12021年10月24日(日)15:00~西当別コミュニティ-センター(仮称)石狩郡当別町西当別風力発電事業住民説明会水杜の郷杉浦(S)水杜の郷渡邉(Y)合同会社石狩郡当別町西当別陸上発電所石川(I)住民参加者(O)※敬称省略質疑応答Y:資料のご視聴ありがとうございました。質疑応答に入る前に、この資料の件に関しまして、何かご質問ございますか。O:ちょっと一つ基本的なことを尋ねますが、今日の説明会は、配慮書の説明会ですか、それとも方法書の説明会ですか。どちらですか。今までの質問の説明では、方法書の説明会ということでしたが如何ですか。I:事業者の方から回答させて頂きます。本件につきましては、方法書の説明会とさせて頂いております。O:これ、違うようですね。方法書の説明会は、方法書ってもう縦覧してるんですか。方法書は縦覧されてますか。I:はい、方法書の縦覧は今年の2月の段階で完了しております。O:いや、私は見たことないけど。配慮書は見ましたけどね。方法書はまだ見てませんが、如何ですか。しかるべき行政に確認したら、まだ方法書の段階にいってないと言ってましたが。どうですか。ひとつね、方法書が出来ていれば対象事業に関わらず、計画策定はね、ほぼ出来ているんですよ。40ページのね、40ページを見て頂きますと。だから現在、方法書の手続きの説明会をしたいということであれば、ある程度の計画が策定されているんですよ。如何ですか。I:方法書の段階ではですね、まだ暫定とした計画になります。まず暫定で作った今回の事業計画に対して環境に影響があるのかどうか、これから現地調査をし、より現実的な事業計画にするという作業が3番目の準備書という流れになっていきます。Y:では、質疑応答に入りますので、挙手して頂いて、マイクをお持ちいたしますのでマイクにて発言を宜しくお願いします。ご協力お願いします。
2O:1つ。当該地区にこの大規模な風力発電が計画されているわけですが、この地点がですね、最適地点と見た事項、この地点を選んだ事項ね、何が選ぶ価値があるのか、対象物として、どういうところが良くて適地としたか、5つか6つ事項をあげてください。宜しく。I:すいません、5つか6つというのはよくご質問の意図が分かりかねるんですが、基本的にはですね、西当別町自体が非常に風況の良いエリアに入っております。事業地としてもですね、各尾根、いわゆる山頂も含めた事業計画地というのが、地盤の強さであったりとかですね、並びにその風況の強さ、そういったところから我々が事業計画地として選定をさせて頂いた理由となります。O:それでは風況1つですか。風況1つって今説明でしたね。I:風況と地盤の強さです。O:地質調査しましたか。ボーリングしましたか。I:今まさにボーリング調査をしているのと、前提として今回、方法書の説明会というのはいろんな希少動植物の調査であったり、騒音低周波音、そういったところも含め、これからしっかり調査をし、環境に影響があるところに関しては回避や低減を行い、事業計画を煮詰めていくという主旨となります。O:だから1番のね、導入は配慮書なんですよ、配慮書。I:配慮書。O:配慮書が一番ソフトな面をね、調査して述べて頂いて、それを元に事業計画の素案を作っていくと。いうのが本来の動きであって、風況調査だけでね、あるいは地盤がいいからって2点ですね、これ、2点。例えばですね、ここの地区には環境保全条例が出来ているわけですが、道と町のね、こういうものを加味したとかね。それから景観、こっち地域が近くには住宅地域ではないですが、指定されていない住宅地がありますよね。そういうところの配慮、そういうところを見たか。そういうと、今4つ言いましたがまだまだあると思いますよ。如何ですか。I:はい、おっしゃる通りでございまして、まず配慮書では、事業計画を素案した段階で行政及び有識者のご意見を頂き、配慮書の縦覧を実施します。その後道庁、当別町及び経産大臣含めて意見を頂いている状況となります。この配慮書を行った事業計画案から続いて、事業計画に関わる調査内容を、今回、方法書で示させて頂いている状況です。方法書で示させて頂いていた次のステップとして、各現地の調査を実施し、準備書という形で本当に影響があるのか無いのかを調査した結果をまとめる状況となっております。
3O:風況調査という話がありましたが、方法書の中で気象の状況というのが書いてありますね。そこには、新篠津と石狩と江別の気象測候所のデータが載ってるんですよ。なんで当別の気象観測データが載ってないんですか。S:すいません、何ページをご覧になっておりますでしょうか。O:何ページ目じゃなくて、方法書の中身、気象の状況について書いてあるところを言っているんです。あなた方は方法書の内容をしっているんでしょ。その中では、新篠津と石狩と江別のデータしか載ってないんですよ、気象についての。なぜ当別が載ってないかというと、当別にアメダスポイントが無いからですよね。引用出来なかったということですよね。それで風力発電所が成り立つのかなというふうに思うんですよね。ろくに現地調査もしないで、適当に秒速6ないし秒速7メートルのデータを出してね、それだけで風力発電所があの山の上で稼働出来るんですか。その辺の答えは全く方法書の中には書いてないんですよね。先程から話を聞いてますと、方法書は調査の計画を言うというだけであって、実際には準備書を見てくださいっていうふうに聞こえますが、話は広げず、気象の状況に限ってこれで果たして風力発電所をやる気があるのか、そういうデータもあげないでね、現地行って調べもしないで、特に当別の場合は雪も多いですし、冬の風はすごい強いですから、そういったことも十分考慮しているというふうには、とても見えないんですよね。その気象の状況の実際の状況、こういうデータが載っていますけども、そのことに限って、まずお答えをお願いしたいと思います。以上です。S:それではお答え申し上げます。今回の具体的な事業を行うにあたり、事業性を調査する、あるいは事業性を考える上でですね、おっしゃる通り、風力、風がどうなるのか、気象がどうなるのか、とてもとても重要なことでございます。従いまして、まず1つ目は、今は世界的なコンピューターシュミレーションがございます。その中で、日本のこの地点も当然入っております。そして、現地にはもう既に風況観測塔を建て、1年以上風速を計測しております。その現実に建てている風況観測塔のデータをもって、事業を具体的に試算していきます。また、同時に先程の鳥であったり、あるいはコウモリであったり、そういったものが現実にどうやって飛んでいるのかも風況観測塔で、調査しています。O:そうであれば、風況観測塔を実際に設けているのであればですね、そのデータを私達に示して欲しいんですね。方法書の中でも。コンピューターシュミレーションうんぬんって言うんだったら、それも方法書の中に載っけたらどうですか。載せもしないで他のデータを集めているってことで、それじゃあ説明になりませんよね。データを出したらどうですか。出せもしないで納得してって言ったって、それは無理じゃないでしょうかね。だからそういういい加減さが非常に気になるんですよ、あなた方がやっているのを見てると。データ出してください、今。S:大変恐縮ではございますが、データを出せと言われましても、事業性を図るために1年2年3年と粛々とデータを重ねた上で、春、夏、秋、冬、あるいは台風が来た、どのような風が来たのかを現実に調査しています。公開する内容ではございませんので、ご了承下さい。