岸田文雄首相は12日、地元・広島市入りし、広島商工会議所の池田晃治会頭らが発起人となって開かれた首相就任を祝う会に出席した。昨年10月の就任以来、こうした地元の会合に出席するのは初めて。前日に訪問先のシンガポールから帰国したばかりの首相。約30分のあいさつで政治人生を振り返るなどし、「広島人として恥ずかしくない首相を務めていきたい」と話した。
首相が初当選したのは1993年の衆院選。「新党ブーム」で、日本新党や新党さきがけなどが躍進し、「厳しい声を浴びながら戦った」と語った。
2000年11月には、所属…