「随分変わった天気だね、ヘドロが降ってくるなんてな」
眉目秀麗で華奢な体つきをした男。男!!
大きなギターケースを背負っていて、中には刀が入っている。この刀を鞘から抜ける人を探す旅をしているという。…抜けなかったんだ?!
ちなみに大事に背負っている割には扱いが雑。そこそこ丈夫なので物干し竿に使えるらしい。優秀
身長こそ小さめだが、ジャケットを着てバイクを乗り回すようなやんちゃさも持ち合わせている。「風が俺を呼んでる!…はず……だからトばしてもいいよね?」
旅をしている理由の一つに自分の記憶探しというものがある。後述する事情で記憶を失っているため。
本人曰く「思い出そうとすると頭がしびれるような感覚になるんだ…」
C:5'sの1期生。コールネームは紫電。
持っている刀の名前の「紫電一閃」から名付けられた。
Sクラスの特別開発。紫燕にとくべつ可愛がられていた個体でもある。
紫電一閃の効率的な運用を目指して造られた個体だったが、発電作用を引き起こすまではできてもとうとう刀を鞘から抜くことができなかった。
そこで財団から与えられた評価は期待外れ。その件と、ある一件を機にして屋上から身を投げる結末となった。それがトリガーとなっていろいろなことが起きたらしいのではあるが、本人には知る由もない…
「許して…せんせい…ごめんなさい…」