2021年12月18日(土)15:30~白樺コミュニティーセンター(仮称)石狩郡当別町西当別風力発電事業意見交換会合同会社石狩郡当別町西当別陸上発電所谷川(T)水杜の郷杉浦(S)水杜の郷渡邉(Y)水杜の郷宇津野(U)住民参加者(O)※敬称省略質疑応答O:茂平沢町内会のM(個人名)です。最初に事業の概要の部分で、会社の概要っていうのが全然わからないんですけども、今実施しようとしているのが合同会社というのは良いんですけども、結局、お金を出しているっていうかな、元々の事業をやっている会社というのはどういう会社なのか。それから、あと事業の収支というかな、その辺の計画が全く出てないんですけども。もうちょっと会社の概要と事業の収支について教えてもらいたいです。司会者:では、杉浦さんでもいいですし、渡邉さんでもいいです。S:はい、それでは、杉浦の方からお答えさせて頂きます。まず、この事業をですね、立ち上げを考えて実施してまいりましたのは、今、私が着ておりますジャケットを見て頂きますと、農業生産法人水杜の郷という法人でございます。この法人は日本で一番大きいソーラーシェア型の太陽光発電を行っている会社でございます。ソーラーシェアとは遊休農地を利用しまして、概ね220名で始まった会社でございます。茨城県つくば市にある遊休農地、その隣にクリーンセンターが出来たことで、風評被害が出まして農作物を作っても売れない。では、どうしたら良いのだろう、ということで当時のつくば市の市長さんとお話を進めて、この54ヘクタールの土地をなんとか有効利用できないだろうかということで、では太陽光を作りその下で高麗人参を作ろう、その計画を今から8年前に立て、6年前から実施し、5年前から稼働しております。ここで再生可能エネルギー、太陽光発電所を作ったことをきっかけにし、今、北海道で皆様とご説明させて頂いておりますが、青森県、宮城県、福島県、茨城県、そして熊本、そして沖縄で水杜の郷が主体として電力事業を行っております。また、収支につきましてなんですが、当然にトータルでは何千億円というお金になりますので、当社がそれほどのお金を持っているわけはございません。只、幸いにしてもエクイティーという言葉がございます。先程の合同会社は何であるかというお話をされたかと思うのですが、合同会社そのものは、それぞれの1つの事業しか行いません。例えば、今、私が申し上げましたように、農業生産法人水杜の郷、農業生産法人ですから電力事業を行うわけではございません。あくまでも土地を持つだけでございます。只、事業を行うにはプロジェクトファイナンスというものが要ります。では、お金を誰が出すかと言いますと、先程の収支の中からプロジェクトファイナンスとしまして、今までの経験ですと、金融機関さんに協力して頂いております。また、その他のことにつきましてはまだ完全に決まっていないところもございますので、私どもが責任を持って言える範囲としましては、ここまでとさせて頂きたいと考えております。O:みどり野町内会のN(個人名)と申します。今日ですね、この意見交換会で発電事業のですね、趣旨とか色々ご説明頂いて、納得するところを納得したんですけども、納得出来ないところもありまして、ちょっと質問させて頂きます。まず私はですね、この事業に対してはですね、まず私個人としては反対です。予めお話しておきます。それで一応みどりの野のですね、一員の人、住民ですね、あの茂平沢とか弁華別の住民の方と違って土着のある人がいないんで
すよね。すべて地方都市から移住されて、移住目的はやはり緑豊かな田園都市という形で、スローライフを過ごしたいという人が90、100パーセントと言って良いほどの人々なんですよね。それで私もここに来たのが今から10年ちょっと前なんですけれども、まず1つはですね、茂平沢、弁華別というのはですね、田園風景が残っているということですね。その理由としまして季節折々にですね、そちらの山々、今、計画をしている風力発電の山々がね、夕日が沈んた時に、5月になりますと弁華別、茂平沢の農家の方が水田に水を入れますよね。そうしたら、ピンクに染まって向こう見れば感動するとか、それから秋になりますと山々の山麓にですね、朝日の帯がぐっと出来て、非常に風情のある地域で、みどり野の人達はちょっと高台に住んでますので、ちょっと大げさな言い方しますと、眺望も良いし、風光明媚な所と私どもは自負しているところなんですけども。それでですね、1つですね、反対するのというはですね、自然をいじるということは世の中の、あの私が意見交換会、説明会で、私も長いこと企画の方を担当しやっておりましたので、企画は騙すという解釈を持っておりますのでね。それはさておきまして、山々の山頂にですね、巨大な風力発電機ね、そうすると私はですね、これはもうバケモノだと思います。それが将来、当別町にずっと尾を引くと思います。分かりますか?ですからバケモノというかね、大都市はバケモノ化して昔の風情がなくなってきていると思いますけどね。デジタル化などなってますけどね。僕は、このやっぱり当別町という自然を残すためにはね、絶対、風力発電をですね、設置することは容認出来ないということが1つなんですよ。みどり野町内会の住民達もその意見が非常に多くございます。それでここで事業内容で本事業は社会的地域的要請ともっともらしく書いておりますけど、この事業につきまして言葉は悪いですけども、私はブラック事業だと思います。そして御社はブラック企業だと思います。そこのところを良くご理解頂いて、それで主に最後の工事の中で配慮書の手続きで一般からの意見ですね、これをまとめると思いますけども。一応ですね、これ意見をまとめて、非常にもっともらしい反対の意見も手続きの中で、一応この事業を1回ニュートラルにすることは出来るんですか。元に戻して、もう一回考え直すことは出来るんですか。S:よろしゅうございますか。今、まさにその影響をですね、どのように与えるかということ自体を調査しているところでございますので、事業を行うか行わないかという判断することは、なかなか難しゅうございます。只、影響がある、どうしてもこの部分については容認できないというところがあれば、事業の計画ということは当然に考えます。そのために今調査をしておりますので。では、ニュートラルに出来るかどうかと申し上げますと、今はよく分からないというところが正しい回答になるのかと思います。O:それで私が冒頭で申し上げた一応ちょっと言葉が前後するんですけれども、まず建てることは、12基を設置することによって要するにバケモノ化しているということですね。ここのところを良く理解してほしいと思います。環境アセスメントの中でですね、ただ環境を守るんでなくてですね、やはり景観という中でね、住んでる人の、やっぱり自然というのは、当別町に住んでする方は自然の西日を五感六根で一日をですね、感じながら過ごしていると思うんですよ。皆さんそうじゃないですか。そこのところを良くご理解なさって。ですから確かにこの環境を論じてくれてますけども、私はやっぱり自然をいじるということはね、過去ずっと太古の昔から植物それから動物と共存共栄生きてね、やっぱりいじるということは、破壊されますから、環境は変わってきますから。ですから昔のようにですね、日本で河川法というのがありましてね。いわゆる川を真っすぐにすると、一切魚がいなくなりました。だから、そういうところを踏まえながらね、もっともっとディープにおろしてね、やっぱり社内でもって、我々の意見を1つ1つ吟味し捉えながら前向きに策定して頂ければ、私は幸いと思います。以上です。S:貴重なご意見ありがとうございます。ありがとうございました。O:町の町議会で反対決議したんですけども、そのことについてはどう思われているか、まず第一にお聞きしたいと思います。議会では先日反対多数、もうちょいいきましたけども、皆議
員さんは反対の意見を述べて全会一致で反対をしました。そのことについて、あなた方はどう考えているか、まずお聞かせ頂きたいと思います。それから石狩市では、すでに風力発電が稼働しております。聞くところによると、石狩に住んでる方には健康被害が出ているという話がきております。このことについてどう考えているのか、そしてどう調査しているのか、そしてそれを町民にどうやってお知らせしてくれるのか、この2点をお聞きしたいを思います。S:かしこまりました。それでは2つのご質問がございましたので。まず1つ目、町の方でですね、反対の議決が出たというニュース自体は、私達も知ってございます。只、その内容につきまして、議事録でありますとか、一辺倒の単純に反対されたということだけしか理解しておりませんので、是非、議事録を含めてその議決の内容を真摯に受け止めて研究させて頂きたいと思ってます。それが1つ目でございます。そして2つ目でございますが、確かに石狩市の方でそのような被害が出ているということも聞いてございます。当然にそういったことも踏まえた上で今の調査を進めていこうと考えております。そして、調査をしていく、あるいは調査の方法が決まり調査をしていく中で、また皆様方とこのような形で、皆様方には各地域の代表の方々もおられますけども、垣根はなく、一般の方々も含めまして、また説明会というものを行わせて頂きたいと考えております。2つ目の質問に対しましては、今行っている、まさにこの方法書。これに基づきまして、今言われたことも含めまして真摯に受け止めて、調査会社あるいは専門の方々と意見交換し、調査を行い情報収集をし、それを公開し、また皆様方との意見交換会というものを行っていたいと考えてございます。O:はい、ちょっとそれ、町民の代表者である議会が反対してるんです。あなた方これについてね、まだ十分知らないだとか何だとか言うのは、ちょっとおかしいんじゃないかと思うんです。くしくはこの中で、議員さん方から色んなことが出ました。議長さんからは八ノ沢の発電所の林道を見に行ったと。そしたら非常にずさんな工事をやっていると。あんなのがもしここでやられたら、土砂崩れの恐れも出てくると。立派なことを言ってるが、実際はあんなずさんな工事だということを言っております。その他に議員さん方から色んな意見が、我々の知らないような意見も出てきております。それで町民の代表者がですね、反対したんです。このことをあなたはどう、今ね、聞いていると軽く言ってる。それ、おかしいんじゃないかと思うんです。何度も話しをしてもね、町民の代表者が反対した、私の頭を、私達町民をぶん殴ってるのと同じです。ちょっと見てください。もう一度、町議会、町長も反対意見を言っております。ここをあなたはどう思うか、もう一度言ってください。O:それでも強行するのか。S:もう一度申し上げますが、決して軽んじているわけではございません。その町議会が反対だという票は確かに入れましたが、その内容については全く把握していないのです。当然にそれは把握するべき。私達でも今議事録を取り寄せたり、反対意見を述べられる方々からお話を伺おうとしております。もう一度申し上げますが、決して軽んじているわけではございません。出ている内容そのものを、まさに今調べているところでございます。そしてその1つ1つにはちゃんと対応を考えたいと真摯に考えております。司会者:今ですね、みどり野の会長が出して頂きました報告書ですね。委員会の報告書がございまして、議会の説明があります。これを申し上げます。現在、当別町内では民間の業者が主体となり巨大な風力発電12基を建設する仮称云々ということで進めるべく、環境アセスメントが進められています。本町では令和3年4月、ゼロカーボンシティを表明し、脱炭素に向け再生可能エネルギーの利用を推進しているところであり、当別町議会としても、政府が進める2050年までのカーボンニュートラルの実現に向け取組は重要と考えていることから風力を含めた再生可能エネルギーの利用構築に何ら異を唱えるものではない。しかしながら、ここからですね。当該風力発電事業は、景観上の問題、低周波音、超低周波音による健康被害、自然環境への影響などが懸念されるほか、事業主、主体に、事業主の主体ですね。皆様に対する不