吉川氏に辞職勧告へ 自民県連 5区支部長、城内氏代行

2時間前

 自民党県連は14日、県庁で役員会を開き、18歳の女性に飲酒させたなどと週刊誌に報じられ離党した吉川赳衆院議員(比例東海)に対し、党所属県議40人の総意として辞職を勧告する文書を提出することを決めた。
 吉川氏の離党に伴い空席となっている衆院静岡5区の支部長ポストは、城内実県連会長(衆院静岡7区)が当面代行することを確認した。近く党本部に上申する。
 良知淳行県連幹事長は記者団に「本人から連絡が全くない。岸田文雄党総裁(首相)も言っているように、事実関係をしっかり説明すべきだ」と強調した。
 22日公示が有力視される参院選への影響については「大きく出ると思うが、党公認の立候補予定者とは無関係。衆院静岡5区、県内の皆さんに理解、応援いただけるよう訴えていく」と述べた。
 5区を地盤とする細野豪志衆院議員を支部長に推す声があったかを問われ、「目の前に選挙がある。城内会長に受けてもらうことが一番いい形だと確認した」と説明した。

 ■吉川氏、欠席届提出 15日の国会本会議
 18歳の女性に飲酒させたなどと週刊誌に報道され自民党を離党した吉川赳衆院議員(比例東海)は14日、国会最終日となる15日の本会議の欠席届を提出した。吉川氏は報道後、記者会見など自ら説明する場を設けていない。

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