『機動戦士ガンダム 一年戦争』発表会の詳細を報告!!
●バンダイ、ナムコのコラボ作品第1弾がお披露目に
本日(1月28日)、バンダイとナムコが共同で展開するプロジェクト"PROJECT PEGASUS(プロジェクト・ペガサス)"の第1弾作品、『機動戦士ガンダム 一年戦争』の発表会が開催された。このプロジェクトは、バンダイが持つ最強のコンテンツ資産『機動戦士ガンダム』と、ナムコの高度なゲーム開発力がタッグを組むコラボレーション。これまでにないガンダム作品が誕生する期待から注目を集めている。
発表会の冒頭、バンダイビデオゲーム事業部ジェネラルマネージャー、東海林隆氏が登壇。同氏の口から、「いよいよ『機動戦士ガンダム 一年戦争』の全貌をお伝えします。発売日は4月7日。価格は7140円[税込]です。」と発売日、価格が発表され、注目の発表会がスタートしたのだ。
▲4月7日、新たな『機動戦士ガンダム』のゲームが誕生。アニメーション放映から25年を経て、『ガンダム』に新たな歴史が刻まれるのだ。 |
▲バンダイの鵜之澤伸氏とともに、このプロジェクトの発足に重要な役割を果たしたナムコの原口氏。 |
続いてステージに立ったのは、ナムコの原口洋一氏(同社常務執行役員 CTカンパニーバイスプレジデント)。原口氏は、「ナムコには『エースコンバット』シリーズの地形描写技術、そして『鉄拳』シリーズや『ソウルキャリバー』シリーズのモーションキャプチャー技術があります。しかし、ナムコにはキャラクターを育てるノウハウが乏しい。バンダイさんにはそれがあります。幸い、バンダイさんがナムコの技術に目をつけてくれて、このプロジェクトを進めることになりました。『ガンダム』の25周年、ナムコの50周年という節目の年という事もあり、開発にも熱が入っています!」とコメント。このプロジェクトにかけるナムコの意気込みを語ってくれたのだ。
●圧倒的なクオリティーで"一年戦争"を完全再現
そして、いよいよ『機動戦士ガンダム 一年戦争』の内容紹介に。スクリーンにムービーが映し出された。最初に、リアルなタッチで描かれたスペースコロニーの内部と外部が描かれた場面登場。そして、荘厳なオペラの楽曲をBGMに、ジオン軍のムサイ級巡洋艦の大艦隊、そしてそこから飛び立ったザクの群れが連邦軍の戦艦を襲うシーン、コロニー落としの場面……と、新たに描き起こされた原作アニメーションの名シーンがモンタージュ風につなぎ合わせられた、見事なムービーが展開された。
ゲームの概要は、バンダイビデオゲーム事業部チーフプロデューサー、堀内美康氏が説明。同氏の説明によると、『機動戦士ガンダム 一年戦争』は、原作アニメーションの"一年戦争"をまるごと体感できるアクションゲームで、新たに描き起こされたアニメーションカットによってストーリーが語られる。プレイヤーはブリーフィングで内容を聞いたあとミッションへ。ミッションには、地上ミッション、宇宙ミッション、射撃ミッションがあり、無重力の宇宙ミッションでは360度から敵が襲いかかってきたり、戦艦の外面を足場にする"着床"ができたりするとのこと。原作アニメと同じ手段で敵モビルスーツを倒したりすると"メモリアルアクション"が発動し、特別なムービーも見られるのだ。
▲数奇な運命のいたずらでガンダムに乗ることになったアムロが、数々の戦闘を経てパイロットとして成長していく姿が描かれる。 |
●記念キャンペーンを大々的に実施
このタイトルの発売を記念して、大々的なキャンペーンが実施されることも発表された。まずは、"GUNDAM THE BEST"キャンペーン。これまでにバンダイから発売された『機動戦士ガンダム』シリーズの7タイトルが廉価版になって再び発売されるのだ。下記の7タイトルが甦るぞ。さらに、"GUNDAM THE BEST"シリーズの初回特典として、"一年戦争"DVDを先着でプレゼント。『機動戦士ガンダム 一年戦争』のプロモーションムービーや劇場版『機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者』の特報が収録されている。ファン必見の映像集なのだ。
▲パッケージもシリーズで統一。ガンダムやジオングといったモビルスーツの頭部がカッコよく描かれている。 |
また、『機動戦士ガンダム 一年戦争』の予約特典も明らかに。300ミリ四方の"一年戦争カレンダー"がもらえるのだ。現実の日付はもちろん、作中の出来事も記入されたカレンダーとなっている。特典は数に限りがあるので、欲しい人は早めの予約、購入をオススメするぞ。
▲アニメーション『機動戦士ガンダム』は「兄が見ていました」とのこと。子供のころ、クラスの男の子たちがプラモデルを作っていて「人気があるんだなあと思っていた」とも語っていたぞ。 |
さらに、テレビCMの予定が発表された。第1弾から第3弾までのCMが予定されているとのことだが、このうちの第3弾"特別編"にグラビアなどで活躍しているタレント、磯山さやかが出演することが明らかに。そして、その磯山さやかが会場に応援に駆けつけたのだ。磯山は、「CM出演は初めてなので緊張しています。『ガンダム』は男の子たちに人気の作品。多くのファンのためにもがんばります」とコメント。『ガンダム』でお気に入りのキャラクターは、「ストーリーが進むとともに成長していくアムロ」だとか。ゲームも大好きだという磯山の笑顔で、同タイトルを盛り上げてくれるに違いない。
発表会を締めくくったのは、バンダイの鵜之澤伸氏(ビデオゲームカンパニープレジデント)。同氏は、「『機動戦士ガンダム』を題材にした作品は通常50万から60万本売れます。ところが、カプコンさんとのコラボレート作『機動戦士Zガンダム エゥーゴVSティターンズ』は90万本以上のヒットを記録しました。この『機動戦士ガンダム 一年戦争』ではそれ以上。国内だけで100万本以上を目指します」 と高らかに宣言していたぞ。
▲ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンの竹野史哉プレジデントも応援に。「『機動戦士ガンダム』はプレイステーションにとって最高のコンテンツ。プレイステーション立ち上げ以来のパートナー、ナムコさんとのコラボレーションということなので、ソニー・コンピュータエンタテインメントも強力にプッシュしていきます!」とコメントしていたぞ。 |
▲最後に「ミリオン! ミリオン! ミリオン!」と3回連呼。景気よいかけ声で発表会を締めくくったのだ。 |
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