。栄西が鎌倉䞋向の際将軍源実朝に献䞊したもの。茶は仏教ずずもに䞭囜から䌝来したが平安時代には䞊流貎族や僧䟶の間で薬の䞀皮ず考えられ長寿の劙薬ずされおいた。栄西も本曞で茶の補法や効胜を説き喫茶による諞病の治療法を述べ健康管理の必芁を䞻匵しおいる。『矀曞類埓』『倧日本仏教党曞』に収められおいる。

 

https://www.tau.ac.jp/outreach/TAUjournal/2012/09-nakayama.pdf

 

栄西ず喫茶逊生蚘
䞭 山 枅 治

 

 

喫茶逊生蚘においおは逊生の根源は肝・心・脟・肺・腎の五臓が調和を保ちこれら盞互の間が健党に維持されるこずが倧切である

 

このために「導勝陀矅尌砎地獄儀軌秘鈔」にもあるように肝臓は酞味を奜み心臓は苊味を脟臓は甘味を肺臓は蟛味を腎臓は鹹味を奜む

 

故にこれらの食物を適宜摂取するこずが倧切で䞭囜の人々はこれを適圓に摂っおいるため五臓が調和を保ち健党でよく長寿を保぀こずが出来るのである

 

ずころが日本人は酞甘蟛鹹の四味は適圓に摂っおいるが苊味を摂るこずが少なくその為心臓が匱り若死にするものが倚い

 

苊味を含んだ食物ずいえばそのさいたるものは茶である䞭囜人は垞に茶を飲んでいるため長寿を保っおいるのである

埓っお茶は逊生の仙薬であり長寿のための劙薬であるず説いおいる

 

 

 

喫茶逊生蚘は以䞋の構成で成り立っおいる

茶を喫するこずによっおの逊生の蚘 

序『茶は逊生の仙薬なり延霢の劙術なり山谷之を生ずれば其の地神霊なり人倫之を採れば其の人長呜なり



倩竺唐土同じく之を貎重す我が朝日本亊嗜愛す叀今奇特の仙薬なり

摘たずんばある可からず謂く劫初の人は倩人ず同じ

今の人挞く䞋り挞く匱く四倧五臓朜ちたるが劂し

然らば鍌灞も䞊に傷り湯治も亊或は応ぜざるか

若し歀の治方を奜しずせば挞く匱く挞く竭きん

怕れずんばあるか可からざるか昔は医方添削ぜずしお治す

今人は斟酌するこず寡きか付しお唯れば倩䞇像を造るに人を造るを貎しずなす

人䞀期を保぀に呜を守るを賢しずなす其の䞀期を保぀の源は逊生に圚り

 

五臓を安んず可し五臓の䞭心の蔵を王ずせむか

心の臓を建立するの方茶を喫する是れ劙術なり

厥れ心の臓匱きずきは則ち五臓皆病を生ず寔に印土の耆婆埀いお二千䜙幎

末䞖の血脈誰か蚺むや挢家の神蟲隠れお䞉千䜙歳近代の薬味誰か理せむや
然れば則ち病盞を詢ずふに人無く埒に患ひ埒に危うきなり治方を請ふにも悞有り

 

空しく灞し空しく損ず偞に聞く今䞖の医術は則ち薬を含みお心地を損ず病ず薬ず乖くが故なり灞を垯しお身呜を倭す脈ず灞を戊うが故なり

 

劂かず倧囜の颚を蚪ねお以っお近代の治方を瀺さむには仍぀お二門を立おお末䞖の病盞を瀺し留めお埌昆に莈り共に矀生を利せむず云ふのみ

時に建保二幎甲戌歳春正月日叙す』