Crasher In The Novel #32「なにがNDを突き動かしたのか」

「SOI SOI SOI SOI SOI SOI SOI SOI SOI SOI SOI SOI SOI SOI SOI SOI SOI・・・・・・」

上空を飛んでいく、何かの大群。

・・・・・・いや、「何か」では無かった。

「SOI SOI SOI SOI SOI SOI SOI SOI SOI SOI SOI SOI SOI SOI SOI SOI SOI・・・・・・」

その正体は、ヘリコプター。
それも、全て「-」やら「/」、「_」などの文字で構成されたもの。
所謂アスキーアートで作られたヘリコプター。
その名も、「(笑)わらコプター」(英:roflcopter)である。
原理は不明だが、どうやらそれに乗っている奴らがいるらしい。

キボクラ「全く!!!今回もまたこうなる!!!!」※Weekly5話参照
キュアグレース(以降「のどか/グレース」)「NDさん、最初から正体知ってたの?」
ND「ああ、お前にはまだ経緯を話してなかったな」
Sam「Nodoka, how strong you are!」

ND、キボクラ、Sam、グレースの4人。
NDが何らかの経緯を話すらしいが・・・・・・。

ND「まあ俺は元々お前らの事は微塵も見てなかったけどな・・・・・・」
グレース「て事は詳しくは知らなかったの?」
ND「一応、テレビとかで名前くらいは知ってた程度だ」

「・・・2019年の秋まではな」
グレース「2019年の秋?」
キボクラ「それって確かあの時か?」
Sam「What?」
ND「・・・・・・まあ、この機会に正直に話しておこうか」