12021年11月4日(木)13:00~当別ふれあい倉庫(仮称)石狩郡当別町西当別風力発電事業意見交換会合同会社石狩郡当別町西当別陸上発電所谷川(T)水杜の郷杉浦(S)水杜の郷渡邉(Y)エヌエス環境(森下・福田)(N)住民参加者(O)※敬称省略質疑応答O:ありがとうございました。環境影響評価、大変難しい評価方法でございますけども、改めましてこの周辺住民の方々を含めた一般の方々、国や地方公共団体などの意見を聞き、それらを踏まえて環境へ配慮した事業計画と書いてございます。12ページですね。この辺をですね、聞きて頂きたいということでお願いしたいと思います。それでは、簡単に事業者の方からご説明がございましたけれども、ここを聞きたいという方がいらっしゃいましたら、早速ですね45分程ございますので、質疑応答ということで、環境についてはエヌエスさんにお答えして頂きますので、挙手でお願いいたします。どうぞ。O:先ほど発言しましたT(個人名)です。一番最後のページご覧になって下さい。この表では配慮書、先程お話ししましたようにこれは町の広報及び新聞に掲載されて、町民の方に知らせたということです。それで町民の方では誰も知らなかったんですよね。知りようがなかった。それで意見が1つも出なかったと。こういう配慮書、風力発電計画を計画してますよという、そういう手続きがあったのにも関わらず、それを町民が誰も知らなかった。8月、これは8月なんですが、実はちょっと調べていきましたらですね、今の環境影響評価についてですね、抜け道がありましてですね。事前調査というのがあるんです。8月にこういう事業をやりたいということを経済産業省に出すんですが、その前から調査ができるという項目がありましてね、ちょっとそれについてですね、この8月以前にどういう調査をやられたのかお聞きしたいと思っております。お願いします。N:すいません。先程、ご質問がありました前倒し調査ってことなんですが、こちらの特に生き物の調査でやられるんですけれど、猛禽類とかの調査をやる場合、猛禽類が1年間の中で、色々と子育てとかをする生活サイクルによって、動き方が違ったり、例えばあの渡り鳥のように夏だけこちらに来るもの、また冬だけこちらに来るものとかそういった鳥等がありますので、そういった季節的な変動を大きく受ける種の場合ですと、調査をするのにだいたい1年半とか1年間では済まなかったり、何ヶ月とかでは済まないような長期的に実施する調査の項目がございます。そういった項目の場合、特にその事業実施エリアを含めて周辺広くどんなところを飛んでいるのかっていうのを把握するために、前段階、前もって広域で調査をすることが一応法律上許されておりまして、こちらですと基本的に鳥の調査を中心に動植物の調査の一部分について前倒しで実施しております。O:あと町内会長の方から、素朴な意見で結構です。
2O:太美南のH(個人名)と申します。水杜の郷さんにちょっとお伺いしたいんですけど、つくばの方でですね、御社がやってらっしゃるソーラーシェアリングについてなんですけど、御社の方では畑作をやってですね、いられるわけですね。畑作。朝鮮人参かなんかを作ってらっしゃると思うんですけど、それと同時にソーラーパネルの方は、なんだっけかな。S2(法人名)か。筑波発電所ということで、宜しいですか。S:はい。O:この会社はS1(法人名)の日本法人ですよね。やってらっしゃるのは。主に。S:このS2(法人名)でございますが、まず私ども農業生産法人水杜の郷は、少し前まで農業生産法人法に基づいて作ったものでございます。日本の法人でございまして、資本やらあるいは役員も全て日本人です。O:これ簡単に説明して。S:S2(法人名)につきましては、私どもが30パーセントの出資しております。そして70パーセントの出資は、確かに中国の国営企業のS1(法人名)様に出資して頂いております。但し、S2(法人名)は日本の法人でございます。O:この発電所さんは、ごめんなさい。発電所じゃなくて水杜の郷さんは北海道支店という名目で石狩に一応支店ということで設けてますよね。S3(法人名)さんのビル。S:はい、左様でございます。O:どなたか常駐しているんですか。S:現段階では常駐しておりません。O: S3(法人名)さんのところを窓口にしてるって事ですよね。S:実はこの事業がですね、もう少し具体化してまいりますと、私ども農業法人でございますから、農業を行いたいということで、こちらの当別町の方に支店を設けるつもりでございます。具体的な事業所を開設する予定です。O:今のところ農業関係は一切やってないってことですよね。S:はい、左様でございます。O:ですね。それと東京の本社のあるビルが、会計事務所さんに間借りしてるような形になってるそうですけども、同じそのお部屋の中にですね、あの他の発電所もですね、そこを事務所みたいにして設けてらっしゃいますよね。例えば、1例挙げると石狩厚田聚富陸上発電所、それから石狩洋上第一発電所、石狩洋上第二発電所、この近辺だけでも、この西当別事業所を含めて4つ、4つの発電所がですね、同じその瀬山さん、瀬山剛さんの事務所に本社みたいな形になってますよね。これらの
3ですね、なおかつこの聚富発電所の問い合わせ先がですね、水杜の郷の本社の渡邉さんが名前載ってるんですよ。ホームページ見ましたか。先程、西当別事業所がこの事業だけですって確かにおっしゃってましたけど、実際に水杜の郷さんは今、石狩ではっきりわかるだけでも4つの発電事業を行おうとしている。そうするとですね、聚富が8基ぐらい、西当別で12基、石狩の洋上は何基作る予定か分からないですけど、全体で30基近い、あるいは40基近いものを作ろうとしてる。ということになるとですね、調べたところの西当別の発電所だけでも、当別町の世帯の年間の使用量も充分賄えるぐらいの膨大な発電所を作ろうとしてるということですよね。だからその石狩全体のですね、そのお宅で考えている発電所、全部合わせるとですね、ほんとあの石狩市とか当別町の全世帯の電力を賄うくらいの膨大なものができる可能性があるわけ。それのですね、資金の出所がですね、仮にまたあのつくばと同じように、中国の国営企業がですね、仮にあの全部じゃなくて7割にしてもですね、もう全くそのあれじゃないですか。日本の電力の基盤がですね、中国の思うままみたいな形になるというふうに1部の週刊誌では書いてありますけど、それについてはどう思ってらっしゃるんですか。S:はい。それでは私どもが今現在、日本国内で計画しているソーラーシェア型、農業を行いながら発電事業を行いたいと考えているのは、概ね1000メガワットございます。そのうち北海道のこの地域では概ね450メガワットでございます。先程、ご指摘頂きました通り、私達が初めて農業と発電をハイブリッドさせました。今現在の高麗人参の生産高は日本の約6割から7割を私達が当社だけで賄っております。只、その当時は今から5年前6年前、日本の金融機関さんは農業と発電などできるわけがないということで、一切その投資やら出資という事に応じて頂けませんでした。その時に、確かに中国の国営企業様が、私達の3.11の事件の後、どういうことか私たちの茨城県も被災地の1つでございましたので、協力してくれるよということで、投資をして頂けました。間違いございません。但し、その後の発電所につきましては、中国企業のお金は一切使っておりません。その後、日本の金融機関様であったり、その他の大手様の意識が大きく変わり、私達のようなソーラーシェアという事業を注目して頂けるようになりました。また国の方でも推して頂けるようになりましたので、まず1つ目の質問に対する回答としましては、このあとの私達の事業に、中国企業のお金が入ってくることはございません。そして2つ目としましては、今回の私達が考えている北海道での発電事業は、おおまか大きな火力発電所1基分を考えてございます。できれば石炭火力ではなく石油ではなく、再生可能エネルギーをもってしまして、皆様方の生活を支えさせて頂ければ嬉しいと考えています。O:はい、ありがとうございました。一切、中国企業の資本は借りないとこのように断言されてましたんで、しかと聞いて頂いてですね。O:あと別の切り口で何かございましたら。O:西町のI(個人名)と申します。先程の説明では、低周波の所の説明を端折られたんですが、仮に住民の方から低周波で健康被害を受けてるように思うと問題提起された時は御社はどのように対応いたしますか。S:まず、低周波につきましてどのような影響があるのかどうか。これを調べるために今、環境影響評価を行っております。また私達の発電所が元になりまして、影響が出た場合には当然私たちが責任を持つべきものだと思っております。先程、お話