18歳の女子学生との飲酒疑惑で自民党を離党した吉川赳議員について、自民党県議団が議員辞職を勧告することを決めました。公の場に姿を見せていない吉川議員ですが、現時点で本人に辞職する意向はないようです。
一部週刊誌に18歳の女子学生と飲酒を共にし、4万円の小遣いを渡したなどと報じられた吉川赳衆議院議員。6月10日に自民党を離党しましたが、公の場に姿を現さず、一切、説明がないままとなっています。
こうした中、自民党県連は6月14日、臨時役員会を開催し、「吉川議員への辞職勧告」を決めました。
<自民改革会議 良知淳行代表>
「自民党県議団として、『辞職をしっかりつきつけろ』という一致団結した声を頂いたので、吉川議員へそれを届けなければいけない」
吉川議員に対し、一連の問題への説明を求めると共に、辞職を勧告するもので、議員総会でもすべての議員から賛同を得たということです。
一方、関係者への取材で現時点で、吉川議員には議員辞職の意向がないことが分かりました。また、記者会見で説明する意向もないということで、問題の幕引きにはまだ時間がかかりそうです。
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